岐阜県白川村天生自然公園14/06/01 5月30日お昼過ぎに、白川郷から天生峠に至る、国道360号線の冬季通行止めが解除され、早速行って来ました。(河合村側からの天生峠は、とっくに通行止めが解除されていましたが、東海北陸自動車道の飛騨清見ICからの県道478号線が、崖崩れで、当面通行止めとの事です)
事前には、少々の雨を覚悟していたのですが、行って見ると、ここ8年間の訪問時に無い、無風の雲一つないドピーカンで、山岳展望も、白山連峰だけでは無く、剱岳から穂高連峰に至る大パノラマが望めました。 折角の長靴履きが、嬉しい誤算で、用をなさなかった位の、良いお天気でした。 花の方も、望んでいた花の殆ど全てが開花し、満足行く訪問でした。 一つだけ難点を挙げると、私事ですが、接写撮影用コンデジの、バッテリーの調子が悪く、予備の電池を2セット持参したのにも拘らず、1セットが全く動作せず、草花撮影の途中で、バッテリ切れとなってしまった事でしょうか。望遠専用に使っている、別のコンデジで代用させましたが、うまくいかず、一部の花の写真(タテヤマリンドウ、蕾のミツガシワ、など)がボツになってしまいました。 こんなこともあろうかと、普通のアルカリ乾電池を、非常用にと、リュックザックに忍ばせておいたのに、すっかり気が動転し、思い出しもしなかった事が、悔やまれます。
天生峠駐車場に到着したのは、7時少し過ぎ。 天生峠駐車場―(湿原探勝路)―>天生湿原西コース――>カラ谷――>ミズバショウ群生地――>カラ谷―(籾糠山登山道)―>木平分岐―(木平探勝路)―>木平湿原―(木平下山道)―>カラ谷――>天生湿原東コース――>天生峠駐車場、のコースを辿って、戻ってきたのが、14時50分。 概ね、8時間弱の散策でした。バッテリーが切れたのは、木平下山道の途中、ツバメオモトの撮影中でした。 コースについては、何時もの図を参照して下さいね。
花の方ですが、 キヌガサソウは、カラ谷付近と籾糠山登山道で、合計10株程、 ツバメオモトは、天生湿原と木平下山道で、合計15株程、 ミツバノバイカオウレンは、天生湿原の南側の東西コース合流点付近で20株程、 イワナシは、湿原探勝路と天生湿原西コースで、10輪程、 ノウゴウイチゴは、峠駐車場付近と木平探勝路で、合計30輪ほど、 クルマバツクバネソウは、カラ谷で一株、ミズバショウ群生地探勝路で3株、 サンカヨウ・エンレイソウ・オオカメノキは、全コースで、多数、 キクザキイチゲは、ミズバショウ群生地探勝路と籾糠山登山道で、30輪ほど、 ピンク色のコミヤマカタバミは、ミズバショウ群生地探勝路と籾糠山登山道、木平探勝路で、多数、 ヒメイチゲ・ミツバオウレン・コキンバイは、天生湿原で多数、 ズダヤクシュは、天生湿原西コースで2株程、 ムラサキヤシオは、湿原探勝路で2株、木平下山道で2株、 各々開花していました。
ニリンソウは、カラ谷、籾糠山登山道で、大群生、 ミドリニリンソウは、カラ谷などで、10株以上開花、 リュウキンカは、天生湿原・カラ谷などで大群生、 ミズバショウは、天生湿原、ミズバショウ群生地で、大群生、 していました。
オオバキスミレは、カラ谷で一輪だけ咲き残り、 ラショウモンカズラが、カラ谷で、一輪だけ開花し、 ザゼンソウが、籾糠山登山道で、これも一輪だけ開花していました。 |
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