名古屋市東山動植物園温室以外の花&実25/10/02 9月17日に引き続いての訪問です。 この日は、最高気温は30℃ながら、涼しい風が吹き、久々の秋晴れを感じた、一日でした。 動物園正門に到着したのは10時。 ゾウ舎前のムクロジの実は、元気でした。 ゾウ舎南端小池には、ガガブタの花を思わせる白いものが見えましたが、撮影には至りませんでした。 インコ舎前のトウネズミモチが目立って来ましたが、 上池南西脇のクロミノニシゴリの実は、今一のままでした。 上池南では、シャシャンボの実、ナツハゼの実、が元気で、アズキナシの実も、元気でした。 上池では、スイレン・ポンテデリアが咲き残り、アギナシ?が元気で、ヒロハシャゼンオモダカが復活開花していました。 上池門を出て、植物園門に向かうと、 植物園門前のコスモスが見頃で、植物園門南脇柵のカクレミノの実が元気でした。 植物園門から、植物園に入園し、最新の花マップ(10月1日発行9月28日調査)を入手。 植物会館南脇では、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が咲き残り、ヒメシャラの実が元気でした。 伊藤圭介の庭では、今回もオトギリソウに花の気配は感じられませんでしたが、シモバシラ・白花ゲンノショウコが咲き出し、フヨウ・赤花ゲンノショウコ、が満開で、ハマゴウ・アサガオ‘アーリーコール’・カンナ科ダンドクが咲き残り、ブラジルヤシ・イヌビワの実が稔ってきました。 植物会館南脇花壇(以下、「会館脇花壇」と略記)では、グレビレア‘ロビンゴードン’が元気でした。 植物園門を出て、上池門から、動物園に再入園し、エレベータ、彩景橋、を経由して、植物園にも再入園。 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)西のサワフタギには、例年のような、返り咲きは、見られませんでした。 米国産園では、アメリカノウゼンカズラ1花序と白花モミジアオイ1輪、が咲き残り、サンザシの実が赤くなっており、プラタナスオリエンタリス‘ディギタタ’の実が目立って来ましたが、アロニアの実は枯れ掛け、クラタエグス=クルスガリ・タイサンボク・ムラサキシキブの実は、蒼いままでした。 フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、期待していたバンクシア=スピヌロサは半開状態で、バンクシア=インテグリフォリア・メラレウカ‘コットンキャンディー’が咲き残っていました。グレビレア‘ブロンズランバー’については、見忘れてしまいました。南東の、期待していたタイワンモクゲンジは、まだ蕾でした。 しゃくなげの森では、シャクナゲ類の返り咲きは見られなかったものの、シャシャンボ・オオカナメモチの実が目立っていました。 花園橋北東脇では、オオイタビの実、タイワンフウの実、が元気で、 ツツジヶ丘南麓では、サワフタギの実が見頃を継続(艶のある濃紫色)し、カンレンボクの実が見頃でした。 ガーデンテラス東脇のスギ科スイショウの実が元気で、 中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、ビナンカズラが咲き出し、トウフジウツギ・白花セイヨウニンジンボクが咲き残っていました。「花マップ」に掲載されている「大叶胡枝子」を探してみましたが、それらしきものは見付けられませんでした。帰宅後ネット検索してみると、それは「ヤマハギ」の一種らしく、見付けられなかったのは、無知のなせる業でした。シナアブラギリ・中国ガマズミ・トチュウの実が稔り出していましたが、 中国大花マユミの実は、まだ弾けず、ヒイラギモチの実は蒼いままでした。 花園橋北東脇のサンゴシトウは、1花序が咲き残り、 花園橋北西脇では、白花ヒガンバナが2株開花し、ルリマツリ?が咲き残っていました。 宿根草園では、期待していたタイワンホトトギスは、1株2輪が開花していましたが、日陰での開花で写真は今一でした。他には、白花トウテイラン・アキノノゲシ・品種不明のノギク、も咲き出しており、カクトラノオ・白花のヒガンバナ(シロバナマンジュシャゲ)が満開で、クルクマ=ペティオラタ・ナガボノワレモコウ?・カンナ2種(‘磯が浜’・‘マホーク’)・ナンバンギセル・シュウカイドウ・キバナミソハギ、などが咲き残っていました。 