東山動植物園温室以外の花&実24/07/03 湿度が高いうえに、猛暑日になるという、この日、訪れました。6月14日に引き続いての訪問です。 前日発行の「花マップ」(6月29日調査7月2日発行)を、動物園正門で受け取り、出発。 時刻は、10時を少し回った程度だったのに、早くも、茹だるような気温でした。 動物園では、 ゾウ舎脇で、サルスベリが咲き出し、ポンテデリアが咲き残っていました。 上池西堰堤下では、ナンキンハゼが満開になり、 上池南では、リョウブの小花が数輪、開花していました。 上池では、ポンテデリアが満開見頃となり、アギナシ?・ヒロハシャゼンオモダカがほぼ満開で、スイレンも残留していました。 彩景橋経由で、植物園に入ると、 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、アメリカノウゼンカズラが咲き出し、キリラ=ラセミフローラが開花し見頃となり、ムクゲ2種が咲き出していました。ヘメロカリスが見頃となり、南端のトウネズミモチが開花し終盤となっていました。 フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、グレビレア4種(‘ロビンゴードン’・‘ラナ・マリー’・‘ココナッツアイス’・‘ブロンズランバー’)、メラレウカ3種(‘ホワイトレース’・ティミフォーリア・‘コットンキャンディ’)、が咲き残り、新規に、レプトスペルムム=ペテルソニイが咲き出し見頃でしたが、期待していたレモンマートルは蕾のままでした。 しゃくなげの森では、ヘラノキが開花し満開見頃で、ヤブミョウガも咲き出していました。 ツツジヶ丘南麓のカンレンボクは、まだ蕾でした。 中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、トウフジウツギ・ヤブカンゾウが咲き出し、ウオトリギは花期を終え、リキュウバイ・シナフジが実を付けていました。 竹林北脇では、斑入りのギボウシが見頃となり、 竹林線北脇では、期待していたホンゴウソウが芽生え、咲き出していました。 花園橋北東脇のサンゴシトウは、花期を終えようとしているのか、2花序の開花に留まっていました。 宿根草園では、期待していたもののうち、スズカケソウ・リシマキア‘ファイヤークラッカー’は咲き出していましたが、レモンマートルは蕾のままでした。他には、モントブレチアが多数開花し見頃で、キリンギク・ヤナギハナガサ・アゲラタム・オイランソウ・ヤブカンゾウが咲き出し、ヘメロカリスが見頃で、コムラサキ・エキナセアが残留していました。 スイレン池では、熱帯スイレンが3株3輪咲き出しており、温帯スイレンが残留していましたが、茹だるような炎天下の為か、品種名の立て札を撮影する気が失せてしまいました。 伊藤圭介の庭では、オトギリソウ・イワナンテン・ミソハギが咲き出し、イブキトラノオ・カンナ科ダンドクが咲き残っていましたが、オトギリソウは、12時過ぎのため、花を閉じかけていました。 植物会館南脇では、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が元気で、南脇花壇では、グレビレア‘ロビンゴードン’が元気でしたが、セファランサス‘ムーンライトファンタジー’は、終盤で1花序の残留開花に留まりました。 あまりの暑さに、植物会館内に入り、数分間の涼をとりましたが、この場で、昼食を食すのは禁止されているため、やむを得ず、外に出て、植物会館南脇の椅子に腰を掛け、コンビニおにぎりを食し、水分を補給し、10分以上の休憩の後、温室の散策に出掛けました。 温室西入り口の水鉢では、大賀ハス1輪が、全開寸前になっていました。 12時半から、13時50分まで、温室内の散策を行いましたが、温室に入室した瞬間、涼しく感じました。外気温は、35℃以上だったのかもね。 温室西入り口に戻り、合掌線方面の、散策を開始。 温室東入り口脇では、初花の、マメ科ラブラブ=プルプレウスが開花していました。 武家屋敷門付近では、東の合掌線東脇で、イワナンテンが咲き出しており、東脇では、ヤブレガサも開花していましたが、ムクロジは花期を終えていました。 也有園付近、 南の小池脇では、ミズヒキが花期を終え、フジカンゾウは、まだ蕾も付けていませんでしたが、ハンゲショウが開花し見頃を保っていました。北脇では、ゴボウが咲き出し見頃でした。 東海の森ロックガーデン周辺に、ウマノスズクサを探しに行こうかと思い、「花マップ」を見ると、ヤマハギ以外の記載がない事を良い事に、体力の限界も手伝って、行くのをパスしてしまいました。 奥池北脇では、コマツナギが咲き出していましたが、期待していたユリ(「花マップ」に依るとオニユリらしいがムカゴが無い)は、蕾のままでした。マンリョウが咲き出していましたが、下向きに開花した花を撮影するには、屈んで、膝を着く必要がありましたが、痛くて膝を接地することが出来ず、撮影を諦めました。 湿地園では、北端でヌマトラノオが群生開花し見頃で、イソノキも咲き出していました。 合掌造りの家南脇に、比較的上部に花を付けるマンリョウがあった事を思い出し、脇のベンチに腰を掛けながら花の接写を行いました。 ホタル沼北脇では、フシグロセンノウ・ギボウシ・ジャノヒゲが開花していましたが、フシグロセンノウは、終盤で、ジャノヒゲは、膝を接地できないため接写が叶わず、ボツ写真となってしまいました。 日本庭園池周辺、 西脇では、オミナエシ・キキョウが咲き出していましたが、ヤマユリは蕾すら付けておらず、 北脇では、ヤブカンゾウが咲き出し、東脇では、ヒゴシオン系のキクが見頃となり、南脇のキキョウが群生開花していました。池南道路南傍では、ヤブミョウガが咲き出し、センリョウが咲き残っていました。 源氏の庭では、ヤマユリが2株9輪開花し、西脇では、ノリウツギ・オオバギボウシが咲き出していました。 野はらビオトープ西脇では、キガンピが咲き出し、 野はらビオトープでは、ヤブカンゾウが咲き出し、オカトラノオが最終盤でした。 梅の谷南端では、ケイトウが咲き出していましたが、前回訪問時の6月14日に見落とした、ベニバナは、存在した痕跡すら、見当たりませんでした。 お花畑北脇では、リョウブが開花し見頃でしたが、「花マップ」に記載されているクズは、花が見当たりませんでした。 お花畑では、他の花には目も呉れず、アーティチョークを見に行くと、3花序が開花していました。 源氏の庭を経由して、星が丘門南に戻ると、 期待していたハマユウはまだ蕾でしたが、星が丘門南脇トンネル手前に、ユウギリソウ2株が開花していました。 暑さで、上半身が水を被ったようにビショビショになった、訪問が、無事に終わりホッとしました。 |
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