藤原岳山麓聖宝寺周辺12/04/21

満開のイチリンソウ・コンロンソウ、サワハコベ・ハクサンハタザオ・クサギ(雌花・雄花)・タキミチャルメルソウの開花、などを期待して訪れました。

 

JAいなべの駐車場に車を停めて、道路の反対側の山裾を見ると、シャガが開花し、傍らに3輪、イチリンソウが開花していました。ここで、イチリンソウを見るのは初めてです。ひょっとすると、この時期、この辺りの山に入るとイチリンソウが、あちこちで開花しているのかもね。ハクサンハタザオも開花していました。

 

聖宝寺参道下へ行くと、民家の庭先に、何時ものように、イチリンソウが20輪ほど開花。「奥に大群生している場所があるもんね」と思い、通り過ぎて、群生場所に行って見ると、ガックリ!。何時もの群生場所には、一輪も無く、周辺の石崖に5輪ほどが散在するのみ。コンロンソウに続けてイチリンソウも駆除されてしまったようです。仕方なく、民家の庭先に戻り、撮影する事になりました。コンロンソウは、今年も駆除されて一株も見当たらず、サワハコベだけが、草丈が低く駆除されずに、点々と、20輪ほど開花していました。シャガも駆除されてしまいました。この場所は、草を駆除する、と言う方針になってしまったようです。

 

聖宝寺に行くと、周辺のコクサギが、満開になっていましたが、「聖宝寺登山道3月末まで通行止め」の柵がまだ撤去されずに残留していました。聖宝寺境内では、タキミチャルメルソウが開花していましたが、リュウキンカは見られず、何か、廃寺にでもなったのではないか、と思わせる、寂しい場所になっていました。

 

聖宝寺山門下では、ハクサンハタザオが群生し、終盤のヒトリシズカが10株程あり、フウロケマンも咲いていました。ニリンソウは3輪だけ、キクザキイチゲは見当たらない、と言う状況でした。

 

そうそう、聖宝寺山門下から、聖宝寺に登る、3つあった入口のうち一つが閉鎖され、代わりに、イノシシ除けの電気柵が設置されていました。何か、聖宝寺に異変が起こったのではないかと危惧させられました。

 

帰り道、久々に坂本谷入口に行った見たところ、セツブンソウ群生地は、頑丈な金網柵で区切られて立ち入る事が出来なくなっていました。

イチリンソウ(JAいなべ前)

 

イチリンソウ(左をアップ。JAいなべ前)

 

シャガ(JAいなべ前)

 

ハクサンハタザオ(JAいなべ前)

 

キランソウ(JAいなべ付近)

 

八重桜(JAいなべ付近)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下民家庭先)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下民家庭先)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下民家庭先)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下民家庭先)

 

イチリンソウ(聖宝寺参道下民家庭先)

 

サワハコベ(聖宝寺参道下)

 

サワハコベ(聖宝寺参道下)

 

サワハコベ(聖宝寺参道下)

 

ヤマブキ(聖宝寺付近)

 

コクサギの雌花(聖宝寺付近)

 

コクサギの雄花(聖宝寺付近)

 

タキミチャルメルソウ(聖宝寺境内)

 

タキミチャルメルソウ(聖宝寺境内)

 

タキミチャルメルソウ(聖宝寺境内)

 

タキミチャルメルソウ(聖宝寺境内)

 

ニリンソウ(聖宝寺山門下)

 

ニリンソウ(聖宝寺山門下)

 

ハクサンハタザオ(聖宝寺山門下)

 

ハクサンハタザオ(聖宝寺山門下)

 

ハクサンハタザオ(聖宝寺山門下)

 

タキミチャルメルソウ(聖宝寺山門下)

 

ヒトリシズカ(聖宝寺山門下)

 

ヒトリシズカ(聖宝寺山門下)

 

フウロケマン(聖宝寺山門下)

 

フウロケマン(聖宝寺山門下)

 

フウロケマン(聖宝寺山門下)

 

ムラサキケマン(聖宝寺山門下)

 

アミガサタケの一種(聖宝寺山門下)

 

アミガサタケの一種(聖宝寺山門下)

 

モミジイチゴ(聖宝寺山門下)

 

ヤブジラミ(聖宝寺山門下)