名古屋市千種区東山動植物園25/03/01

この日は、最高気温が18℃になる、ほぼ無風の春本番の晴れの日、との天気予報で、最新の花マップ発行予定日。

 

新規グレビレア類・新規クリスマスローズ・黄花マンサク・ピンクネコヤナギ・ロニケラ=プルプシイ・セツブンソウ・ユキワリイチゲ・温室の新規花(イワタバコ科ネマタンツス=フィッスス・ボーモンティア=グランディフロラ・ムラサキオモトなど)・シュンラン・キクザキイチゲ・ダンコウバイ・セリバオウレン・カタクリ・新規梅・オオミスミソウ・ヒメカンアオイ、などの開花、満開のクレロデンドルム=クアドリロクラレ・フクジュソウ、見頃のウスギモクセイ・ウグイスカグラ、マンサク類の継続開花、などを期待して訪れました。

2月15日に引き続いての訪問です。

 

グレビレアは、蕾だった3種(フォークダンス広場脇の2種(‘ファイヤーワークス’・‘ジョンエバンス’)・植物会館南のアルピナ)の何れもが、蕾のままでした。

しゃくなげの森のクリスマスローズ類は、2種(ヘレボルス‘アイスブレーカーマキシ’・ハルザキクリスマスローズ1株)でした。

黄花マンサクは、しゃくなげの森小池東脇の株について、蕾の先端が黄色くなってきたものの、まだ蕾で、いちい峠脇の株に至っては、開花していたものの、「黄花」ではなく「赤花」でした。残念!

しゃくなげの森小池北端のピンクネコヤナギは、見頃ではあったものの、1花序の開花もなく、全て蕾のままでした。

宿根草園のロニケラ=プルプシイ全3株は、半開1輪に留まりました。

伊藤圭介の庭では、セツブンソウが2群6輪、ユキワリイチゲが1群7輪、開花しており、見頃でしたが、接写は叶いませんでした。

温室では、ボーモンティア=グランディフロラが咲き出し見頃で、イワタバコ科ネマタンツス=フィッスス・ムラサキオモトが1輪開花していたのを始め、22種(ユーフォルビア2種(‘九頭竜’など)・蘭2種(エリア・ラエリオカトレア)・コエビソウ、など)が新規に開花していました。

シュンランは、宿根草園北脇の株、どんぐり広場南の株、で、花芽が芽生えていました。

どんぐり広場南のキクザキイチゲは、3輪が開花していました。

ダンコウバイは、奥池北脇の株、お花畑休憩所西の株、共に、花芽の域を脱していませんでした。

日本庭園南道路南傍のセリバオウレンは、1群数株が開花し、咲きたて見頃でした。

カタクリは、ロックガーデン東、日本庭園池東脇、共に、芽生えすら確認できませんでした。

ウメは、「梅の谷」で3種(雲竜・一重寒紅・紅千鳥)、野はらビオトープで1種(冬至)、「梅の丘」で5種(冬至・青軸・玉牡丹・寒紅梅・八重寒紅)が、新規に咲き出していました。

ビオトープで、オオミスミソウを探してみましたが見当たらず、ヒメカンアオイも蕾のままでした。

 

温室のクレロデンドルム=クアドリロクラレは、満開となり、見頃でした。

フクジュソウは、武家屋敷門南脇で20輪以上、也有園北西脇で1群3輪、日本庭園池南東脇で2輪、が、開花し、見頃でした。

 

中国産植物園林のウスギモクセイは、開花する事も枯れ果てる事もなく、蕾のままでした。

奥池北脇のウグイスカグラは、1株数輪の開花に留まりました。

マンサク類は、アメリカ産植物見本園のシナマンサク1株が満開になり、中国産植物園林のシナマンサク2株・ハマメリス=ウエルナリスが終盤ながら見頃を保ち、早春の小径北傍・源氏の庭北西脇のマンサクも辛うじて見頃を保ち、早春の小径北傍のシナマンサクは満開を継続し、星が丘門南のシナマンサクは終盤、でした。

 

他には、

日本庭園池西で、三寸アヤメが1輪、全開しており、也有園周辺で、クロモジ類が蕾を付けていました。

 

 

以下、植物園温室の花&実、植物園温室以外の花&実、に分けて詳説しますが、各々の代表として掲載する花は、クレロデンドルム=クアドリロクラレ、ユキワリイチゲ、です。

植物園温室の花&実25/03/01

 

植物園温室以外の花&実25/03/01