5月27日午後から、国道360号線天生峠の冬期通行止めが解除され、岐阜県立天生自然公園への立ち入りが可能となりました。

しかし、障害がいくつかありました。

第1番目は、新型コロナウイルス感染防止の解除宣言が出されたにも拘らず、ここ暫くは、他府県を跨ぐ移動自粛が求められていて、訪れたとしても、森林環境整備推進協力金(500円)を支払うゲートで、入場を断られる可能性がある事。5月27日、通行止め解除の確認と共に、公園協議会事務局にその旨問い合わせたところ、天生峠は、国道なので、通行を阻止する考えは今のところ無い、と言った、少し的外れな、答え。

 

第2番目は、アクセスに必要な、高速道路休日割引が、5月31日まで、停止されている、と言うこと

 

第3番目は、天生峠のある、岐阜県白川村の天気予報で、天気が良いのは、5月28日と29日だけ、と言った感じ。

 

高い高速道路料金を払い、入場できるかどうか判らない、5月28日は、とりあえず、訪問を止める事とし、

別の場所を訪れる事としました。

 

静岡県浜松市北区富幕山20/05/28

この日は木曜日。例年なら、休日割引のある、土日に訪れるのですが、5月30日・31日は、天気が思わしくなく、思い切って、天気が良い、この日に訪れました。

東名高速道路が、春日井IC名古屋IC間の工事で、渋滞が予測された為、東海環状道のせと品野ICから、新東名高速道路経由浜松いなさIC迄、高速道路を使い、平日料金2670円掛かりました。貧乏人には痛い出費です。

高速道路を走っていると、横断幕あり。

「不要不急の外出自粛を。休日割引不適応、6月14日まで」、と、ある。

勝手に決めちゃって、「聞いてないよーーーー」。

 

富幕山へは、イナモリソウ・ナガバカキノハグサ・ヤマサギソウ・マルバウツギ・シラキ・ガンピ・ウメガサソウ・ギンリョウソウ、などの開花を期待して訪れました。年に1度の訪問で、今年も、奥山登山道を使って訪れました。

 

 

イナモリソウは、奥山登山道脇でも、数輪が咲きだしていましたが、昨年ネットの友人に教えてもらった、登山道を逸れて入っていく、荒れた林道では、100株以上のイナモリソウが開花し、見頃でした。花弁が細い、ホシザキイナモリソウらしき花、白っぽい花など、色々ありました。

 

ナガバカキノハグサは、それらしき株1株が開花していましたが、ナガバかどうか判定に困る株でした。カキノハグサは、5株程花を付け、見頃でした。

 

ヤマサギソウは、自力では見付けられませんでしたが、偶然遭遇した他の登山者に、開花している場所を、ご教示頂き、撮影できましたが、あったのは、横倒しになった1株だけで、且つ、その場所は、日陰で、良い写真には成りませんでした。

 

マルバウツギは、イナモリソウが群生する、「荒れた林道」で、数株が満開&終盤になっていました。

 

シラキは、山頂付近の何時もの場所で、花を付けていました。

 

ガンピも、何時もの場所で、多数開花し、見頃でした。

 

ウメガサソウは、山頂付近の何時もの林道脇で、3株見つかりましたが、まだ蕾でした。

 

ギンリョウソウは、奥山登山道脇の何時もの場所で、開花し終盤になっていました。

 

 

他には、「荒れた林道」&取り付け道、で、タチキランソウらしき花が多数開花し、エビネが2株、オニルリソウらしき花1株が開花していました。その花は、花の直径が4mm程度と、少し大きく、茎に長い毛が見られたので、オニルリソウに間違いないと思っています。

イナモリソウ(健脚コース分岐点)P

 

イナモリソウ(健脚コース分岐点)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ。同右上(荒れた林道)P

 

イナモリソウ。同上(荒れた林道)P

 

イナモリソウ。同上(荒れた林道)P

 

イナモリソウ。同上(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

白っぽい、イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

ホシザキイナモリソウ?(荒れた林道)P

 

ホシザキイナモリソウ?(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

ピンク色が強い、イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

ホシザキイナモリソウ?(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

イナモリソウ(荒れた林道)P

 

ウツボグサが数株開花P

 

