岐阜県飛騨市天生自然公園17/06/04 キヌガサソウ・ツバメオモト・サンカヨウ・クルマバツクバネソウ・ミツバノバイカオウレン・ノウゴウイチゴ・ムラサキヤシオ・ホクリクネコノメソウ・ハウチワカエデ・リュウキンカ・ズダヤクシュ・コヨウラクツツジ・コキンバイ・ミツバオウレン・オオバキスミレ・ミヤマスミレ・イワナシ・ザゼンソウ・キクザキイチゲ・ヒメイチゲ・コミヤマカタバミ・ミズバショウ・ミツガシワ・タテヤマリンドウ・コバイケイソウ・ルイヨウボタン・ツクバネソウ・マイヅルソウ・ラショウモンカズラ・ミドリユキザサ、などの開化を期待して訪れました。
今年も、2時半起床4時出発、現地到着予定7時頃、散策完了時刻14時頃、のスケジュールで訪問しました。 今年の天生峠冬季通行止め解除は、5月26日(金)午後で、なお且つ、河合村側からのみの開通の為、東海北陸道飛騨清見ICから、下小鳥ダム沿いの県道478号線・県道75号線・国道360号線経由で天生峠に行くコースです。
飛騨清見ICを降りたのが6時頃。県道478号線に入り、下小鳥ダムに向かっていると、道の途中に、「河合村へは行けません」との立札あり。「どうなってんの?」と思いながら、進むと、「崖崩れのため道路閉鎖中」との看板と共に、道路が閉鎖されていました。仕方なく、飛騨清見ICまで引き返し、別ルートを考えようと戻っていると、カーナビが別のルートらしき道の案内を始めました。今まで通った事の無い道なので、半信半疑ながらカーナビの指示通りに進むと、飛騨清見IC近くから、県道90号線(「飛騨卯の花街道」)経由で案内してくれる模様。しかし、途中から狭い山道を案内し、ヒヤヒヤハラハラしながら、何とか県道75号線を辿り、国道360号線経由で、天生峠に到着しました。時刻は7時20分過ぎ。
天生峠駐車場には、まだ残雪があり、駐車場脇の土手では、クサソテツが芽生え始めたところで、ゴゴミが多数ありました。 今日のコースは、駐車場―(湿原探勝路)―>天生湿原入口―(木道東回り)―>匠屋敷―(木道東回り)―>カラ谷下降点――>カラ谷分岐―(ミズバショウ群生地散策路)―>ミズバショウ群生地―(カラ谷登山道)―>カツラ門―(カラ谷登山道)―>木平分岐―(木平探勝路)―>木平湿原―(木平探勝路)―>カラ谷分岐――>カラ谷下降点―(木道西回り)―>天生湿原入口――>駐車場、のコースでした。 天気の方は、事前天気予報に反し、ド曇りで、肌寒く、天生湿原入口に至る8時20分頃から、小雨が降り出し、折り畳み傘を差しながらの散策となりました。雨は、カラ谷に到着した9時過ぎから上がり、少し晴れて来ましたが、ドピーカンになったのは、木平探勝路散策中の12時少し前からで、13時半天生湿原探勝路を下っていると、辛うじて北アルプスが望める状態となりました。
気温が低かったせいか、恒例のブヨに全くお目に掛らず、従って、わざわざ用意した、強力虫よけスプレイの出番はありませんでした。コースのあちこちに残雪があり、長靴履きの訪問が、今年は、効を奏しました。
天生駐車場に戻ってきたのが、13時50分過ぎ。 帰路は、国道360号線をそのまま走り、飛騨角川駅付近から、国道471号線・県道479号線・県道90号線を経由して飛騨清見ICに戻り、東海北陸道経由で、美濃IC、一般道経由で、17時15分頃、自宅に辿り着きました。
<<花情報>> キヌガサソウは、カラ谷登山道で、10輪程が開花し、蕾も数輪ありましたが、カラ谷の2ヶ所の株は、葉っぱしかなく、蕾もありませんでした。 ツバメオモトは、天生湿原木道脇の株は、まだ蕾で、木平探勝路で、10数株が開花していました。籾糠山に登った人の談では、籾糠山登山道でも、ツバメオモトが開花していたそうです。 サンカヨウは、カラ谷では、花が早くも終盤になりかけていましたが、カラ谷登山道・木平探勝路では、見頃でした。 クルマバツクバネソウは、何時もの、ミズバショウ群生地散策路付近で、2株が全開していました。 ミツバノバイカオウレンは、例年と異なり、天生湿原西コースで、10数輪が咲き残り、匠屋敷・カラ谷下降路でも、各1輪が残留していました。 ノウゴウイチゴは、湿原探勝路入口付近で数輪、湿原探勝路で1輪、見付かりました。 ムラサキヤシオは、湿原探勝路で、3株程が花を付けていただけでした。籾糠山登山道でも咲いていた模様です。 ホクリクネコノメソウは、例年同様、カラ谷の簡易トイレ付近で、数株が見付かりました。 ハウチワカエデは、木平探勝路で、数株が開花していました。 リュウキンカは、カラ谷で満開で、天生湿原では、満開&終盤でした。カラ谷登山道でも、所々で開花していました。 ズダヤクシュ・コヨウラクツツジは、天生湿原木道西回りで、各々一株開花していました。 コキンバイは、天生湿原東コースと西コースで、各々数株が開花していました。 ミツバオウレンは、、天生湿原東西コースで、開花しており、特に、匠屋敷では、満開でした。 オオバキスミレは、カラ谷で、数株が固まって開花していました。 ミヤマスミレは、木平探勝路のあちこちで、群生開花していました。 イワナシは、天生湿原探勝路でも、多数咲き残っており、天生湿原西コースでは、満開&見頃でした。 ザゼンソウは、天生湿原東コースで、2株が見付かりましたが、見付けたのは、たまたま、私の傍を歩いていた人でした。 キクザキイチゲは、殆どの花が閉じており、全開した花は数輪でした。 ヒメイチゲは、天生湿原東西コースで、腐るほど多数、開花していましたが、東コースでの、小雨の降る中、リュックザックを背負い、折り畳み傘を差しながら、屈みこんでの撮影は、涙もの、でした。 コミヤマカタバミは、ミズバショウ群生地散策路、カラ谷登山道の花は半開きで、木平湿原からカラ谷に戻ってきて、漸く、全開した花に出会えました。 ミズバショウは、天生湿原東西コース、ミズバショウ群生地で、大群生していました。 ミツガシワ・タテヤマリンドウの花は、見当たりませんでした。 コバイケイソウは、まだ花穂も立っていませんでした。 ルイヨウボタンは、ミズバショウ群生地散策路で、まだ蕾でした。 ツクバネソウは、木平探勝路で、3株程が開花していました。 マイヅルソウは、天生湿原探勝路入口付近で、3株程が開花していました。 ラショウモンカズラは、ミスバショウ群生地散策路で、2株2輪が開花していました。 ミドリユキザサは、天生湿原探勝路、カラ谷登山道、木平探勝路で、まだ蕾でした。 |
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