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長野県山ノ内町志賀高原旅行25/07/28〜07/30 阪急交通社トラピックス中部が主催する「さわやか志賀高原2連泊3日間」と言う、旅行に、夫婦で、出掛けました。 阪急交通社が実行するのは、往路復路の特急列車の乗車券&指定券の購入と、宿泊ホテルの手配で、最寄り駅(長野駅)からの送迎は、その宿泊ホテルの責任で行うといった、旅行プランです。 宿泊ホテルでは、朝食と夕食を用意し、あとは参加者による自由行動で、自由行動の私たちの目的は、勿論、志賀高原の花々の観察&撮影です。 25/07/28 JR中央線の「特急しなの」に多治見駅で11時23分に乗車すべく、自宅を10時に出発。 多治見駅に10時50分頃に到着し、乗車すべく「特急しなの9号」の到着を待機。 すると、11時10分過ぎ、「勝川駅と春日井駅の間で、人と接触する事故があり、運転を見合わせている」との駅内放送があり、ホームでの「次発列車:しなの9号11時23分」の表示が消えてしまいました。 駅員に尋ねると、高蔵寺駅までの折り返し運転の手配などで多忙を極めており、こちら迄手が回らない様子で、教えられるまま、ネットで運行状況を確かめると、勝川駅の一つ手前の新守山駅で、しなの9号が停車している模様。運転取り止めにはなっていない様子なので、一安心しながら、暑いホームで待機する事としました。 「事故処理が終わり、12時10分から運転再開」との場内放送があり、12時40分過ぎ、漸く、しなの9号が到着。 当初の予定では、長野駅に14時頃到着し、ホテルの送迎バスにて、ホテル到着が15時過ぎ、との事で、 ホテル到着後、ホテル周辺の草花散策が行なえる筈が、1時間半の遅延の為、駄目になってしまいました。 ホテル「志賀グランドホテル」に到着したのは、16時半過ぎ。 この旅行プランの参加者は9名でした。 ホテルでは、翌日のオプショナルツアーとして、群馬県境近くの「横手山パノラマコース」を薦められましたが、賛同者が2名で、成立せず、代わりに、私達を含む9名中5名が、希望していた、「東館山高山植物園」を含む、「ゴールデンライン」なるツアーが提案され、9名全員で参加する事となりました。 志賀グランドホテル周辺25/08/29 「ゴールデンライン」ツアーの出発時刻は10時との事で、 6時半開始の朝食後、1時間以上の時間的余裕があり、ホテル周辺の草花撮影を行いました。 標高1700mの平坦な場所にある、ホテル周辺には、他のホテルも多数あり、各ホテルの庭先の草花を見て回りましたが、ヤナギラン・ハクサンフウロ・ノジトラノオ・不明蔓植物(後で、クロヅルと判明)・ハタザオギキョウが群生開花し、ハゴロモグサ・ツルオドリコソウ(赤花)・ハナチダケサシ・ハマナス?・キバナノヤマオダマキ・バイケイソウ・コバギボウシ?なども開花しており、道路際には、不明のマメ科植物(グーグルレンズで調べてみると、シロバナシナガワハギ、との事)も、多数開花していました。 ハマナスですが、カラフトイバラかも知れないので、ハマナス?として掲載して置きます。 |
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東館山高山植物園25/07/29 志賀グランドホテルの女将自ら運転する自家用車で、東館山ゴンドラリフト乗り場まで送り届けて貰い、「ゴールデンライン」完遂のための腕輪チケットを受け取り、東館山高山植物園に到着したのは、10時半。 標高2000mのこの場所は、気温19℃で且つ曇り空で、平地とは比べ物にならない別天地でした。 しかし、ゴンドラリフト3本を乗り継いで行く集合場所での集合時刻は13時半との事で、集合場所近くの蓮池に咲く花の観察時間を考えると、下りのゴンドラリフトの乗車は、12時半がギリギリで、ここでの散策時間は2時間弱。 初めての場所なので、どの程度回れるか判らないうちに、草花散策に出掛けました。 上り下りのある散策道で、2時間弱の散策でも結構疲れ果て、12時20分、山頂カフェでホットドックの昼食を済ませ、12時半、下りのゴンドラリフトに乗り込みました。 肝心の花ですが、 初花14種(センジュガンピ・タカネアオヤギソウ?・チョウジギク・ハクサンオミナエシ(コキンレイカ)・ミネウスユキソウ・タカネナデシコ・クロヅル・シガアヤメ・シャジクソウ・イブキボウフウ?・イブキセリモドキ?・タカネコンギク・オニアザミ?・ノハラアザミ?)に遭遇し、キンコウカ・バイケイソウ・ニッコウキスゲ・ハクサンフウロ・ヤナギラン・ヨツバヒヨドリ・クガイソウ、などが群生開花し、クルマユリ・コマクサ・ミヤマホツツジ・マルバダケブキ・コバノイチヤクソウ・タマガワホトトギス・イワショウブ・イブキトラノオ・ハナチダケサシ・ヤマブキショウマ・モウセンゴケ・ミズギク?・シナノオトギリ?・イワアカバナ、なども開花しており、サンカヨウ・オオヤマレンゲ・アカモノ・ノウゴウイチゴ?・オオカメノキ・ギンリョウソウなどが実を付けていました。 蝶は、コヒョウモンが多数居て、マルバダケブキに停まるアサギマダラも見つかりました。 ミズギクですが、ここで見たものは、茎葉が、通常のミズギクよりだいぶ大きく、ミズギク?、としました。 また、セリ科の花・アザミの花は、同定が難しく、いい加減な同定となっています。 |
