名古屋市東山動植物園温室以外の花&実25/06/01 この日は、最新の花マップの発行予定日。 天気予報では、晴天ながら強風(秒速7mの風)が吹く、どちらかと言えば、草花散策が不向きな日でしたが、この時期、貴重な晴れ間で、5月15日に引き続いて訪れました。 動物園正門に到着したのは、10時少し前。天気予報通り、少し強い風が吹いていました。園内を見て回るだけなら、涼しくて良い風なのですがね。 正門東脇のタイサンボクは、比較的に低い位置で、3輪程の花を付けており、近接撮影を試みました。 南側の池に目を遣ると、ポンテデリアが開花していましたが、風で揺れていました。 ゾウ舎前の、見頃を期待していたボダイジュは、チラホラ咲きで、開花は数輪に留まり、辛うじて小花の接写が叶いました。ゾウ舎の金網柵の中にある株は、もう少し開花が進んでいました。 ゾアシスイースト西脇のクチナシ類を見てみましたが、開花の様子は伺えず、 ゾアシスイースト前のネグンドカエデ雌株についても、花は確認できませんでした(あっても、強風で撮影不可)。 上池南西脇では、ウメモドキ雄花が満開の感じでしたが撮影をパスし、 上池南の蕾を付け出したシャシャンボについても、風が強く、撮影する意欲を削がれました。 上池では、スイレンが咲き出し見頃で、アギナシ?、ヒロハシャゼンオモダカ、ポンテデリア、ドクゼリ?、も咲き出していましたが、期待していた、ノハナショウブは見当たらず、且つ、アギナシ?の写真はブレブレでした。 上池門には、最新の花マップが届いておらず、 植物園門に向かうと、植物園西端の金網柵に絡んだテイカカズラが見頃でした。 植物園門で、最新の花マップ(5月29日調査6月1日発行)を受け取り、風が今以上に強くならないうちにと思い、5月15日同様、植物会館南方面の草花を、先に見て回る事としました。 植物会館南では、期待していたフウランは、まだ蕾も付けていませんでしたが、代わりに、セッコクが見つかり、数輪が開花していました。グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が咲き出し、グレビレア・アルピナが終盤になり、ヒメシャラは蕾のままでした。 伊藤圭介の庭では、クガイソウ・カンナ科ダンドクが咲き出し見頃で、アキグミの実が稔り、キンシバイの名札があるヒペリカム=ヒドコートが咲き出し、ヤブニッケイが開花し接写して来ました。 植物会館南脇花壇(以下、「会館脇花壇」と略記)では、グレビレア‘ロビンゴードン’・白花スイセンノウが元気で、リシマキア=コンゲスティフロラ・ビバーナム=ヌドゥムが開花していました。 上池門から動物園に再入園し、 エレベータを用い、何時ものように、彩景橋経由で、植物園に再入園。 途中、タヌキ舎東脇のネズミモチは、まだ蕾の感じで、撮影をパス。 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、カシワバアジサイが蕾ながら見頃となり、白花サラサウツギ・ペンステモン=ジギタリスが満開になっていました。ケアノツス=パリドゥス‘マリーサイモン’が咲き出し見頃で、ヘメロカリス・イトバハルシャギクも咲き出していましたが、期待していた、スズランノキ・キリラ=ラセミフローラは、まだ蕾でした。 フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、グレビレアの‘ジョンエバンス’を除く全7種(‘ラナ・マリー’・‘ココナッツアイス’・‘ブロンズランバー’・エンドリチェリアナ、など)が開花しており、メラレウカ3種(‘スノーインサマー’・‘ホワイトレース’・‘コットンキャンディー’)も咲き出し見頃で、南脇ではカリステモンが3種(ハナマキ・シダレハナマキ・‘ピンクシャンパン’)以上開花し、南西のキョウチクトウも咲きだしていました。 また、南のドリアンテス2株(エクスケルサ・パルメリ?)が満開&見頃でした。 しゃくなげの森では、南西部のクンツェア=エリコイデスが咲き出し見頃で、南脇のイワガラミが咲き出しており、タイサンボクも咲き出していましたが、北端のヘラノキはまだ蕾で、小池のチャショウブは、最終盤でした。 花園橋では、イワガラミが咲き出し、 花園橋北東脇では、ヒイラギズイナが咲き残り見頃で、イトランが蕾を付け、サンゴシトウが咲き出していました。 ガーデンテラス東脇では、ビヨウヤナギの名札がある、ヒペリカム=カリシナムが数輪開花しており、 ツツジヶ丘南麓のカンレンボクは、まだ蕾も付けていない感じでした。 