愛知県春日井市少年自然の家08/02/23

この辺りの天気予報では、朝から曇ったり雨が降ったり雪が降ったりの天気予報だったのだが、

何故か、朝から良いお天気で、「天気予報、大外れかな。それなら、近所の早春の花を巡ってみよう」と出かけました。

 

少年自然の家では、例年になくマンサクが多数咲いていましたが、期待していたショウジョウバカマは、まだ蕾が固く、ハルトラノオはまだ葉っぱも出ておらず、ミズバショウはやっと葉っぱが出たところでした。

それでも、イワナシは小さな蕾らしきものをつけていました。

 

ここは、例年、春にしか訪れないのですが、「春日井市の自然を守る会」が、絶滅危惧種の他の場所からの植栽を試みているらしく、「コクラン植栽中」の立札があちらこちらにありました。

コクランは地味な花ですが、初夏に訪問する楽しみも増えました。キッコウハグマもあるらしいので、秋の訪問も良いかもね。

アキノギンリョウソウの枯れた穂多数

 

イワナシの蕾が一輪

ショウジョウバカマの蕾固し

 

マンサク

 

愛知県春日井市春日井グリンピア08/02/23

少年自然の家からの帰り道、空模様は、天気予報通りとなって来ました。風が吹いたり止んだり、曇ったり晴れたり、小雨が降ったり、すざましいテンポで変化する天気になって来ました。

当初、少年自然の家から築水池周回路を巡って、春日井グリンピアに至る予定だったのを変更して、築水池周回路をパスし、春日井グリンピアに直行しました。

「どうせ、築水池周回路に行っても、この天気ではハルリンドウは蕾んでいるだろうし、グリンピアのオオミスミソウも大雨になったら見られないのでそうするしかないな」などと、ぶつぶつ言いながら、春日井グリンピアのオオミスミソウの場所に向かいました。

 

着いた途端、ガックリきました。

例年何の手入れもなされず、2週間前にも、落ち葉の間からオオミスミソウが顔を出していたのに、落ち葉はすべて取り除かれ、おまけに、オオミスミソウは、株分けして植替えられていました。ナンテコッチャ!

植替えたら花はどうなるんでしょうね。厭になってしまいますね。自然のまま放置しておいてほしかったのに...

10輪位は全開のオオミスミソウが見られると期待していたのにダメでした。

植替えを免れた場所もあり、そこに、一輪開花し蕾が3輪ほどついていただけでした。

 

アセビの花が咲き出し、ロウバイ・フキが満開になっていました。

アケボノアセビ

 

アセビ

オオミスミソウ

 

フキ

ベニシタンの枯れた実

 

ロウバイ

 

愛知県春日井市築水池周回路08/02/23

春日井グリンピアをうろついているうちに、雨もやみ、良いお天気になりましたので、気を取り直して、築水池周回路のハルリンドウの様子を見に行くことにしました。

「このように、曇ったり雨が降ったり晴れたりしている時は、ハルリンドウはネジネジ坊主で開花していないだろうけれど、様子だけでも見に行こう」と思いました。

ハルリンドウは、見つかりはしたものの一輪だけで、予想に反し今まさに開花しようとする(または、閉じたばかりの)ものでした。

 

ここでも、マンサクが咲き、スズカカンアオイも2輪ほど開花していました。

スズカカンアオイの2輪のうちの一輪は、珍しいことに、地面から5cmほどの花柄を垂直に伸ばし、その先端に花が付いていました。

スズカカンアオイ

 

ハルリンドウの蕾

 

愛知県瀬戸市定光寺町08/02/23

こうなったら、少々雨が降ろうが風が吹こうが、予定通り全部見回るぞ、と思いながら、定光寺町の「野草の宝庫」に向かうと、雨は大粒の雨となり、そして次第にみぞれ状態になって来ました。

凄い急変化の天気です。

 

「野草の宝庫」へは、キクザキイチゲの様子を見に行ったのですが、現地には前週に降った雪が、まだたくさん残っており、キクザキイチゲどころの騒ぎではありませんでした。

辛うじて、セリバオウレンが、20株ほど咲き出したところでした。

セリバオウレン

 

ピンク色のセリバオウレンも..

雌花も..

 

セリバオウレン

 

岐阜県多治見市潮見の森薬草園08/02/23

潮見の森は、標高470m程あり、このみぞれの中、山の上は雪がたくさん積もったままで、薬草園には入れないかもね、などと思いながら、薬草園に着いてみると、空はすっかり晴れ渡っており、日陰に少し雪が残っている程度でした。

 

肝心のキクバオウレンはやっと一株咲き出していましたが、フクジュソウはまだ蕾でした。

キクバオウレン

 

フクジュソウの蕾