東山動植物園温室以外の花&実24/08/01 最新の花マップ発行予定日に合わせて、訪れました。7月18日に引き続いての訪問です。 この日は最高気温が38℃になる猛暑日予報でしたが、風があり湿度が低かったせいか、温室以外は、比較的過ごし易かったのです。しかし、散策を終え、星が丘門に到着した際には、やはり、「へとへと」、でした。 動物園正門から入園し、 最初の橋を渡った、右手の休憩所で、リュックザックから、2台のデジカメを取り出し、いざ、出発。 右手の小池で、チョウトンボを発見! 停まることなく撮影は叶わなかったものの、幸先の良い、スタートに思えました。 ゾウ舎脇では、サルスベリが咲き残り、小池で開花しているガガブタ1輪に遭遇。 上池南脇に至り、湖面を眺めてみると、チョウトンボが数頭飛び交い、そのうちの1頭が、近くの「ガマの穂」の上に停まり、撮影できました。 上池では、スイレン・ヒロハシャゼンオモダカ・ポンテデリア・アギナシ? が咲き残っていました。 上池門で、最新の花マップ(7月28日調査8月1日発行)を受け取り、 彩景橋経由で、植物園に入園。 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、アメリカノウゼンカズラ、紅白のモミジアオイ、が咲き残っていましたが、接写予定の、ヒメヤブランは、花期を終えた感じでした。 フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、グレビレア2種(‘ココナッツアイス’・‘ブロンズランバー’)、メラレウカ3種(‘ホワイトレース’・ティミフォーリア・‘コットンキャンディー’)、カリステモン‘ピンクシャンパン’、が咲き残り、キョウチクトウが満開で、レモンマートルが花後、になっていました。 しゃくなげの森では、アメリカアサガラ・トチノキが実を付け、小池では、ミズカンナの小花が綺麗で、 ツツジヶ丘南麓では、カンレンボクが咲き出し見頃になっていました。 中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、トウフジウツギが咲き残り、シナトチノキ・ハンカチノキ・シナアブラギリ・トチュウが、実を付けていました。 竹林線北脇では、ホンゴウソウが咲き残り接写してきましたが、写真は今一でした。 花園橋脇では、北東脇でサンゴシトウが復活開花し、北西脇でルリマツリが見頃を迎えていました。 宿根草園では、期待していたクルクマ=ペディオラタは、まだ蕾すら見当たりませんでしたが、ルドベキア2種(‘リトルヘンリー’・‘リトルゴールドスター’)、宿根バーベナ、が咲き出し、トウテイランが見頃となり、パイナップルリリー・カンナ‘マホーク’・リシマキア‘ファイヤークラッカー’・ハナアロエ・ハニーサックル・オイランソウ・イトバハルシャギク、などが咲き残っていました。 今回も、宿根草園の日陰のベンチで、休息がてら、早めの昼食を食しました(11時40分から11時55分)。 スイレン池では、熱帯スイレンが見頃となり、温帯スイレンが咲き残っており、パラグアイオニバスの浮き葉が大きくなっていました。 伊藤圭介の庭では、期待していたハマゴウが開花し、見頃で、赤花のゲンノショウコが1輪だけですが開花しており、両者ともに、接写専用カメラで接写を試みましたが、カンカン照りの中、モニター画面が全く見えず、撮影を断念しました。「花マップ」に記載があったフヨウは、萎れており、カンナ科ダンドクが元気で、シモバシラが辛うじて咲き残り、ヒペリカム=ヒドコートが残留開花していました。 植物会館南では、フウランは、花期を終えていましたが、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が元気で、ウォレミア=ノビリスが実を付けていました。 植物会館南脇花壇では、ペチュニアが見頃となり、グレビレア‘ロビンゴードン’が元気で、ゴマ(金ゴマ?)が咲き残り、セファランサス‘ムーンライトファンタジー’が実を付けていました。 