御嶽田の原15/06/20 昨年秋の噴火で、草花などに変化があったかも知れないと思いつつ、今年も、この時期(夏至前後)、御嶽田の原に、行って来ました。御嶽山のレベル3の警戒が続く中、奥社までしか行けない事が判っていたので、家を出たのは8時過ぎでした。 今日の王滝村のピンポイント天気予報は曇り。前々日までの天気予報は晴れだったので、雨は降らないだろうと、訪れてみました。
御嶽スキー場の、何時ものポイントには、ノビネチドリが10株程固まって開花していました。無事だったようですが、着いた途端、雨がポツポツ降って来ました。ノビネチドリを撮影していると、少し上の路肩に駐車する車あり。数人が、道から少し入り、草叢で、何かを物色している様子。ノビネチドリ撮影後、その場所に行って見ると、マイヅルソウ、ツマトリソウ、ミツバツチグリ?、そしてシロバナノヘビイチゴが、各々群落を作って、咲いていました。綺麗なシロバナノヘビイチゴの花を見たのは、初めてでした。
御嶽スキー場を出て、上へ登って行くと、次第にガスが掛り出し、雨も降って来ました。田の原駐車場に到着した11時半頃には、本降りの雨になって来ましたが、風も無かったので、駐車場の回りや、奥社までの6合目、そして、田の原天然公園を散策する事としました。
駐車場脇では、クロユリは、まだ蕾で、タケシマランは花期が終わっていました(撮影なし)が、ヒメタケシマランの花は残留していました。ゴゼンタチバナは、何時ものように蕾でした。
6合目では、コイワカガミ・ミツバオウレンが何時ものように、群生していました。ツガザクラも2群30輪程、開花しており、ミネズオウが終盤で、クロウスゴが果実期になっていました。
登山道を奥社方向に進むと、御嶽山の雲が次第に切れ、王滝頂上小屋も望める程になって来ました。通行止めの標識を見ながら奥社に行くと、コバイケイソウが2株、噴火の犠牲者を弔うが如く、開花し出していました。
通行止めのため、そこで踵を返して、雨が上がった、田の原天然公園の木道を辿って、駐車場まで戻ったのですが、木道は雨で濡れており、滑るのを嫌って、超スローペースで、歩んだため、田の原展望台に至るまでに、25分程を要しました。天然公園では、クロユリが数輪開花しており、ツマトリソウも2輪開花していましたが、チングルマが一輪しか見当たらず、絶えてしまったのかと危惧しながら探し回ると、一ヶ所に咲きたての花、数輪が見付かりました。チングルマの開花は、今年は遅いのかもしれません。散策中は、時折、太陽も顔を出し、このまま晴れ上がるかもしれない、と思った位でした。
散策を終え、遅い昼食のコンビニおにぎりを食べ終えた、13時頃には、再びガスが出て来て、小雨が降り出して来ました。 |
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