藤原岳03/04/27 この日は頑張って坂本谷を下山路として使おうと早く出発しました。家を6時45分に出ました。 というのは、この時期イワウチワが注目を集めており、見てみたかったためです。 8時10分に聖宝寺駐車場に着き、11時10分に避難小屋に着きました。 坂本谷の下山を目指して行きましたが、途中で出会った人に、「坂本谷はイワウチワなどなく、そればかりか、 上るのはともかくも下山は非常に危険であり、上っては来たが2度と御免だ」、と言っていました。 また、その人の同行者の談では、鉄砲水にエグり取られた斜面にサルが生息しており、 人を見ると石を投げつけ、ヘタをすると、大落石事故を引き起こしかねない、と嘘のような話でした。 そのため、勧めに従い、白瀬峠の手前の高圧線のところから、高圧線メンテナンス作業用の道を、 山口バス停に、降りることにしました。 結局、イワウチワは見られなかったのですが、ハナネコノメやツルカノコソウに出会ったこと、 それと、横浜から泊りがけで鈴鹿の山を散策にみえた、熊野夫妻に出会い、 約3時間ほどご一緒できたことが何よりの収穫でした。
ニリンソウは、6合目付近から全山で開花し、ヒロハアマナ・ミノコバイモは8合目以上でないと、 見られなくなっています。 天狗岩散策路で、2週間前にあれほど繁茂していたフクジュソウ・キクザキイチゲも殆ど見られません。 面ノ木で見たトウゴクサバノオより、ずっと元気で、心なしかもう少し大きく思える固体が、 8合目付近と白瀬峠縦走路で見られました。 イワウチワと並んでもう一つ見たかったキバナノアマナもまったく見つかりませんでした。 エンレイソウは花をつけている個体が少なく、2輪ほど見かけただけです。 |
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