藤原岳山麓22/02/28 昨年9月下旬に、草花散策に自家用車の使用を止めて以降の、最初の「藤原岳山麓」の訪問です。
この日は、3月中旬を思わせる春の日、との天気予報で、全開したイヌノフグリ・フラサバソウ、満開のセツブンソウ・フクジュソウ、見頃のスハマソウ・セントウソウ・ヤマアイ、オニシバリ・セリバオウレン・カラスノエンドウ・ヒメツゲ・ミヤマカタバミの開花、コショウノキの残留開花、などを期待して訪れました。
自宅最寄りの駅、JR中央線高蔵寺駅から、三岐鉄道西藤原駅までの、所要時間は、上手く行くと、2時間なのですが、自宅から高蔵寺駅までの乗り合いバス利用を考慮すると、3時間弱掛かる事となります。 この日は、全開したイヌノフグリが一番の目当てなので、12時頃を目して、家を9時過ぎに出て来ました。 西藤原駅に到着したのは、12時ジャスト。三岐鉄道の車窓からは、雪を被った、鈴鹿山脈(南から、鎌ヶ岳・御在所岳・釈迦ヶ岳・竜ヶ岳・藤原岳)が手に取るように望めましたが、写真撮影は行いませんでした。
西藤原駅前では、イヌノフグリが10数輪開花し、全開した花も数輪ありましたが、ヤマアイはまだ蕾でした。カラスノエンドウは、漸く葉っぱが出だしたところでしたが、ノボロギクが数株開花していました。フクジュソウを探していましたが、見当たりませんでした。
時間的余裕があまりなかったので、西藤原駅南西方面のセツブンソウなどは、時間があれば立ち寄ると言う事で、後回し、と、しました。
旧西藤原小学校裏に行って見ると、治水工事で、グラウンド西端に放水路が新設され堰堤も築かれ出しており、裏側に回り込む事が出来ず、セリバオウレンの様子を見る事が叶いませんでした。
JRいなべ付近の、フラサバソウは、最大の群生地だった、廃屋が撤去されてしまい、数輪の開花に留まりました。
聖宝寺参道下民家庭先では、フクジュソウは数輪あったものの、まだ蕾のまま(花を閉じていたのかも)でした。
聖宝寺参道下(鳴谷神社周辺)では、スハマソウが10株20輪程咲きだし、咲きたてで綺麗でしたが、ヤマアイ・ヒメツゲはまだ蕾で、セントウソウは蕾も付けておらず、ミヤマカタバミの開花も見られませんでした。
坂本集会所(坂本公会堂)付近では、 何時もの空き地で、セツブンソウが200輪以上全開し、見頃だと思えたのですが、パソコンに取り込み、詳細にチェックして見ると、葯が開ききった、終盤の花が、多数混じっていました。 徒歩での訪問の為、民家庭先などで、咲きだしているミツマタに、遭遇できました。 何時も訪れていた、民家庭先のイヌノフグリの探索は、西藤原駅前での開花を受け、パスしました。
西藤原駅への帰りがけ、少し時間的余裕があったので、西藤原駅南西方面に行って見ました。 何時もの民家脇土手で、セツブンソウが100輪程咲きだしていましたが、勢いが感じられず、遠景2カットの撮影に留めました。 林床のコショウノキ・オニシバリはまだ蕾で、 道路脇の、セントウソウ・ニリンソウ・フキ・ニチニチソウなどは、花が見当たりませんでした。
今年は、降雪が何度かあり、この日も、道路際に残雪の残留が見られ、例年より、花の開花が遅いように感じられました。 |
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