香嵐渓飯盛山11/12/10 喧騒が過ぎ去った香嵐渓に、カシワバハグマの綿毛、フシグロの名残花、そして、ここに咲いているカンアオイ属の同定、を期待して訪れました。 カンアオイ属の同定の話ですが、ここには、今の時期から早春にかけて、ヒメカンアオイの花と、イワタカンアオイに似た葉っぱの花、とが咲きます。そんな訳で、イワタカンアオイが愛知県豊田市足助町辺りに自生するとは考えにくいので、同定作業の為、少しガク筒を持ち帰り調べる事にしました。花を切り取って持って帰るのは気が引けましたが、6株6輪ほど切り取って持ち帰り、ガク筒を解剖して、内面の網目隆起線の数を数えてみました。
同定の結果は、期待していたのは、ヒメカンアオイとイワタカンアオイの混在でしたが、6輪のガク筒共に、ヒメカンアオイである事を示したようです。内部隆起線の数は、縦20個、横6個程度でした。
カシワバハグマは、50株以上綿毛になっていましたが、フシグロの名残花は確認できませんでした。
アキノタムラソウが一株、アキチョウジが一輪、名残花を付け、紅葉は有終の美の様相でした。 |
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