茶臼山山麓08/06/08

昨年まで、この時期、茶臼山山麓の訪問はパスしていたのですが、茶臼山高原道路が無料開放されたので、ちょっと立ち寄ってみる事にしました。

 

カエル館周りの、クワガタソウは、5輪ほど開花しており、ミヤマキンポウゲらしきものも、ウマノアシガタに混じって少し咲いていました。茶臼山湖畔のミツガシワも見に行ってみたのですが、とっくの昔に花期を終え、実を付けていました。綺麗なクワガタソウが無かったので、少しがっかりしながら周りを見てみると、何と、ベニバナイチヤクソウが2株ほど開花していました。ベニバナイチヤクソウは、4年ほど前、キャンプ場で見かけ、その後は姿を消し、昨年は、根羽村側からの県道の、道路工事中の道路脇に咲いていたものが、今年は工事が完了し消滅していたので、別の場所で見つかって良かったです。

 

芹沼池源流部から、野外活動ロッジ裏に出る径では、クワガタソウが多数開花し、全開しているものも、6輪ほどありました。他に何かないかな、と探しているうちに、4年以前は、この時期、ここを何度か訪問しており、その際、全開したコケイラン・ギンランを見たのを思い出し、その場所に行ってみると、コケイランは、5株ほど全開しており、傍らに寄り添うようにギンランが2株開花していました。しかし、ギンランは2株とも朽ちる寸前の状態で、花弁にシミができていました。もう少し早く訪れる必要があったようです。

 

ヤマシャクヤクの花後の「実」を見ようと、あちこちのヤマシャクヤクを見て回ったのですが、

ヤマシャクヤクのうち、花弁の数が少なくて横からシベが見えていた個体には、「実」が残っていませんでした。

その代り、花弁の数が正常だったであろうヤマシャクヤクには、ちゃんと「実」が付いていました。

花弁の数が少ないヤマシャクヤクは、不稔だったのかもね。

ギンラン

 

ギンラン

ギンラン

 

ギンラン

クワガタソウ

 

クワガタソウ

クワガタソウ

 

クワガタソウ

コケイラン

 

コケイラン

オククルマムグラ

 

トチバニンジンは、まだ蕾のまま

ベニバナイチヤクソウ

 

ベニバナイチヤクソウ

ベニバナイチヤクソウ

 

バイケイソウの蕾

ミヤマキンポウゲ

 

ヤマシャクヤクの花後

ルイヨウショウマの花後