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ブナ平ゴンドラリフト乗り場付近25/07/29 東館山ゴンドラリフトを降り、2つ目のブナ平ゴンドラリフトに乗り継ぐため、乗り継ぎ用のゴーカートと、徒歩で、乗り場に行く道中、ヤマアジサイ?とツルアジサイを見掛け、撮影。 標高は1700m?。 ブナ平ゴンドラリフトに乗ると、リフトコースの真下には、ヤグルマソウが群生していました(撮影ナシ)。 |
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志賀高原リゾートゴンドラリフト付近25/07/29 ブナ平ゴンドラリフトを降り、最後の、志賀高原リゾートゴンドラリフトに乗るべく、歩を進めると、道脇に、色んな花(ネビキミヤコグサ・アレチマツヨイグサ・ミツモトソウ・クサフジ?・キンロバイ・イケマ)が咲いており、先を急ぐ女房殿を追いかけながら、撮影。 標高1400m?。 |
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志賀高原蓮池25/07/29 志賀高原リゾートゴンドラリフトは、3個のゴンドラがくっ付いて運行するものでしたが、少し驚いたことに、降りるのではなく、登っていました。 志賀高原リゾートゴンドラリフトを降りたのは、13時少し過ぎ。 蓮池は、ゴンドラリフトを降りた場所から50m程の場所にあり、集合時刻(13時半)が迫る中、散策する時間(所要時間20分らしい)があるか不安になりつつ、池に到着すると、同じツアー参加者を池脇に見掛け、合流。9人中5名なので、少々遅れても多数決で何とかなる、との事で、池を一周。 集合場所には、5分の余裕がある、13時25分に戻って来られました。 蓮池では、ハスの花が満開との宿泊ホテル案内人の情報にも拘らず、ハスは見当たらず、期待していたヒツジグサの開花もなく、あったのはスイレンだけでしたが、 池にはコウホネも開花しており、池の周回路上には、コオニユリ・ホツツジ・ノリウツギ・ヤブカンゾウ・イケマなどが開花していました。(イケマの撮影は時間の都合上パス) 標高1500m?。 |
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旧志賀高原ホテル庭25/07/29 宿泊先の志賀グランドホテルからの迎えのマイクロバスに乗り込み、「志賀高原散策」に行くと言う事で、到着したのは、所用時間5分の場所にある、志賀高原歴史記念館。 ここで約25分の見学を行い、14時に、再度迎えに来る、との事。 建物などには興味のない私は、疲れがピークを越えていて、見学どころではなかったのですが、庭にコマクサなどが見頃になっているとの記念館案内人の一言で、少し元気に。 庭では、数株のコマクサが綺麗に開花しており、1輪のマツムシソウも開花し、 建物の脇ではノリウツギも開花していました。 館内に入ると、 記念館案内人は、皆(総勢9人)を暖炉前の椅子に座らせ、この記念館の成り立ちなど、5分間にわたる説明があり、3階建ての建物内部を、時間まで、見学するよう、仰っていました。 聞けば、ここは、昭和10年代に長野県に建てられた3つの国策ホテル(上高地ホテル・志賀高原ホテル・野尻湖ホテル)のうちの一つ、志賀高原ホテルを、改築保存したもので、日本の近代スキーの歴史を物語る、スキー板、競技賞品メタル、などが保管されている、との事でしたが、私には一切興味が無く、横目で眺めていました。 標高1500m?。 |
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志賀グランドホテルへの帰着25/07/29 ホテルに帰着したのは、14時10分頃。 私は、女房共々、疲れ果て、15時に野天風呂が利用可能になる時刻を見計らって、お風呂で汗を流し、18時半の夕食後は、部屋でテレビを見ながら寛ぎ、何時ものように、11時過ぎに就寝。 一方、残りの7名は、ホテルで企画した、もう一つのオプショナルツアー「ゲンジボタル見物」に出掛けられました。 皆さん、タフですね。 25/07/30 9時にホテルのマイクロバスで、下界に向け出発。 途中、下界での灼熱地獄の中、山ノ内町の産直ストアに立ち寄り、自宅付近の半値で売られている、モモ・トウモロコシ・枝豆・ソルダム・その他を、購入し、宅配便で郵送。 長野駅着は、10時半ごろ。 12時始発の特急しなの12号に乗車すべく、時間潰しの為、長野駅構内の売店で、車内食用のカツサンドを購入したり、ホットドック店のコーヒーをすすったりして、過ごす。 特急しなの12号は、当たり前ながら、時間通りに運航し、15時に名古屋駅到着。 途中、多治見駅で1組2名、千種駅で1名が下車。 往路では、多治見駅で乗り込んだ私たちは、金山駅の「スシロー」に立ち寄るため、名古屋駅まで乗車。 金山駅まで戻り、途中下車して、「スシロー」へ。 早めの夕食を済ませ、自宅最寄りのバス停に到着したのは、17時少し前。 約10分間、灼熱地獄の中を歩き、自宅に到着時には汗まみれとなり、疲労も限界に達していました。 |
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