岐阜県白川村天生自然公園10/06/12 例年、ここを訪れるのは、5月末または6月頭なのに、今年は、冬季通行止め解除が、2週間遅い6月11日(金)だったので、本日の訪問となりました。 例年より2週間遅い通行止め解除は、花にどんな変化があるだろうか、花だけが例年通り進んでしまうだろうか、などと心配しながらの訪問です。 天気は、微風のドピーカンで、絶好の草花探索日和でした。
花の方は、取り越し苦労だったようで、2週間遅れの状態で、丁度見頃のサンカヨウ・ツバメオモト・キヌガサソウ・ヒメイチゲ・ミツバノバイカオウレン・クルマバツクバネソウ・コキンバイ・イワナシ・ムラサキヤシオ・コミヤマカタバミ・キクザキイチゲに出会え、なお且つ、例年なら花が見れない、ラショウモンカズラ・ルイヨウボタン・ミドリユキザサ・コバイケイソウにも出会える、と言った最高の草花散策になりました。 また、今年は、何故か、虫が少なく、食い荒らされた花が殆ど無く、人が刺されることも無かったように思いました。
今年の散策も例年と同じく、天生峠駐車場――>湿原探勝路――>天生湿原西コース――>カラ谷分岐――>ミズバショウ群生地往復――>籾糠山登山道――>木平分岐――>木平探勝路――>カラ谷分岐――>天生湿原東コース――>湿原探勝路――>天生峠駐車場と言った、6時間の散策でした。(図参照)
今年の東海北陸自動車道・東海環状自動車道・中央自動車道は、多治見ICから白川郷ICの区間内で、どこも混雑はなく、自宅から峠まで、往路復路とも、2時間40分の行程でした。
サンカヨウは、カラ谷分岐付近を中心に、500株以上開花し、 ツバメオモトは天生湿原西コース・木平探勝路に20株、キヌガサソウは、籾糠山登山道を中心に40株、 ミツバノバイカオウレンは、天生湿原南端付近に5株、クルマバツクバネソウは、カラ谷分岐からミズバショウ群生地にかけて10株、 ムラサキヤシオは、天生湿原付近に5株、イワナシは、天生湿原西コースに一輪、コキンバイ・ミツバオウレンは天生湿原周りに大群生、 ラショウモンカズラは、カラ谷分岐付近で2株、ルイヨウボタンは、籾糠山登山道で、5株、ミドリユキザサは、木平探勝路で、7株、 各々開花していました。
梅雨直前の素晴らしい草花散策を堪能しました。 |
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岐阜県土岐市某所10/06/12 天生自然公園から、何の渋滞も無く、帰る事が出来たので、可児御嵩ICにて、東海環状自動車道を降り、 岩にへばりついているマメヅタランを見に、立ち寄りました。 マメヅタランは、ネットの先輩の情報によると、一週間前には満開だったのに、終盤でした。 花期が短いのか、この所雨が降っていない為か、ちょっと期待外れでした。
マメヅタランの花・葉っぱは、予想以上に小さく、長さ8mmで、近くに寄らないと、花が咲いているかどうか分からない程でした。 |
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岐阜県御嵩町みたけの森10/06/13 今日は、予定通り、朝から曇り空。 お日さまが当たると花を閉じてしまうと言うスズサイコ、満開であろうササユリ、開花したであろうソクシンラン、多分まだ間に合うであろうカキノハグサ、などを求めて、早朝に出掛けました。
みたけの森への到着は7時。 到着して見ると、お祭りの準備中。 なんでも、流しそうめんのギネスに挑戦とか言って、入口から駐車場まで、竹の樋が作ってある。その長さ約300m位。 「あのう、ここに一時間くらい駐車したいんですが、駄目ですか?」 「向こうの南山公園が駐車場所になっているので、そちらに停めて下さい。」
問答無用。いくら、「聞いてないよーー」って、心の中で叫んでも駄目で、仕方なく、南山公園に行くと、まだ開門前。 路肩に車を停め、今まで通った事のない草むらを掻き分けて、スズサイコの場所に到着。 スズサイコは、5株ほどありそのうち一株が開花していましたが、そこも何らかの工事で、道が、えぐられており、来年までスズサイコが元気でいてくれるかどうか心配。 ササユリは、多数開花していましたが、咲きたての花は少なかったように思います。道で出会った犬連れ散歩中の地元の人に、「今年は花が少ないんですかね」って聞かれ、「毎年こんなもんだと思いますが...」って答えちゃいました。何で、地元の人に聞かれなくちゃならないのでしょうね。 ソクシンランは、今年も、10株ほど固まって咲いていましたが、咲いているところが、崖の上3mの斜度45度の場所。落下しないかヒヤヒヤしながら撮影し、案の定、良い写真は撮れず。 カキノハグサは、最終盤の状態でした。
次の訪問地、陶史の森に行く前に、「小萱カントリークラブ下」のマタタビ・コジキイチゴの様子を見ようとしたが、通常なら、みたけの森から「丸山林道」を使って直接行けるのに、今日はシャットアウト。 仕方なく、大回りして見に行くと、マタダビ・コジキイチゴは、両者共に、まだ開花していなかった。 ガックリ! |
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岐阜県土岐市陶史の森10/06/13 |
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愛知県豊田市・設楽町面の木峠10/06/13 |
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愛知県豊田市足助エビネの森10/06/13 ムギラン・ヤワタソウ・ミヤマタゴボウ・イガホオズキ・ハナミョウガなどの開花を期待して訪れました。一週間置いての訪問です。
ムギランは、開花している模様ですが、普通の蘭のような形をしておらず、色んな角度から撮影して見ましたが、何とも絵になりませんでした。兎に角、色んな角度からの写真を載せておきます。 ヤワタソウは、満開になっていました。前週ネットの友人がHPに載せていたのに、私は、ここでは見た事が無かったので、思わず、エビネの森の住人に場所を訪ねてしまいました。私にも知らない事があるようです。 ミヤマタゴボウは3株ほど開花していましたが、折から降り出した小雨の中、暗過ぎて撮影に失敗しました。 イガホオズキは、小さな蕾が開花しそうになっていました。 ハナミョウガは、前週が見頃だったようで、最終盤の花になっていました。
黄花のクリンソウが植栽されており、撮影してみました。前週、長野県の喬木村へ行って、購入してきたそうです。
隣家のヤグルマソウ・キレンゲショウマの様子を見てみると、ヤグルマソウは、ガク裂片が緑色の花を付け満開になっていました。キレンゲショウマの蕾も膨らんでいました。 |
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