藤原岳山麓16/02/06

何時のことだったか、正確な記憶はありませんが、1月某日の朝日新聞いなべ通信の欄に、「今年は早くも、コショウノキが開花した」との記事がありました。例年、早春に訪れている当地も御多聞に洩れず、春の訪れが早そうなので、例年より10日程早い今日、今年最初の訪問となりました。

 

西藤原駅付近では、セツブンソウは、10株程が全開し、蕾も10輪程ありましたが、開花している花の大半は茶変しており、大分前から開花していた形跡が伺えました。綺麗な花が少なかったので、蕾のうちの一輪を強制開花させ、併せて撮影して来ました。セントウソウが数株開花し、ヤマアイも数輪が開花し出していましたが、昨年遭遇したイヌノフグリは、草体らしきものはあるものの、まだ開花には至っていませんでした。

 

西藤原小学校裏で、セリバオウレンを探してみましたが、草体は見付かったものの、蕾も見付かりませんでした。でも、ゴソゴソしたお陰で、スズカカンアオイ一輪が見付かりました。宛てにしていたコショウノキは、見当たらず、オニシバリは、蕾のままでした。

 

JAいなべ前のフラサバソウを見てみると、草体は大繁茂しているものの、まだ蕾も見当たりませんでした。

 

聖宝寺参道下(鳴谷神社周辺)では、スハマソウの蕾が一輪見付かり、息で強制開花させ撮影して来ました。セントウソウが3株程開花し、ツゲが開花しており、カテンソウが蕾を付けていました。

 

坂本集会所付近では、イヌノフグリが開花し出しており、落花2輪、蕾数輪、開花間近一輪、が、各々見付かりました。今年は、イヌノフグリの開化も早いようですが、全開した花に出会えなくて、チョッピリ残念。2年前に、地元の人に教えて貰った、セツブンソウ群生地にも行ってみましたが、昨年同様、全く見当たりませんでした。

 

聖宝寺付近では、新聞記載のように、コショウノキが、数株開花して入り、殆どの花が、茶変していました。

聖宝寺境内に行ってみると、セツブンソウは今年も見られず、オニシバリは、蕾のままでした。

 

久々に坂本谷入口に行ってみましたが、偶然出会った、地元の人のセツブンソウ開花情報は、全く当てにならず、一輪も見当たりませんでした。代わりに、コショウノキが見付かっただけでした。

セツブンソウが10輪開花(西藤原駅付近)

 

セツブンソウ(西藤原駅付近)

 

セツブンソウの蕾(西藤原駅付近)

 

強制開花させた、セツブンソウ(西藤原駅付近)

 

セントウソウ(西藤原駅付近)

 

セントウソウ(西藤原駅付近)

 

ツルニチニチソウ(西藤原駅付近)

 

ヤマアイ(西藤原駅付近)

 

スズカカンアオイ(西藤原小学校裏)

 

スズカカンアオイ。同左(西藤原小学校裏)

 

オニシバリの蕾(西藤原小学校裏)

 

フラサバソウ草体が大繁茂(JAいなべ前付近)

 

スハマソウの蕾が一輪(聖宝寺参道下)

 

スハマソウ。左を強制開花(聖宝寺参道下)

 

カテンソウの蕾(聖宝寺参道下)

 

セントウソウが数株開花(聖宝寺参道下)

 

ツゲが一株開花(聖宝寺参道下)

 

ツゲ(聖宝寺参道下)

 

落花した、イヌノフグリが2輪(坂本集会所付近)

 

開きかけの、イヌノフグリ(坂本集会所付近)

 

イヌノフグリの蕾が数輪(坂本集会所付近)

 

コショウノキ(聖宝寺付近)

 

オニシバリの蕾(聖宝寺境内)

 

コショウノキ(坂本谷入口)