名古屋市東山動植物園温室以外の花&実25/02/15 この日は、春を思わせる陽気(最高気温14℃)の晴れの日で、風が弱いとの天気予報。 実際、前日、前々日のような、風速10m程度の強風が吹くこともなく、動き回ると少し汗ばむような、晴れの日、でした。2月1日に引き続いての訪問です。 動物園正門から入園。 正門東脇の「橋」の欄干で、何時ものように、リュックザックからカメラ2台を取り出し、首に掛けながら、脇のマサキの木を見遣ると、弾けた実が残留していましたが、最終盤で、撮影をパスしました。 ゾウ舎前のセンダンの実は、辛うじて残留していました。 シロクマ舎西脇から、西方を眺めてみましたが、期待していた能郷白山は、春霞の向こう側でした。 インコ舎前のトウネズミモチの実は落果してしまいましたが、上池南西脇のクロミノニシゴリの実は、辛うじて残留していました。 上池南のアズキナシの実、上池北東脇のマメナシの実、は、残留していました。 彩景橋に、上池門脇のエレベータで行き、植物園に入園。 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、シナマンサクが咲き出し、プラタナスオリエンタリス‘ディギタタ’の実、クチナシの実、が、残留していました。 フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、グレビレアは、3種(‘ラナ・マリー’・‘ココナッツアイス’・‘ヒルズジュビリー’)が残留し、1種(‘ファイヤーワークス’)が蕾を付けており、1種(‘ジョンエバンス’)は見てくるのを忘れてしまいました。バンクシア2種(スピヌロサ・インテグリフォリア)が見頃を保ち、アカシア=コベニーは蕾のままでした。 南西のキョウチクトウの実は弾ける事もなく残留し、南のドリアンテスは蕾のままで、南東のタイワンモクゲンジの実が終盤でした。 シャクナゲの森では、レプトスペルムム‘スカーレットドレス’、クリスマスローズ2種(‘マリア’・‘ハイジ’)、スノードロップ・エルウエシー、が見頃となり、オオカナメモチの実が残留していました。 期待していた、小池東脇の黄花マンサクは蕾のままでしたが、小池北端のピンクネコヤナギは、蕾がピンク色に輝いていました。 花園橋北東脇では、オオイタビの実、アメリカスズカケノキの実、が、残留していました。 中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、オイワケヒイラギナンテンは半開きのままで、ヒイラギモチの実は落果してしまいましたが、ハマメリス=ウエルナリス・黄花シナマンサクは、ほぼ満開で見頃を継続しており、ハンカチノキの実も、残留していました。 ウスギモクセイは、相変わらず多数の蕾を付けていましたが、開花している花は無く、ボダイジュの実、サルトリイバラの実、が残留していました。 花園橋北西脇では、アツバキミガヨランは蕾のままでしたが、チョウジガマズミが芽吹いてきました。 ガーデンステージ南東脇のシロダモの実は元気でしたが、 宿根草園のロニケラ=プルプシイは、残念ながら、蕾のままでした。 伊藤圭介の庭では、ミチタネツケバナが咲き出し、ヤブコウジの実が残留していましたが、期待していたセツブンソウの芽生え、ユキワリイチゲの花芽、が見当たらず、ガッカリしていると、 「セツブンソウが咲いているという話で訪れたのですが、見当たりませんね」と仰る方に遭遇し、ボランティアガイドの人に状況を尋ねると、「前日には開花していたようですが、今日は、ありません」と仰る。盗掘されてしまったのか、セツブンソウが開花しているというのは誤報だったのか、不明でした。 植物会館南のグレビレア・アルピナは、蕾のままで、 植物会館南脇のマンドラゴラは、日陰の為か、相変わらず半開きで、 植物会館南脇花壇のギンヨウアカシアが蕾を付けていました。 時刻は1時半過ぎ。 このまま温室に入るか、早めの昼食を摂るか、迷った挙句、先に、温室内の散策を行う事としました。 温室での散策は、13時過ぎまででしたが、この日は気温が高かった為か、温室入室時のカメラレンズの曇りはありませんでした。 温室での散策を終え、何時ものように、伊藤圭介の庭東脇のベンチで昼食を済ませ、温室散策中にバッテリー切れとなった接写専用カメラの電池交換及び初期設定を行いました。(30年近く前のカメラなので、初期設定の「し直し」が必要) 武家屋敷門南脇では、期待していたフクジュソウが2株芽生え、折からの陽光で、全開していました。 也有園脇では、東脇のカンアオイは、開花数が増え見頃になっており、北西脇では、フクジュソウが1輪、芽生えて全開していましたが、北脇のシキミは、蕾状態に後退し、アオキの実は、今一の様子でした。 キクザキイチゲの様子が気になり、どんぐり広場南脇へ行ってみましたが、芽生えすら確認できませんでした。 来たついでに、外周道を東進すると、いちい峠脇の黄花マンサクは、まだ蕾で、ジャポニカ植物所のカンアオイも、蕾でした。 椿園を降り、合掌造りの家北西脇では、カナメモチの実が落果してしまっていました。 奥池北に戻り、 奥池北脇では、ウグイスカグラが蕾に後退し、ダンコウバイが、芽吹き出していました。 ホタル沼北&合掌造りの家東では、シロミノマンリョウの実が白く輝いていましたが、カンアオイは、まだ蕾でした。 サンシュユの様子を見ようと、日本庭園池西脇に行ってみましたが、まだ固い蕾でした。 そのまま、日本庭園池北脇の道を東進すると、池脇にカワセミが居ました。池の南脇は、多数の撮影者で混雑していましたが、北側に居合わせたのは私一人で、カワセミの撮影を堪能しました。(その割には、写真は今一でしたが) 日本庭園池東脇で、カタクリの様子を見てみましたが、芽生えすら確認に至りませんでした。 カワセミの撮影者で混雑している南側を辿り、 日本庭園南道路南傍に行くと、 ノシランは、実付きが悪く終盤でしたが、セリバオウレンの蕾1株が見つかり、センリョウの実・ムサシアブミの実、も残留していましたが、カナメモチの実は、ここでも、落果してしまいました。 早春の小径と星が丘門に通じる道の交差点では、赤花マンサク2株が満開見頃で、 源氏の庭北西脇の赤花マンサクも満開でした。 源氏の庭北端のミツマタはまだ蕾で、 早春の小径北傍では、ノシランの実が多数残留し、花序の半数の実が青く稔っており、赤花シナマンサクが咲き出し満開で、ロウバイが満開を継続していました。 梅の谷では、ウメの開花は、前回同様、「寒衣」のみ、で、南東端のスイセンが見頃になっていました。 野はらビオトープでは、ウメの開花は見られず、北の「鴛鴦(えんおう)」が開花寸前になっていただけでした。 ビオトープでは、西のアズキナシの実が残留していましたが、オオミスミソウは、芽生えすら確認できず、ヒメカンアオイも、まだ蕾でした。 お花畑に登っていき、 お花畑南脇の梅の丘では、ウメ:鴛鴦(えんおう)が、新規に咲き出し、ウメ:森の関、が残留開花していました。 桜の回廊では、アリアケスミレの花は確認できませんでしたが、四季桜が開花しており、スイセンが見頃でした。 お花畑休憩所西では、センダンの実は落果していましたが、サルトリイバラの実が残留しており、 お花畑休憩所西脇のタラヨウの実は、赤く熟した実が落果し、未熟の蒼い実が残留していました。 星が丘門南では、黄花シナマンサクが満開でしたが、 星が丘門南脇のニシキマンサクは、花期を終えていました。 |
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