中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、白花サラサウツギ・ホンコンヤマボウシが咲き出していましたが、中国大花マユミ・ウオトリギ・ボダイジュは、まだ蕾で、このうち、ボダイジュについては、強風も手伝って、ボツ写真でした。 竹林北脇の小池で、ノハナショウブを探してみましたが、見当たりませんでした。 花園橋北西脇のイトア=オリエンタリスは、蕾のまま、の感じでしたが、強風のため、撮影を断念しました。 宿根草園では、期待していたアメリカキササゲが咲き出し見頃で、クレマチス‘プリンセスダイアナ’・アカンサス・ドクダミ’カメレオン‘・ヘメロカリス・濃紺色のホタルブクロ・タイサンボク、が咲き出し、コンボルブルス’ブルーカーペット‘・ジギタリス・ペンステモン=ジギタリス・ゲウム’ミスクレメンタイン‘・オオトリトマ・シシリンキウム=パルミフォリウム、などが咲き残っていました。 閉鎖中の温室東入口脇では、ヤブデマリ‘ピンクビューティー’が終盤になり、アイズシモツケ?が咲き出し見頃でした。 スイレン池では、数種の温帯スイレンが開花していましたが、内3種(‘シャーレーンストロウン’・‘サニーピンク’・‘マニーレッド’)をピックアップして、撮影してきました。 時刻は12時少し前。 何時ものように、伊藤圭介の庭東脇のベンチで、コンビニおにぎりの昼食を済ませ、 12時10分から、約30分間、温室内の散策を行いました。 武家屋敷門付近では、東の合掌線東脇でイワナンテンが蕾を付け出し、 東脇の、ムクロジ・ヤブレガサは蕾のままでしたが、北の小池脇のニワフジは開花し最終盤でした。 也有園東脇では、ホシミスジらしき蝶に遭遇。 奥池北脇では、ボダイジュはまだ蕾でしたが、ホタルブクロが数株開花し見頃でした。 奥池北のアジサイ園では、11種のアジサイ(花笠・白富士・桃色沢紫陽花・秋篠てまり・大虹・舞妓アジサイ・深山八重紫・七段花・虹・東雲・名札なし1種)が咲き出し、1種の名札のないヤマアジサイ?が開花していました。アジサイ園東脇のテイカカズラは満開でした。 なお、アジサイ園のアジサイについては、別ページ記載とし、このページでは、代表として、桃色沢紫陽花、を掲載しておきます。 東海の森ロックガーデン南では、ヒメシャラが1株数輪咲き出しており、支柱付きのウマノスズクサが蕾を付けていました。そのウマノスズクサですが、3頭のジャコウアゲハ幼虫が付着しており、喰い尽くされて。開花した花が見られない、などと言う事態が起こらぬよう、祈っています。 合掌造りの家東脇では、ケンポナシが咲き出し、クワノキの実が黒く熟し出していました。 湿地園では、カキランが花芽を付け出していました。ハッチョウトンボも居ましたが、強風の中、じっとしておらず、撮影を断念しました。 ホタル沼付近では、北脇でチリアヤメ1輪が開花しており、北東脇のオオハンゲが咲き出していましたが、オオハンゲは、コントラストが低く、絵になりませんでした。 日本庭園池周辺では、 北脇では、蕾を付けていたヒメユリが姿を消し(盗掘かも)、ウツギが咲き残っており、南脇のハナショウブは、まだ蕾で、南道路南傍のハナミョウガは、最終盤でした。南東脇のギボウシは、10株以上が開花し見頃でした。 源氏の庭周辺では、 ヤマユリが蕾を付け、南端のカワラナデシコが咲き出し、南東脇ではヤエドクダミが満開でした。 野はらビオトープでは、オカトラノオが2株開花し、ウメモドキ雄花が満開で、北では、期待していたナツメはまだ蕾でしたが、ムラサキシキブが咲き出していました。 一方で、ビオトープ南脇のムラサキシキブは、まだ蕾でした。 お花畑北道路北傍では、期待していたサルナシは花期を終え、果実期に移行しており、 11種のヤマアジサイ(肥後絞り・黒姫・伊予時雨・土佐の暁・奏音・伊予紅手毬・クレナイ・楊貴妃・美方八重・富士ナデシコ・七段花)が咲き出し、アジサイも2種(日本寺・口笛)が咲き出していました。 ツルアジサイは花期を終えていました。 なお、お花畑北道路北傍のアジサイ類については、別ページ記載とし、このページでは、代表として、‘クレナイ’、を掲載しておきます。 お花畑休憩所の北側から源氏の庭経由で星が丘門南に至ると、 初花のハマクサギが咲き残り、ここで初花のハマボッス数株が見頃でした。 星が丘門南脇で、ナナミノキの様子を伺うと、周りの木々の成長で、見辛かったものの、開花している感じでした。 散策を終えたのは、14時半過ぎ。 自宅に帰着したのは、15時半過ぎでした。 |
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