蛇峠山19/07/24 オオヤマサギソウ・イケマ・マツブサ・白花ツルニガクサ・ホツツジ・ハナチダケサシ・チダケサシ・トリアシショウマ・ヨツバヒヨドリ・ママコナ・ヤマブキショウマ・ツリフネソウ・マツムシソウ・クガイソウ・キバナノヤマオダマキ・コオニユリの開花、シャクジョウソウ・タマガワホトトギス・サワダツ・白花ウツボグサの復活開花、ハナヒリノキ・イチヤクソウ・ウメガサソウの残留開花、ウメバチソウの蕾、などを期待して、訪れました。今年最初の訪問です。
オオヤマサギソウは、蛇峠山山頂部で、見頃な株が1株、遊歩道で、いじけた株1株、各々、見つかりました。山頂部で見かけた株は、全開ではなく、小花全体の3割が開花していただけで、昨年同時期(7月20日)に、同じ場所で見かけた株が全開状態だったのに比べ、今年の季節進行の遅さを感じました。
イケマは、馬の背や蛇峠山車道脇で見かけましたが、まだ蕾も見当たらない程でした。馬の背の株については、草刈りの影響かとも思ったのですが、車道脇の株も同様で、梅雨明けの遅いのが原因か、と、思いました。
マツブサは、昨年見かけた場所が思い出せず、花も花後も、見つけられませんでした。
白花ツルニガクサは、山頂部狼煙台付近の何時もの場所が、笹で覆い尽くされ出した結果か、株数が激減した上に、まだ花を付けていませんでした。
ホツツジは、山頂部の株、狼煙台の株、共に、極小の蕾状態でした。
ハナチダケサシは、冶部坂上や、馬の背で満開でしたが、チダケサシの開花は見られませんでした。
トリアシショウマは、冶部坂上の何時もの場所で、3株程が開花していました。
ヨツバヒヨドリが咲きだし、山頂部狼煙台付近の株には、数頭のヒョウモンチョウが集っていました。
ママコナは、例年大群生していた冶部坂上の株が、確認できませんでした。数年前に樹木が伐採され、煽りを食らってか、シャクジョウソウが見られなくなった代わりに、世代交代と言わんばかりに大繁茂していた株が、樹木の復活と共に、消滅してしまったのかも、と危惧しています。
ツリフネソウは、冶部坂上最上部別荘脇の株は、刈り取りのせいなのか、花を付けておらず、少し上の橋の手前で、3株程が咲きだしていました。
マツムシソウは、今年も、山頂部で1輪だけ、開花していました。
ヤマブキショウマは、山頂部の何時もの場所で開花しており、クガイソウは、馬の背から山頂部にかけて、あちこちで開花していました。
キバナノヤマオダマキは、冶部坂上から山頂部に至る、あちこちで開花しており、見頃でした。
コオニユリは、2株程を見かけましたが、まだ蕾も見当たらない感じでした
復活開花を期待した、シャクジョウソウ・タマガワホトトギス・サワダツ・白花ウツボグサについては、以前生息していた場所をゴソゴソしてみましたが、徒労に終わりました。
ハナヒリノキは、狼煙台で、1株数輪が開花し、まだ蕾もありました。 イチヤクソウは、冶部坂上で、大半が花後となっていましたが、3株程の花が残留していました。 ウメガサソウは、冶部坂上最上部別荘脇で、1株1輪が咲き残っており、花後も1株見つかりました。
山頂部のウメバチソウは、芽生えたばかりの様子で、まだ蕾も見当たりませんでした。ここでも季節進行の遅さを感じました。
アクシバですが、冶部坂上の初めての場所で、蕾を見かけ、下山に使った、遊歩道の何時もの場所で、1株数輪の開花に遭遇できました。 |
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