長野県木曽町城山自然歩道25/04/26

この日は、晴天で、風が弱く、最高気温が１８℃という、絶好の草花散策日和。

木曽福島駅に１０時２５分着の特急電車で到着し、城山自然歩道で花散策を行い、１５時３１分木曽福島駅発の特急で帰宅する、と言う計画です。

問題は、普段、道路脇などの階段の登りが億劫になっている私にとって、この時間内で、見たい花の場所全てを回れるかどうか、と言うことですが、実際行ってみると、階段が多くて、時間が掛かりすぎ、体力・気力も衰えて、一部のルートを辿れず、見に行けなかった花が存在しました。

期待した花は、ヒゲネワチガイソウ・ルイヨウボタン・ハシリドコロ・エイザンスミレなどのスミレ類・ウスバサイシン・フデリンドウ・ニシキゴロモ・ヒトリシズカ・ジュウニヒトエ・レンプクソウ・シロバナエンレイソウ・オドリコソウ・ミヤマハコベ・マルバコンロンソウ、などです。

散策コースは、例年のように、木曽福島駅――＞行人橋入り口――（権現滝登山道）――＞権現滝――（権現滝横ジグザク道）――＞権現滝上――（福島城跡散策路）――＞福島城跡下――（城跡紅葉丘登山道）――＞紅葉丘――（紅葉丘権現滝遊歩道）――＞権現滝脇――（紅葉丘権現滝遊歩道）――＞紅葉丘――＞山村稲荷――＞山村代官屋敷入口――＞木曽福島駅、です。

開花状況の総評としては、今年は、思ったより花の開花が遅れていた、と言う事でした。

ヒゲネワチガイソウは、権現滝登山道で２株、権現滝上で２０株以上、開花していました。

ルイヨウボタンは、権現滝登山道の一服所で２株が開花し、権現滝上では、まだ蕾でした。

ハシリドコロは、権現滝上で１０数株が見頃で、山村稲荷上でも咲き残っていました。

スミレ類は、エイザンスミレが、権現滝登山道、城跡紅葉丘登山道、紅葉丘下、などで開花しており、何時もは花が終わっているヒナスミレが、城跡紅葉丘登山道、福島城跡下、で咲き残っていました。ヒカゲスミレは、権現滝登山道一服所、山村稲荷下、で、１０株程が開花していました。また、フイリシハイスミレが権現滝横ジグザク道で、多数開花し、フイリフモトスミレが権現滝横ジグザク道、福島城跡散策路、で開花しており、全山で、タチツボスミレらしき花が群生開花していました。

ウスバサイシンは、体力＆気力の限界で、紅葉丘権現滝遊歩道を辿ることが出来ず、確認できませんでした。

フデリンドウ・ニシキゴロモは、権現滝下や、権現滝横ジグザク道で、数株が開花していました。

ヒトリシズカは、行人橋入り口上、山村稲荷上、などで群生開花しており、特に山村稲荷上では、葉っぱが開いていない咲きたての株も多数ありました。

ジュウニヒトエは、行人橋入り口上、権現滝登山道、山村稲荷上、などで、開花していました。

レンプクソウは、昨年見掛けた場所（権現滝登山道の一服所）で、草体らしきものは見掛けたものの、開花には至っていなかった模様です。

シロバナエンレイソウは、権現滝登山道一服所で、数株が開花していましたが、権現滝上では開花が見られませんでした。

オドリコソウは、行人橋入り口で、１株の開花に留まりました。

ミヤマハコベの開花は確認できませんでした。

マルバコンロンソウは、権現滝登山道で、１０株以上が開花していました。

他には、

ヤマシャクヤクは、権現滝上、福島城跡散策路、共に、固い蕾でした。

ニリンソウは、山村稲荷下では、チラホラ開花で、山村代官屋敷上で、ほぼ満開でした。

ヤマエンゴサクが、権現滝下、紅葉丘山村稲荷登山道、で、多数開花していました。

フタバアオイは、権現滝登山道で群生していましたが、開花しているか否か、屈み込んで確認する気になりませんでした。