東山動植物園温室以外の花&実23/10/03 10月1日発行の「花マップ」(9月27日調査)を携えての訪問で、9月15日に引き続いて訪れました。
知人の紹介があって、動物園北園を訪れてみる(初訪問)と、サル舎南で、モチノキらしき実があり、撮影してみましたが、果実にスジが入っており、不明の実でした。ご教示を受けた、ガバ舎前には、イヌガヤの木が数株あり、ピンク色の実を付けていました。ものの本によると、その実は食べると甘い、との事でしたが、味実はパスし、一番実付きの良い花序を撮影してきました。
動物園本園に戻り、インコ舎脇の、トウネズミモチの若い実を撮影後、上池南のシャシャンボの実を撮影し、上池に向かいました。 上池では、ミゾソバが群生開花し、ヒメジソが咲き出し(撮影に失敗)、ヒロハシャゼンオモダカ・ポンテデリアが咲き残っていましたが、スイレンは花期を終えていました。
植物園に入り、 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、タイサンボクの実が弾けて赤い種が顔を出しており、マグノリア・アロニアの実が、色付き出していました。
フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、バンクシア=スピヌロサが咲き出し、グレビレア3種(‘ロビンゴードン’・‘ココナッツアイス’・‘ブロンズランバー’)が開花し、バンクシア=インテグリフォリア・メラレウカ‘コトンキャンディー’が咲き残っていました。南東では、タイワンモクゲンジが咲き出し、奇麗でしたが、日当たりがマダラ模様で、写真は今一でした。
しゃくなげの森では、前回訪問時に蕾を付けていたシャクナゲ1株が咲き出していましたが、花姿が汚く、撮影をパスしました。ヤマコウバシ・シャシャンボの実が見頃でしたが、オオカナメモチの実は、蒼いままでした。
ツツジヶ丘では、南麓の、シャシャンボ・カンレンボクの実が色付き出し、南のムクノキの実が萎れかけていました。
中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、スイショウ・シナトチノキ・トチュウ・中国大花マユミ・ハンカチノキ・ヒイラギモチ・リキュウバイなどの実が元気で、中国ガマズミ・ホンコンヤマボウシ(香港四照花)の実が色付いてきました。キンモクセイは、まだ花芽でした。
竹林北脇では、ヤブマメが1蔓開花し、ミゾソバが終盤でした。
パラグアイオニバスの様子を見ようと、スイレン池に立ち寄ってみると、パラグアイオニバスが半開状態で、熱帯スイレンが咲き残っていました。
リンドウが閉じてしまわないうちに、との思いで、温室東入口脇で全開していた、アサガオ‘アーリーヘブンリーブルー’を撮影後、宿根草園を脇目で通り過ぎ、湿地園に行ってみると、リンドウは、1株2輪の蕾を付けていました(11時半)。開花寸前の感じだったので、お昼過ぎ(14時半)に再訪してみましたが、天気予報通り、曇りがちの天気に変わっており、蕾のままでした。湿地園では、他に、スイランが2株2輪開花し、シラタマホシクサ(撮影をパス)・サワギキョウが満開でした。スイランですが、2輪共に花がしわくちゃで、今一の花姿でした。
宿根草園に戻ると、ハナアロエが咲き出し、当てにしていたショウガ科ヘディキウム=グリフィシアナムは、まだ蕾でしたが、カクトラノオが満開で、ショウガ科クルクマ=ペディオラタ・タイワンホトトギス・ヒガンバナ白・ナンバンギセルが咲き残り、アキノノゲシ1株・名残のヤブカンゾウ1輪が開花し、ショウキズイセンが芽生えていました。
伊藤圭介の庭では、オケラ1花序が開花し咲き残り、フヨウ2番花・ゲンノショウコ・シモバシラも咲き残っており、ツメレンゲが草丈20cm程に成長していました。
植物会館南では、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が咲き残り、ウォレミア=ノビリスが実を付けており、南脇の花壇では、セファランサス‘ムーンライトファンタジー’が花期を終えていたものの、ワタ・グレビレア‘ロビンゴードン’が咲き残り、ビバーナム=ヌドゥムの実も、残留していました。
12時、伊藤圭介の庭東脇のベンチで、コンビニおにぎりの昼食を済ませ、温室の草花散策へ。 13時半、温室での散策を終え、宿根草園北へ...。
宿根草園の、北脇では、コウヤボウキが1輪開花しており、北で、イワナンテンが蕾1輪を残留させていました。
也有園脇では、南東脇で、ボケの実が残留し、東脇でツルガネニンジン・ヒガンバナが開花しており、 北脇で、トウガラシが花と実を付けていました。
奥池北脇では、リンボクが満開&終盤で、モチノキの実が残留し、ヒノキバヤドリギの実がたわわに実っていました。 みかん畑では、フユザンショウの実が弾け出しており見頃でしたが、コクサギの実の様子は、見忘れてしまいました。
日本庭園池西端では、シモバシラが群生開花し見頃で、ホトトギスも10株程が群生していましたがまだ蕾で、開花は1輪だけ、でした。サンシュユの実が色付き出し、ツリガネニンジンも群生し開花していました。
日本庭園南道路南傍では、シモバシラは、小花1輪の開花に留まり、ヤブミョウガの実が見頃でしたが、ハナミョウガ・ムサシアブミの実は、蒼いままでした。
日本庭園池東脇&星が丘門南のセンブリを探してみましたが、前回訪問時、センブリの草体かもと思ったものは枯れ果て、草体も蕾も見当たりませんでした。
早春の小道南傍のシキミの実を見てみましたが、実は相変わらず多数あるものの、弾けて赤い種を見せている実は、見付けられませんでした。
野はらビオトープ周辺では、 西のキガンピは、花が最終盤で、撮影をパスしました。マメナシの実は元気で、北端のスズカアザミが見頃で、内1輪を、ヤマトシジミらしき蝶が訪れていました。
ビオトープでは、南脇で、アオハダの実が残留しており、クサギの実が弾けていました。
源氏の庭に戻ると、南端のシモバシラが満開でしたが、相変わらず、茎が直立しており、花姿は今一でした。
星が丘門南では、日本庭園池東脇で、ミヤマヨメナ(ヒゴシオン系)らしき花が残留し、ノコンギクらしき花も咲き出していました。ハマビワは蕾のままで、ヒトツバカエデの翼果が目立って入り、 南脇では、トケイソウが1輪だけ、咲き残っていました。 |
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グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’(植物会館南)P
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ショウガ科ヘディキウム・グリフィシアナムの蕾(宿根草園)P
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