スイレン池では、期待していたパラグアイオニバスは、全開しながらも水没しており、熱帯スイレン・温帯スイレン・ヒツジグサ?、が見頃を保っていました。 12時。 秋めいているとは言いつつ、暑い日差しを避けて、半日陰になっている、スイレン池南のベンチに腰掛け、昼食のコンビニおにぎりを食しました。 12時11分から12時34分に渡り、温室内の散策を行いました。 温室の多肉植物室北出口脇に展示してある、サラセニアの鉢を見てみると、数輪のコモウセンゴケが開花しており、接写を行いました。 温室北西&植物会館北東の、アメリカデイゴを見遣ると、花と蕾を付けていました。 温室東出入口脇で鉢植えになっている、ナタマメの様子を見てみると、花が残留し、豆果は、稔ってきた模様で、莢が茶変していました。 宿根草園に戻り、 宿根草園北脇のコウヤボウキの様子を見てみると、3輪が開花していましたが、暑さ続きのせいなのか、花が萎れ掛けていました。 武家屋敷門東合掌線東脇のイワナンテンは、花期を終えていました。 武家屋敷門付近では、 東脇で、アイ(タデアイ)が開花し、フジカンゾウが、数株開花し見頃で、小花を接写して来ました。 南脇のシナハクチョウゲは、終盤でした。 也有園付近では、 南東のボケの実が元気で、 東脇では、オケラが枯れ果て、代わりにフユノハナワラビが咲き出し、カリガネソウも咲き出し見頃で、ヤマコウバシの実が黒く熟してきました。 北脇では、カラタチバナ・マンリョウ、の実が目立ち出していましたが、 北脇畑のゴボウは、花穂すら立てていませんでした。 奥池北脇では、ノコンギクが咲き出し、コバギボウシが見頃で、赤花のヒガンバナが40株程群生開花しており、センニンソウが果実期になり数輪が咲き残っていました。モチノキ・ヒノキバヤドリギ、の実が見頃となり、ボダイジュ・ウラジロノキ、の実が目立って来ました。 湿地園では、ヒメオトギリが数輪開花し、ヒメジソが咲き出し、サワギキョウ・シラタマホシクサ・サワシロギクが満開を継続しており、リンドウが蕾を付け出していました。 ホタル沼北岸では、カリガネソウ・フユノハナワラビが、開花していました。 日本庭園池周辺では、 西脇で、期待していたホトトギスはまだ蕾で、ツリガネニンジンが咲き残り、 東脇で、ヒゴシオン?が咲き出し、 南脇で、ヒメジソ・キキョウが群生開花し、マンリョウの実が目立っていました。 日本庭園南道路南傍では、綺麗な花を付けるシモバシラは、花を付けていませんでしたが、ノシランが見頃で、ムサシアブミの実も元気でした。 源氏の庭周辺では、 南端の、ヒオウギの実が弾け出して、ヌバタマが顔を出しており、シモバシラが群生開花していました。 東の東屋脇では、ウラジロノキの実が目立ち出し、ムラサキシキブの実が色付いてきました。 東脇では、ヤブムラサキの実は枯れ果ててしまいましたが、ノブドウの実の色付きは綺麗でした。 早春の小径南傍のシキミの実は、多数ある実のうち、数個の実が弾け、赤い種が顔を出しており、見頃でした。 野はらビオトープ周辺では、 南西端のミョウガの名残花は見当たりませんでしたが、 南端で、カラスウリの実が残留し、 北部では、赤花のゲンノショウコと、マメナシの実が元気で、 北端で、スズカアザミが咲き出していました。 ビオトープ南脇では、アオハダの実が見頃で、 お花畑北道路北傍のサルナシの実は、無事でした。 お花畑北脇のハンノキの実が目立ち出しており、 お花畑休憩所周辺では、 北東脇で、キリが蕾を付け、シナアブラギリの実が稔り、 北脇の、スイフヨウが満開で、シチメンフヨウが蕾を付けていましたが、 西脇のタラヨウの実は、相変わらず、見当たりませんでした。 万葉の散歩道尾根筋では、センダンの実が見頃で、ガマズミが1つだけ実を付けており、サイカチが2個の莢を付け、クサギが弾けた実を付けていました。 源氏の庭経由で、星が丘門南に至ると、 ソテツが雌花序を付けており、シャリンバイの実が色付き出していましたが、ハマビワは蕾のままでした。 サキシマフヨウ・ホトトギスが花芽を付け出しており、 南脇では、タニウツギが返り咲きしていました。 散策を終えたのは、14時半。 用意した日傘を使うことなく、秋を満喫しました。 |
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