御嶽田の原13/07/16

例年、祝日の「海の日」に、御嶽田の原を訪問しています。

しかし、7月15日「海の日」の、ここ、長野県王滝村のピンポイント天気予報は、今一の天気。

思い切って、一日延ばしにして、翌日訪れる事としました。この選択は、凶と出るか吉と出るか...。

何時ものように早起きして、4時半に家を出発しました。

 

家を出て、東の空を見ると、うろこ雲が朝焼けに赤く染まり、とても美しい光景でしたが、運転中なので、写真が撮れなかったのは残念!。

中央道多治見ICを5時少し過ぎに入り、中津川ICを5時半過ぎに降りました。高速道路から見た御嶽山は、西側が晴れていて、東側山麓に雲が掛っていました。

木曽福島に到着すると、辺り一面雲が立ち込めていましたが、王滝村に入ると、ドピーカンの御嶽山が望めました。

 

 

御嶽スカイラインの道端

田の原駐車場に着く前に、ネットの友人が、6月23日に、ノビネチドリが数株咲いていた、と言う場所に立ち寄って見ました。そこは、御嶽スカイラインの道端で、6合目位の場所でした。

ノビネチドリは、当然ながら見当たりませんでしたが、ベニバナイチヤクソウ・ヤマブキショウマが群生し、初花のツレザキソウ属の花(ハシナガヤマサギソウかな?)が2株、見付かりました。

 

御嶽田の原天然公園&登山道

田の原駐車場に到着(7時30分過ぎ)してみると、乗鞍岳・槍ヶ岳・穂高連峰が綺麗に見え、勿論、御嶽山も、少し雲が掛りながらも晴れ渡っていました。田の原登山道9合目上の「一口水」辺りも、雪解けが進んでいる感じで、花も期待できそうでした。体力が持つかどうか、心配でしたが、行ける所まで行って見ようと思い、駐車場の回りの花を撮影後、登山道の花を撮影しながら、登山&草花散策に、いざ、出発!。

歩き出してみると、意外にも足取りが軽く、

奥社前:8時45分――>7合目:9時05分――>8合目:10時20分――>8合目石室:10時40分――>9合目:11時30分――>「一口水」12時でした。ドピーカンではなく、薄曇りだったお陰でしょうか?。

「一口水」は、道標がちょっと頭を出していただけで、雪に覆われていました。ここで、2回目の昼食タイムです。(一回目は、8合目で、オニギリ一つ)。

昼食を摂ろうと、小休憩をしていると、辺りが霧に覆われた為か、雪渓の上に、雷鳥が現れました。雷鳥は、「一口水」に向かって真っすぐ歩いて来ます。後ろから、転げるように、4、5羽のヒナを連れて...。

「一口水」には、私と、夫婦連れ、荷揚げ屋さん、の4人が居ましたが、私達の足元2mの場所に来て、親鳥が砂浴びを、し始めました。まるで、「さあ、撮影タイムですよ。皆さん、写真を撮って下さいな」って言わんばかりでした。それは、ほんの3分程の出来事でした。すぐに、雛たちを連れて、登山道を下って行き、「一口水」から5m下の場所(小休憩している登山者が居る場所)で、またもや、砂浴びのパフォーマンスを、やり出しました。大サービスですね。

 

この大サービスに、何だか嬉しくなり、時間が許す限り(13時迄)、上に登って花を見よう、と言う気になり、王滝頂上直下の斜面のハクサンイチゲの場所まで行ってしまい、撮影して来ました。

 

「一口水」発:12時8分――>9合目石室:12時50分――>王滝頂上直下ハクサンイチゲの場所:13時5分。

田の原駐車場に戻ったのが、15時15分でした。

下界とは比べ物にならない程涼しくて、そして、色んな花にも出会えて、大満足の一日でした。

 

