「その日」は突然やってきました。

21年9月23日、思いがけず、秋晴れとなった秋分の日、長野県阿智村蛇峠山を目指し、何時もの道(使用頻度は週当たり1〜2回)、岐阜県土岐市鶴里町柿野の国道363号1車線の街並みで車を走らせていました。

すると、突然、助手席側の窓ガラスを突き破って、黒っぽいものが飛び込んできました。

「一体何が落ちてきたんだろう?。これで今日の草花散策はオジャンになってしまった。コンチクショウ!」と悪態を吐きながら、停車し、車のエンジンを切ろうとするが、切る事が出来ない。「一体どうなってしまったんだろう」。

車のエンジンはそのままに、運転席まで飛び散ったガラスの破片を気にしながら、黒っぽいものが飛び込んで来た付近まで、徒歩で戻り、辺りを見てみたが、何処にも、何かが落ちて来そうな雰囲気は無い。

只ならぬ、物が衝突したような音を聞かれた、御近所の方が家から出ていらっしゃり、「この辺りから何かが車に落っこちてきて、窓ガラスが割れてしまったのですが、何だと思われますか」

との私の問いに、「何もそんなものは無いように思えるがな。そこに立っているポールのせいかも。つい先日も、そのポールに当たった事故があったで...」

そのポールは、道路の白線の内側10cm程の位置に立っている、「学童通行注意」のポールでした。

ポールの位置の手前5mの位置、ポールの真横、真横から車の停車位置10mに渡り、私の車の破片(フェンダーミラーの残骸、割れたガラスの断片)が、所々に散在。

訝りながら、割れた窓ガラス側のドアを開け、中を覗いてみると、正体不明なものは見当たらず、あったのは、粉々のガラスの破片と、壊れたフェンダーミラーのみ。

状況を推察するに、ポールにフェンダーミラーが当り、ミラー部が千切れて、弾丸のように、窓ガラスを突き破ったらしい。

思えば、私の運転は、狭い道では、事故防止のため、努めて左側通行を心掛けているのですが、その事が、仇になった感じでした。

警察署・任意保険会社への連絡を済ませ、フェンダーミラーが欠損し運転不能となった車(エンジンが切れなかったのは、ギアをDに入れっぱなしだった為で、訪れた警察官に指摘されました)をレッカー移動させ、私は、タクシーを呼び、修理会社に向かいました。

 

自損事故の顛末は、このようなものでしたが、この所、車の運転に自信を持っていた私は、その鼻柱をへし折られてしまいました。しかし、これも、大事故に遭遇する危険性を啓示するもの、と受け止め、「自分の趣味(草花の写真撮影)の為に、車を使うのは、もう止めよう」「修理費用も嵩みそうだし、近いうちに車生活と縁を切ろう」

と、決断しました。

22年02月24日に75歳となる私の、国民年金基金は、その月から、月当り2万円減額され、今まで、ガソリン代として使っていた財源が消滅するのに伴って、車との縁切り、を考え、21年末までは、これまで通り、草花散策を行おう、と思っていた矢先、突然、「その日」がやってきてしまいました。

 

21年09月25日。

悩みながらも、「車を草花散策に使わない」決断をした、初回の訪問は、名古屋市東谷山フルーツパークで、自宅からJR中央線高蔵寺駅までバスを使い、そこから、何時もなら車で走るコースを、徒歩で辿りました。

名古屋市守山区上志段味字白鳥21/09/25

名古屋市東谷山フルーツパーク北門に至る「歩道」(何時もは車で通り抜けている道)脇には、初花のオキナワスズメウリ、今年初花のフウセンカズラ・ホシアサガオ・フジバカマ、マメアサガオ・ノアズキ・アメリカアサガオ・ヤブマメが開花していました。

フジバカマは大群生しており、アサギマダラを探してみましたが、来訪はありませんでした。

アキノノゲシがあちらこちらにP

 

アキノノゲシP

 

アメリカアサガオが数輪P

 

マルバルコウも数輪

 

ホシアサガオが群生開花P

 

マメアサガオが10輪程P

 

ホシアサガオP

 

マメアサガオP

 

ホシアサガオ

 

マメアサガオ。上と同蔓

 

オキナワカラスウリの雌花P

 

オキナワカラスウリの雄花。左と同蔓P

 

オキナワカラスウリの雌花。上と同蔓

 

オキナワカラスウリの雄花。上と同花

 

オキナワカラスウリの雌花。上と同蔓

 

オキナワカラスウリの雄花&実。上と同蔓P

 

オキナワカラスウリの雌花。上と同蔓

 

オキナワカラスウリの雄花。上と同花

 