エビネが2株開花(「荒れた林道」取り付け道)P

 

エビネ。同左(「荒れた林道」取り付け道)P

 

ウメガサソウの蕾(山頂付近林道脇)P

 

オニルリソウ(荒れた林道)P

 

オニルリソウ。右上と同株(荒れた林道)P

 

オニルリソウ。左と同花(荒れた林道)

 

ナガバカキノハグサ?P

 

カキノハグサP

 

カキノハグサP

 

カキノハグサP

 

ガマズミP

 

キンランの花後P

 

ガンピP

 

ガンピP

 

ギンリョウソウP

 

クサイチゴの熟れた実(荒れた林道)P

 

コナスビ(荒れた林道)P

 

シラキ(山頂付近)P

 

タチキランソウ多数(荒れた林道)P

 

ナワシロイチゴP

 

蝶:イチモンジチョウとゴンズイ(山頂付近)P

 

蝶:イチモンジチョウとゴンズイ(山頂付近)P

 

ノアザミP

 

日蔭で開花した、ヤマサギソウP

 

マルバウツギ(荒れた林道脇)P

 

マルバウツギ(荒れた林道脇)P

 

マルバウツギ(荒れた林道脇)P

 

マルバウツギ(荒れた林道脇)P

 

マルバウツギ。同右上(荒れた林道脇)P

 

マルバウツギ。同上(荒れた林道脇)P

 

 

愛知県新城市比丘尼城跡20/05/28

ヤマサギソウ・ササユリの開花を期待して訪れました。今年最初の訪問です。

 

ヤマサギソウは、今年も、堰堤の土手が草刈りされていて、全く、見当たりませんでした。

やる気が失せながらも、ササユリの開花を期待して、東登山道を登り始めましたが、ササユリは、まだ蕾が蒼っぽいままで、傍らで満開になっているシライトソウを眺めながら、早々に下山しました。

西登山道に行けば開花していたかもしれませんが、登る気になりませんでした。

ササユリの蕾P

 

ササユリの蕾P

 

シライトソウP

 

シライトソウP

 

 

愛知県新城市大原調整池20/05/28

クサナギオゴケの開花を期待して、訪れました。今年最初の訪問です。

 

クサナギオゴケは、白花5株、赤花2株、が開花し、丁度見頃でした。

クサナギオコゲと同じ場所に、今年もナルコユリが咲いており、ついでに撮影してきました。

 

 

帰路、高速道路代金節約のため、国道301号線をひた走り、東海環状道路豊田松平ICから、せと品野ICの利用に留め、平日料金850円の出費で、抑えました。

クサナギオゴケP

 

白花の、クサナギオゴケP

 

クサナギオゴケP

 

白花の、クサナギオゴケ。上の株の小花P

 

クサナギオゴケの小花

 

白花の、クサナギオゴケ。上と同株の小花

 

ナルコユリP

 

白花の、クサナギオゴケP

 

 

高速道路の休日割引の停止期間の延長、

他府県民の訪問自粛要請(5月28日にネットに掲載された模様)、

のダブルパンチで、天生自然公園への今年の訪問を取りやめ、何時もの面の木峠・茶臼山山麓に出掛ける事としました。

愛知県設楽町・豊田市面の木峠20/05/29

ササバギンラン(面の木峠20/05/29)

 

 

 

長野県売木村・根羽村茶臼山山麓20/05/29

コフタバラン(茶臼山20/05/29)

 

 

 

長野県根羽村月瀬大杉付近20/05/29

コケイランの残留開花、アオテンマの芽生え、ギンバイソウ・ヤワタソウの成長、を期待して訪れました。5月12日に引き続いての訪問です。

 

コケイランは、数株が残留開花していました。

アオテンマの芽生えは、今年も確認できませんでした。

ギンバイソウは、10数株が成長し、内1株が極小の蕾を付け出していましたが、数株あるヤワタソウは、まだ1株も、花穂を立てていませんでした。

ウツギが残留開花P

 

ヤワタソウの葉っぱP

 

ギンバイソウの草体P

 

ギンバイソウの草体。極小の蕾付きP

 

終盤の、コケイランP

 

終盤の、コケイランP

 

コゴメウツギが満開P

 

コゴメウツギの小花