御嶽田ノ原02/07/28 |
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あまり良い天気ではなく曇っていましたが、時々日も差す、雨も風もないまずまずの天気です。 田ノ原は、車を駐車するスペースもないくらいごった返しており、 登山道は、御嶽信仰登山の「六根清浄」の掛け声に満ち溢れ、私のような草花をじっと見ている者を、 場違いな、どこか別の星の人がいるのではないかと訝しがる人々が、長い列を作って登坂/下山していました。
どう思われようと、トンと意に介さない私は、花を求めてあちこちウロウロしました。
田ノ原の湿原の中では、2週間前には出穂したばかりのコバイケイソウが、もはや花期の終りを迎え、 ホソバノキソチドリらしきラン、シラネニンジン(?)、ネバリノギラン、が咲いています。 公衆トイレの裏側の草地には、ミヤマアカバナと紫色の蕾をつけたタデ科(?)の草がありました。
田ノ原から8合目までの登山道では、コバノイチヤクソウがあちこちで咲いており、 シナノオトギリ、ホザキカエデ、御嶽の名を冠するオンタデ、モミジカラマツ、セリバシオガマ、 ゴゼンタチバナ、ネバリノギラン、が咲いています。 ネバリノギランは指で触ってみたら、名前の通り、ネチャネチャしていました。 名前のわからない、キク科の黄色い花もあちこちで咲いています。 2週間前に暗くてうまく撮影できなかったイワヒゲはすっかり花が落ち、実になっていました。 実の状態を撮影しようとしましたが、今回も失敗してしまいました。
奥の院(奥社)の前の庭には、2週間前には出たばかりだった、シロウマチドリらしきランが幾株かあります。
8合目では、ハクサンシャクナゲが花をつけ、コケモモが花期を終えようとしていました。
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