オキナワカラスウリの若い実。上と同蔓P

 

オキナワカラスウリの若い実。上と同蔓P

 

ノアズキP

 

ノアズキ。左と同蔓

 

フウセンカズラP

 

フジバカマP

 

フウセンカズラの花と若い実。上と同蔓P

 

フウセンカズラ。左と同蔓

 

ヤブマメP

 

ヤブマメ。同左

 

 

名古屋市東谷山フルーツパーク21/09/25

ショウキズイセン・ギンモクセイ・秋咲き桜(四季桜・十月桜・子福桜)の開花、見頃のキンモクセイ・コルチカム・ハナシュクシャ・カリガネソウ、シキミ・タンキリマメの弾けた実、などを期待して訪れました。9月16日に引き続いての訪問です。

 

ショウキズイセンは、日本庭園脇やレストラン南脇で咲きだし、綺麗でした。ヒガンバナが少し咲き残っていたので、対照として撮影して来ました。

四季の花園脇のギンモクセイ1株は、相変わらず、蕾も付けていませんでした。

四季桜は、レストラン脇の株が1株数花序開花し、本館南東の十月桜は1株20輪、レストラン南西の子福桜は1株2花序、が、咲きだしていました。

キンモクセイは、前回訪問時、咲きだしていたのに、何処の株でも、今回は1輪の開花も確認できませんでした。花期が終わってしまったのかもね。

花壇のコルチカムは、30輪以上が開花し、見頃でした。

旧ハス池脇のハナシュクシャは、4株が開花しており、ニクイロハナショクシャも2株が残留していました。

花壇のカリガネソウは、終盤でしたが、多数の花が残留開花していました。

四季の花園脇のシキミの実は、黙り込んだままで、まだ弾けていませんでした。

タンキリマメは、売店東の株が、多数の豆果を付け、内、2つの莢が弾けていました。

 

クリ園脇では、スズメウリの花が残留し、多数の実を付け、実の中には、銀色になったものも、ありました。また、カラスウリの実も見つかり、赤く色付きだしていました。

ミカン園南のツバキは、西王母1輪が開花し、椿の季節の到来を告げていました。

カラスウリの色付いた実(クリ園脇)P

 

カラスウリの若い実。左と同蔓(クリ園脇)P

 

スズメウリの雌花(クリ園脇)

 

スズメウリの雄花。左と同蔓(クリ園脇)

 

スズメウリの実&ハナミズキの実(ミカン園南西)P

 

スズメウリの色付いた実(クリ園脇)P

 

カリガネソウ(花壇)P

 

カリガネソウ。左と同群(花壇)P

 

コルチカム(花壇)P

 

コルチカム(花壇)P

 

コルチカム(花壇)P

 

コルチカム。同左(花壇)P

 

サカキの若い実(南門付近)P

 

シャシャンボの若い実(南門付近)P

 

サクラ:四季桜(レストラン脇)P

 

サクラ:子福桜(レストラン南西)P

 

サクラ:十月桜(本館南東)P

 

シキミの実(四季の花園脇)P

 

ショウキズイセン(日本庭園脇)P

 

ショウキズイセン。同左(日本庭園脇)P

 

ショウキズイセン(日本庭園脇)P

 

ショウキズイセン(レストラン南脇)P

 

ヒガンバナ(南門付近)P

 

白花の、ヒガンバナ(南門付近)P

 

タンキリマメの弾けた莢(売店東)P

 

タンキリマメの弾けた莢。同左(売店東)

 

ツバキ:西王母(ミカン園南)P

 

ツルグミが咲きだし(日本庭園脇)P

 

ニクイロハナシュクシャ(旧ハス池脇)P

 

ハナシュクシャ(旧ハス池脇)P

 

ハナシュクシャ。右上と同群(旧ハス池脇)P

 

ハナシュクシャ。上と同花(旧ハス池脇)P

 

パッションフルーツ(熱帯果樹育成室前)P

 

パッションフルーツ。左と同蔓(熱帯果樹育成室前)P

 

フェイジョアの実(温室南西生垣)P

 

モッコクの実(本館南東脇)P

 

 

愛知県春日井市高森台民家庭先21/09/25

徒歩で高蔵寺駅に戻り、バスで、自宅付近のバス停へ。

最寄りのバス停に停まるバスの発車までには、30分程の時間があった為、別ルートのバス停で下車。

ダルマギクの開花を期待して、何時もの民家庭先に行って見ると、草体は茂っているものの、まだ蕾も付けていませんでした。

自宅付近の民家庭先のノブドウは、色付き始めていました。

ダルマギクの草体P

 

色付き始めた、ノブドウの実P