花の様子ですが、

ハクサンイチゲ:王滝頂上直下に、3ヶ所の群生を確認。

ミヤマダイコンソウ:9合目石室下辺りから、見付かり、王滝頂上直下まで、多数の群落を確認。

イワベンケイ:9合目石室上から、あちこちに群生。

ツガザクラ:「一口水」の何時もの場所や、「一口水」上に、4か所ほど群生。

オオツガザクラ:「一口水」上のお馴染の場所で、100輪が群生。

アオノツガザクラ:「一口水」上で、10輪ほどありましたが、オオツガザクラとの区別が不明瞭の為、?付きとしました。

イワヒゲ:「一口水」&上で、2群3輪。

コメバツガザクラ:「一口水」で3輪。

イワギキョウ:何時もの、8合目石室付近を見てみましたが、見当たりませんでした。

オオバタケシマラン:久しぶりに、8合目下で3株見付けました。

ツマトリソウ:6合目から7合目に掛けて、100輪以上開花していましたが、到着して最初に見たものは、雨露に濡れていました。

ホソバノキソチドリ:田の原天然公園、6合目登山道脇、奥社前で、15株程見掛けました。

ゴゼンタチバナ:駐車場から9合目下まで、あちこちで開花していました。

シラタマノキ:駐車場脇では、開花していましたが、6合目&7合目下では、まだ蕾でした。

コバノイチヤクソウ:7合目で、大群生していましたが、まだ蕾でした。

シナノオトギリ:6合目で一輪、7合目で3輪、開花していましたが、8合目では花期を終えていました。

エゾノヨツバムグラ:駐車場脇で、10株程開花していました。

ハクサンシャクナゲ:多分、キバナシャクナゲでは無い、と思っていますが、8合目から9合目に掛けて、あちこちで多数開花。

ミヤマアカバナ:朝、登山時に、蕾を一輪見かけ、下山時に、開花を期待したのですが、場所が判らなくなりました。

ウラジロナナカマド:あかっぱげ付近では、終盤でしたが、「一口水」上で、開花したての花がありました。

コバイケイソウ:今年は、当たり年のようで、田の原天然公園や、田の原駐車場で、群生し満開でした。

クロマメノキ:6合目で、扁平な花と、細長い花との、2種が多数ありました。ヒメクロマメノキが混じっているかもしれませんが、よく判りませんでした。

イワツメクサ:あかっぱげ付近から、8合目までは、ほんの少し咲いていただけですが、8合目上から王滝頂上下まで、あちこちで群落を造っていました。

コケモモ:6合目から8合目上に掛けて、至る所で開花していました。

御嶽山(田の原駐車場から)

 

御嶽山山頂付近の、残雪の様子(田の原駐車場から)

 

乗鞍・槍・穂高連峰(田の原駐車場から)

 

乗鞍岳・槍ヶ岳(田の原駐車場から)

 

槍ヶ岳・穂高連峰(田の原駐車場から)

 

残雪の様子(「一口水」下)

 

残雪に埋もれた道標(「一口水」)

 

雷鳥。青と赤のアンクレット装着(「一口水」)

 

雷鳥の親子(「一口水」)

 

砂浴び中の、雷鳥(「一口水」)

 

雷鳥の雛たち(「一口水」)

 

雷鳥。登山道でのパフォーマンス(「一口水」)

 

アオノツガザクラ?(「一口水」上)

 

アオノツガザクラ?(「一口水」上)

 

オオツガザクラ(「一口水」上)

 

オオツガザクラ(「一口水」上)

 

オオツガザクラ(「一口水」上)

 

オオツガザクラ(「一口水」上)

 

イワツメクサ(あかっぱげ付近)

 

イワツメクサ(あかっぱげ付近)

 

イワツメクサ(8合目)

 

イワツメクサ(8合目上)

 

イワツメクサ(9合目下)

 

イワツメクサ(9合目石室下)

 

イワヒゲ(「一口水」)

 

イワヒゲ(「一口水」)

 

イワヒゲ(「一口水」上)

 

クロウスゴの若い実(7合目下)

 

イワベンケイの若い実(9合目石室上)

 

イワベンケイの若い実(9合目石室上)

 

イワベンケイ(王滝頂上小屋下登山道)

 

イワベンケイ(王滝頂上小屋下登山道)

 

イワベンケイ(王滝頂上小屋下)

 

イワベンケイ(王滝頂上小屋下)

 

ウスノキ(7合目下)

 

ウスノキ(あかっぱげ付近)

 

ウラジロナナカマド(「一口水」上)

 

ウラジロナナカマド(「一口水」上)

 

終盤のウラジロナナカマド(あかっぱげ付近)

 

コイワカガミ(9合目)

 

エゾノヨツバムグラ(駐車場脇)

 

エゾノヨツバムグラ(駐車場脇)

 

オオバタケシマラン(8合目下)

 

オオバタケシマラン(8合目下)

 

オオバタケシマラン(8合目下)

 

オオバタケシマラン(8合目下)

 

終盤のオオヒョウタンボク(8合目下)

 

終盤のオオヒョウタンボク(8合目下)

 

終盤のオオヒョウタンボク(8合目下)

 

オオヒョウタンボクの若い実(8合目下)

 

オガラバナ(7合目上)

 

オガラバナ(7合目上)

 

オンタデ(7合目下)

 

オンタデ。小花をアップ(7合目下)

 

カンチコウゾリナ(奥社前)

 

カンチコウゾリナ(奥社前)

 

クロツリバナ(あかっぱげ付近)

 

クロツリバナの若い実(8合目下)

 

クロマメノキ(6合目)

 

クロマメノキ(6合目)

 

クロマメノキ(6合目)

 

クロマメノキ(6合目)

 

終盤のクロユリ(駐車場脇)

 

クロユリ(6合目)

 

コケモモ(6合目)

 

コケモモの蕊。左と同じ花(6合目)

 

コケモモ(あかっぱげ付近)

 

コヨウラクツツジ(7合目下)

 

