東山動植物園温室以外の花&実23/11/15 11月1日に引き続いての訪問です。 この日は、冬の到来を思わせる日で、午前中は、薄日が差す程度の曇りがちな寒い日でしたが、温室での散策を終えた、午後からの散策では、空は晴れ渡り、日差しが暖かく感じられる訪問となりました。
動物園インコ舎前のトウネズミモチの実は、前回にも増して、綺麗に色付き出していました。
動物園上池南では、シャシャンボの実に続いて、アズキナシ・ナツハゼの実も、見つかりました。
動物園上池では、花は終わりましたが、東脇で、マメナシの色付いた実が見つかり、彩景橋の脇では、ニワウルシが実を付けていました。
植物園に入り、 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、 西脇のサワフタギ1花序2輪が返り咲き、 アロニアの実が見頃で、クラタエグス=クルスガリの実が終盤になり、ハナミズキ‘レインボウ’との名札のある木が、ピラカンサとそっくりな、実を付けていました。多分、間違いですね。
フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)では、 北脇で、ムラサキシキブ・サルトリイバラの実が残留し、 北端では、グレビレア‘ロビンゴードン’の枯れ掛けの花、バンクシア・スピヌロサの元気な花、グレビレア‘ココナッツアイス’の花、が残留しており、 東端では、バンクシア・インテグリフォリアが元気でした。 南端では、メラレウカ‘コットンキャンディー’が咲き残り、南脇のカリステモンの一種も、元気でした。 南東では、タイワンモクゲンジが果実期となり、たくさんの実を付けていました。
シャクナゲの森では、アオハダの実が残留し、ヤブミョウガ・ヤマコウバシの実が見頃で、ノコンギクらしきものが綿毛となっていました。クレマチスの綿毛が残留し、オオカナメモチの実は蒼いままで、シャクナゲ‘フィリスコーン’1輪が開花していました。
花園橋付近では、 北東脇の、タイワンフウ・アメリカスズカケノキの実が元気で、 北西のシロダモが開花し、実も赤くなって来ました。ここのシロダモの花ですが、接写してみましたが、雌花か両生花か、不明でした。近くに雄株が見当たらないのに実を付けているので、両生花かも、と思いました。
ツツジヶ丘南麓では、カンレンボクの実が見頃で、サワフタギの実は終盤でした。
中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、カミヤツデ・シャクナゲモドキが花芽を付け、中国大花マユミの弾けた実が残留しており、マンリョウ・ヒイラギモチ・ビナンカズラの実が色付き出し、その他の実(シナアブラギリ・トチュウ・中国ガマズミ・ハンカチノキ・カイノキ・サルトリイバラ・トキワサンザシ)も元気でした。
宿根草園では、新規に、ハナイソギク・コンギク・パーナップルセージ・ツワブキが咲き出し、ビロードモウズイカ・タイワン系ホトトギス・ハナアロエ・エキナセアが咲き残り、パンパグラスの穂が見頃で、コムラサキの実が残留していました。
スイレン池南では、キンバイカの実が見頃でした。
伊藤圭介の庭では、アゼトウナが群生して20輪程が開花しており、ツメレンゲ2株が残留し、ゲンノショウコが神輿になっていました。
植物会館南では、バンクシア・インテグリフォリア園芸種‘ローラーコースター’が残留し、南脇の花壇では、グレビレア‘ロビンゴードン’が元気で、ビバーナム=ヌドゥムの実が終盤となり、ワタの綿毛が見頃でした。
11時20分、温室西入口脇水鉢で、開花しているイトタヌキモを横目で見ながら、温室に入室。 温度差がありすぎたのか途端にカメラのレンズが曇りました。 温室での散策を終えたのは12時30分。 伊藤圭介の庭東脇のベンチに腰をかけ、薄日の差す寒い陽気の中、コンビニおにぎりを、頬張りました。
温室東入口脇では、鉢植えのダイヤモンドリリーが開花していました。
カナメモチの色付いた実などを期待して、宿根草園北脇から、万葉の散歩道尾根筋を登っていくと、カナメモチの実の色付きは今一でしたが、新規にシャシャンボの実に遭遇し、ヤマコウバシ・コバノガマズミ・ミヤマガマズミ・ガマズミの実が元気で、コウヤボウキも咲き残っていました。
宿根草園北脇に戻ってくると、コウヤボウキが満開でしたが、花は終盤でした。
武家屋敷門南東脇のヤツデは、まだ蕾でした。
也有園付近では、 南西脇で、キチジョウソウが多数咲き出しており、東脇のフユノハナワラビが綺麗でした。
奥池北では、 アジサイ園南脇のキチジョウソウが見頃で、北脇のツワブキが開花し、見頃でした。 カラマツ林では、シマカンギクの開花は2輪に留まり、スズカアザミの綿毛が多数、見つかりました。 北脇のマルバノキ2株が咲き出し、2株のうちの小株、の花が見頃で、接写してきました。 同じく北脇のモチノキ・ヒノキバヤドリギの実が残留していましたが、ウラジロノキの実の様子見を、忘れてしまいました。(「花マップ」の持参ナシ)
11月1日発行の「花マップ」に、リンドウの実の記載があった事を思い出し、湿地園に行ってみました。 リンドウの様子を見てみると、枯れた花があっただけで、実のようなものは見当たりませんでした。 リンドウの脇では、ミズギボウシの実が弾けていました。
「合掌造りの家」東脇では、マルバノキ2株中1株が開花し、花が逆光に輝いており、ケンポナシ・チャンチンモドキの実が、残留していました。
「合掌造りの家」北の椿園に行ってみると、南脇で、ツワブキが見頃で、タイワンサザンカが咲き残っており、椿5種(絞妙蓮寺・紅乙女・朧月・絞八朔・紅妙蓮寺)が開花していました。
みかん畑では、フユザンショウの実が残留し弾けており、コクサギの実は、弾けず、蒼いままでした。
日本庭園池脇では、 西脇で、ホトトギスが花期を終えて果実期となり、サンシュユの実が、落日で暗くなり出す薄明かりの中、鈍く光っていました。 北脇で、カマツカの実が残留し、 東脇で、ノコンギクらしき花、ミヤマヨメナらしき花が、咲き残っていました。
日本庭園南道路南傍では、キミノセンリョウの実が色付き、ハナミョウガの実が真っ赤になっていて、センリョウの実も赤く輝いていましたが、ムサシアブミの実は殆どが蒼いままで、中に1花序だけ、花序のうちの数個の実が赤くなっているものが、ありました。
早春の小径脇では、 南傍のチャンチンモドキの実が残留し、 北傍では、ノシランの蒼い実、サンシュユの赤い実、が目立ちました。
野原ビオトープ北端では、スズカアザミの綿毛が日差しの中で、金色に輝いていました。
ビオトープでは、フユイチゴの実は、まだ顔を出していませんでしたが、マンリョウの赤い実が見つかり、南脇のムラサキシキブの実が光っていました。
お花畑休憩所付近では、 北の道路脇、北傍のサルナシの実が元気で、南傍のサルトリイバラの実も赤く輝いていました。 北東脇のシナアブラギリの実が残留し、西脇のタラヨウの実が赤くなり出し、北脇のシチメンフヨウが元気でした。
星が丘門南では、今回も、サキシマフヨウは、閉じた花で、タイワン系ホトトギスが残留していました。 |
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