名古屋市千種区東山動植物園24/08/14

このところの猛暑続きの為か、日本近海の海水温が異常に高く、台風の発生が頻発し、訪問を予定していた、8月15日以降、天気が不安定になるとの予報で、1日繰り上げ、この日8月14日の訪問としました。

 

ボタンクサギ・クルクマ=ペディオラタ・ナンバンギセル・植物園温室の新規花・フジカンゾウ・サワギキョウ・ノシラン・フユイチゴの開花、タイタンビカス・モミジアオイ・カンレンボク・ゲンノショウコ・ハマゴウ・フヨウ・ゴマ・サギソウ・ミズギク・ハマボウの残留開花、などを期待しての訪問で、8月1日に引き続いて訪れました。

 

中国産植物園林のボタンクサギは、それらしき草体はあるものの、蕾すら付けていませんでした。

宿根草園のクルクマ=ペディオラタは、全4株が咲き出し、見頃でした。

同じく宿根草園の、ナンバンギセルは、一見、まだ蕾の感じでしたが、よく探してみると、2ヶ所数輪の開花を確認しました。

植物園温室では、食虫植物や、ヤコウカなどの、新規開花を期待したのですが、新規開花の食虫植物は、タヌキモ科ウトリクラリア=ウリジノサ一種のみで、ヤコウカの開花は確認できませんでした。全般に、各種植物の開花が、猛暑の影響などで、芳しくない中、イクソラ‘スーパーキング’の新規開花が目立っていました。

武家屋敷門東脇のフジカンゾウは、降雨量が極端に少ないためか、花芽のまま、でした。

湿地園のサワギキョウは、数株が咲き出していました。

ノシランは、早春の小径北傍の株が咲き出していましたが、例年接写している株ではなく、触手出来ない株のみの開花で、小花の接写が叶いませんでした。

フユイチゴは、ビオトープで、多数の株が開花していましたが、日照り続きの為か、花に勢いが感じられませんでした。

タイタンビカスは、しゃくなげの森北端、星が丘門南脇、で、合計4輪ほどが咲き残っていました。

モミジアオイは、アメリカ産植物見本園での、白花1輪の開花に留まりました。

ツツジヶ丘南麓のカンレンボクは、花後になっていました。

伊藤圭介の庭のゲンノショウコは、赤花が数輪開花しており、接写してきました。

同じく、伊藤圭介の庭のハマゴウも咲き残り、こちらも接写してきましたが、フヨウは、花を付けていませんでした。

植物会館南脇花壇のゴマは、数株が花を付け、見頃でした。

湿地園のサギソウは、20輪ほどが咲き残り、見頃を継続していました。

同じく湿地園のミズギクは、1輪の開花に留まりました。

星が丘門南のハマボウは、花期を終えた感じでした。

 

他には、

伊藤圭介の庭で、メドハギが咲き出し接写が叶い、

植物会館南脇花壇で、初花のクフェア=ラベラ‘タイニーマイス’が数株開花していました。

温室西入り口脇水鉢で、ヘラオモダカ・ガガブタが開花しており、見頃でした。

星が丘門南脇では、初花の、アラビアジャスミンが咲き始めていました。

 

この日も、時折、雲が掛かって日照が遮られるシーンもありましたが、猛暑で、10時から15時までの散策が終わった時点では、ヘロヘロになりましたが、特に12時半から13時半の温室散策では、暑すぎて、一刻も早く散策を終えたい気持ちが先行し、花の探索がいいかげんになった感がありました。

 

 

以下、植物園温室の花&実、植物園温室以外の花&実、に分けて詳説しますが、各々の代表として掲載した花は、イクソラ‘スーパーキング’、クルクマ=ペディオラタ、です。

植物園温室の花&実24/08/14

 

植物園温室以外の花&実24/08/14