ゴゼンタチバナ(駐車場脇)

 

ゴゼンタチバナ(奥社付近)

 

ゴゼンタチバナ。右上と同じ花(奥社付近)

 

ゴゼンタチバナ(8合目石室上)

 

コバイケイソウ(駐車場脇)

 

コバイケイソウの花部(駐車場脇)

 

コバイケイソウの雌花序(駐車場脇)

 

コバイケイソウの雄花序(駐車場脇)

 

コバイケイソウ(田の原天然公園)

 

コバイケイソウ。左の株の花部(田の原天然公園)

 

コバノイチヤクソウの蕾(6合目)

 

コバノイチヤクソウの蕾(7合目)

 

コバノイチヤクソウの蕾(7合目)

 

コメバツガザクラ(「一口水」)

 

コメバツガザクラ(「一口水」)

 

コメバツガザクラの花後(「一口水」)

 

サラサドウダン(7合目上)

 

サラサドウダンの蕊。左と同じ花(7合目上)

 

シナノオトギリ(6合目)

 

シナノオトギリ。左と同じ花(6合目)

 

シナノオトギリ。上と同じ花(6合目)

 

シナノオトギリの葉っぱ(6合目)

 

シナノオトギリ(7合目)

 

シラタマノキ(駐車場脇)

 

シラタマノキ(駐車場脇)

 

シラタマノキの蕾(7合目下)

 

セリバシオガマの葉っぱ(7合目上)

 

タカネナナカマド(8合目石室)

 

チングルマの綿毛。水滴付き(田の原天然公園)

 

チングルマの綿毛。水滴付き(田の原天然公園)

 

タカネニガナ(8合目)

 

ツガザクラの実(6合目)

 

ツガザクラ(「一口水」)

 

ツガザクラ(「一口水」)

 

ツガザクラ(「一口水」上)

 

ツガザクラ。左と同じ株(「一口水」上)

 

ツガザクラ(「一口水」上)

 

ツガザクラの蕊。左と同じ花(「一口水」上)

 

水滴付きの、ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ。左と同じ株(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ。左と同じ株(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ハクサンイチゲ(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンイチゲ。左と同じ株(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンイチゲ。上と同じ株(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンイチゲ(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンイチゲ。右上と同じ株(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンイチゲ(王滝頂上小屋下)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目上)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目上)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目石室上)

 

ツルツゲの雌花(6合目)

 

ツルツゲの雄花(6合目)

 

ネバリノギラン(6合目)

 

ハリブキの若い実(駐車場脇)

 

ハシナガヤマサギソウ?(スカイライン道路脇)

 

ハシナガヤマサギソウ?(スカイライン道路脇)

 

ハシナガヤマサギソウ?(スカイライン道路脇)

 

ハシナガヤマサギソウ?(スカイライン道路脇)

 

ヒロハツリバナの実(6合目)

 

ミドリユキザサ(あかっぱげ付近)

 

べニバナイチヤクソウ(スカイライン道路脇)

 

べニバナイチヤクソウ(スカイライン道路脇)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ。左の株の花部(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ。左の株の花部(6合目)

 

ホソバノキソチドリ。上の株の小花(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(奥社前)

 

ホソバノキソチドリ。右上の株の花部(奥社前)

 

ホソバノキソチドリ。上の株の小花(奥社前)

 

ホソバノキソチドリ。上と同じ株(奥社前)

 

ミヤマアカバナの蕾(6合目)

 

ミヤマアキノキリンソウ(スカイライン道路脇)

 

ミヤマアキノキリンソウ。同左(スカイライン道路脇)

 

ミヤマアキノキリンソウ(8合目石室)

 

ミヤマアキノキリンソウ。同左(8合目石室)

 

ミヤマゼンゴ(あかっぱげ付近)

 

ミヤマゼンゴの葉っぱ(あかっぱげ付近)

 

ミヤマゼンゴ(8合目)

 

ミヤマゼンゴの葉っぱ(8合目)

 

ミヤマゼンゴ(9合目石室上)

 

ミヤマダイコンソウ(9合目石室下)

 

ミヤマダイコンソウ(9合目石室)

 

ミヤマダイコンソウ。左と同じ花(9合目石室)

 

ミヤマダイコンソウ(9合目石室上)

 

ミヤマダイコンソウ(王滝頂上小屋下)

 

ミヤマダイコンソウ(王滝頂上小屋下)

 

ミヤマダイコンソウ(王滝頂上小屋下)

 

ミヤマホツツジの蕾(あかっぱげ付近)

 

ヤマハハコの蕾(8合目)

 

モミジカラマツ(駐車場脇)

 

モミジカラマツ(駐車場脇)

 

ヤマブキショウマ(スカイライン道路脇)

 

ヤマブキショウマ(スカイライン道路脇)

 

ヤマブキショウマの開きかけ(8合目)

 

マイヅルソウ(6合目)

 

マイヅルソウ(7合目)