植物会館では、昆虫展が開催されており、入室しましたが、昆虫を見るより、冷気を受け入れるのが主眼で、約5分間、涼みました。 12時20分過ぎ、西入り口から温室に入室し、1時間強、散策を行いましたが、入室した途端に、高湿度の為か、猛烈な暑さを感じ、水生植物室の暑さでへとへとになり、一刻も早く、この熱地獄から抜け出したい気持ちとなり、西入り口に戻って来て、外に出た途端、涼しくて、天国に戻ったような気がしました。猛暑の暑さだというのにね。 涼しいと思ったのは、ほんの瞬間で、猛暑が体に突き刺さる感じが戻ってきて、今回も、以降、「花マップ」に頼った散策とすることとしました。 武家屋敷門付近では、 東の合掌線東脇のイワナンテンが咲き残り、南脇のシナハクチョウゲが見頃でしたが、期待していた東脇のフジカンゾウは、花芽のままでした。 也有園脇では、北脇でトウガラシ1輪が開花しており、東脇で、ヒメヤブランが咲き出していて、念願の接写を行いましたが、写真は今一の出来でした。 東海の森の散策は、「花マップ」に、期待していた、ウマノスズクサが無く、「ホソバイヌビワ(実)」の記載のみのため、今回もパスしました。 奥池北アジサイ園には、タマアジサイ‘緑色玉紫陽花’の記載があり、行ってみると、今まで他所で見てきたタマアジサイとは異なる、雄蕊の花糸が短い花でした。 湿地園では、サギソウが10輪ほど開花し、触手可能な近場での開花も確認できました。ムラサキミミカキグサが1輪開花しており、接写しようと、痛い膝を庇いながら屈み込んでいると、脇を通りかかった人が、「すぐ脇に、ハッチョウトンボが居る」、と仰る。左肩の肩先を見ると、20cm程離れた場所で、ハッチョウトンボが逆立ちをしていました。私が動くと、逃げそうなので、その人の撮影が終わるまで、暫し、フリーズ。 その人の撮影が終わり、私の、ムラサキミミカキグサの接写が終わっても、トンボは、まだ停まったままでした。これ幸いとばかりに、接写専用カメラで、撮影してきました。 湿地園北端では、ミズギクが2輪ほど残留開花していました。 みかん畑では、カラスザンショウが見頃で、クサギが咲き出していました。クサギを撮影していると、クロアゲハらしき蝶が吸蜜に訪れており、辛うじて撮影できました、更に、脇の木に、アオスジアゲハが飛来して停まり、こちらは、バッチリ撮影できました。 日本庭園南道路南傍では、切り株の上に、名称不明のホコリタケ風のキノコが生えており、撮影してきました。 早春の小径では、トチノキの実が見頃となっていました。 源氏の庭に、ヒオウギの様子を見に行くと、大砲レンズを構えた二人連れが、満開のオミナエシに飛来している昆虫の撮影に腐心されており、「セイボウ(青蜂)ですか」と尋ねると、「オオセイボウ(大青蜂)です」と仰る。私も、真似をして撮影に参加させていただきましたが、所詮、大砲レンズには及ばず、「ほとんど点」の大青蜂でした。ヒオウギは、2株3輪ほど、シモバシラも2花序ほど、が、が咲き残っていました。 野はらビオトープ周辺では、南西脇のキガンピが咲き残っていましたが、写真はピンボケで、南西端のミョウガは見当たりませんでした。東脇のクマノミズキが実を付けており、 梅の谷南端のケイトウが元気でした。 「花マップ」にお花畑のクラブアップル‘ゴージャス’の記載があり、今頃どんな花が咲いているだろうと、行ってみる事としました。 途中、お花畑北道路北傍では、サルナシが実を付け、ノリウツギが咲き出していました。 カンカン照りの中、お花畑を巡り、クラブアップルの場所に辿り着くと、期待に反し、花はなく、実を付けた木、でした。「実」なら「クラブアップル(実)」と記載されていれば、暑い中、わざわざ見に来ることはなかったのに、と不平を言いつつ、源氏の庭経由で、星が丘門への分岐点に戻ってきました。 星が丘門南では、ハマボウが咲き残り、南脇では、タイタンビカスが咲き残っていましたが、 出口に辿り着くのがやっとで、バテバテになり、自動販売機で、お茶を補給し、10分間の休憩の後、13時10分、植物園を後にしました。 |
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