茶臼山02/08/25

この前訪問したときとは違い、良い天気です。

今回も、長野県根羽村側の、草刈のしてない道から登ります。

 

カエル館から続いて登る道の、「茶臼山周回道路」からの入り口には、この前のキツリフネに替わって、

エンシュウツリフネが花をつけており、道の脇では、カメバヒキオコシ(?)が群落を作っています。

キツリフネは世代交代したわけでもなく、その近くでは、エンシュウツリフネと同居しています。

 

ところで、カメバヒキオコシについて、山渓の「日本の野草」に、よく似たのが一杯載っていて、しかも、

写真がみんな小さいので、何がなんだかわかりません。

ヤマハッカ、イヌヤマハッカ、タカクマヒキオコシ、ヒキオコシ、カメバヒキオコシ、コウシンヤマハッカ、

全く区別がつきません。

同じく山渓の「山に咲く花」あたりを購入して本格的に調べないといけないかもしれません。

 

草刈していない根羽村側の道では、エンシュウツリフネが、道沿いにずっと咲いています。

まだ蕾も大分ありますので、ここ暫くは、見ることが出来そうです。

頂上に近いところで、花びらを閉じたクワガタソウらしきものがありました。(7月21日にも報告したもの)

時期的に言うと、ヒメクワガタでしょうが、生息地などを考えると、クワガタソウのように思えます。

 

聞くところによると、エンシュウツリフネは、愛知県の絶滅危惧種だといいます。

少なくとも、茶臼山に限れば、絶滅の原因は、「草刈」にあるようです。

 

頂上の尾根では、ミツモトソウらしきものや、ヘビイチゴらしきもの、イワアカバナらしきものが、

咲いています。キツリフネや、カメバヒキオコシ(?)も咲いています。

ツクバネソウの黒い実の落ちた跡に見られる星型のもの、も再確認できました。

エンシュウツリフネ

 

エンシュウツリフネ

カメバヒキオコシ?

 

キツリフネ

キンミズヒキ

 

クワガタソウ?

サワオトギリ?

 

バライチゴ

バライチゴの実

 

ヘビイチゴ?

ホソバガンクビソウ

 

ミツモトソウ?