東山動植物園温室以外の花&実23/09/15 9月1日に引き続いての訪問です。
動物園上池では、これまで開花していたヒロハシャゼンオモダカ・スイレン・ポンテデリア・アギナシ?に加え、チョウジタデ数株、ウチワゼニクサ多数、が開花していました。チョウジタデですが、よく似た、ウスゲチョウジタデ(2日前に、名古屋市東谷山フルーツパーク旧ハス池で遭遇)と少し違い、花弁の重なり合いがない、ものでしたので、間違いない、と思っています。
植物園に入って、 アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、アメリカノウきのゼンカズラ・ムクゲ類が元気で、モミジアオイ1輪も残留していました。
フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、バンクシア=スピヌロサが花芽を出し始め、バンクシア=インテグリフォリアが元気でした。グレビレア2種(‘ココナッツアイス’・‘ブロンズランバー’)・メラレウカ1種(‘コトンキャンディ’)が、辛うじて花を付けており、 南東のタイワンモクゲンジが花芽を立て始めていました。
しゃくなげの森では、シャクナゲ1種(‘カロラインアールブロック’)が蕾を付けており、オオカナメモチが若い実を付けていました。
花園橋周辺では、タイワンフウの実だけが目立っており、サンゴシトウは、花期を終えた感じでした。
ツツジヶ丘南麓では、サワフタギの実は蒼いままでしたが、カンレンボクの実が稔り出して来ました。
中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、トウフジウツギが咲き残り、各種木の実(中国大花マユミ・中国ガマズミ・カラタチ・ハンカチノキ・トチュウ・シナトチノキ・シナアブラギリ・リキュウバイ・ヒイラギモチ)が元気でした。
竹林北脇では、ウチワノキの実は、見当たりませんでした。
スイレン池では、温帯スイレン・熱帯スイレンが咲き残り、パラグアイオニバスは、相変わらず半開状態でした。 パラグアイオニバスですが、ここに詳しい人の情報ですと、夕方に開花し、早朝に萎む、との事。全開した姿を見た事がなかったのは、仕方のない事だったようです。
宿根草園では、クルクマ=ペディオラタが全株に渡り残留開花し、キバナミソハギ・ルドベキア‘リトルヘンリー’・ナンバンギセル・シュウカイドウなどが残留開花し、アゲラタム(ユーパトリウム?)・タイワンホトトギス・キンミズヒキが満開で、ヒガンバナ白(小花1輪)・シュウメイギク2輪・ギンミズヒキ・ススキ、が咲き出していました。
伊藤圭介の庭では、ネコハギが咲き出し、メドハギが満開になり、シモバシラ・オトギリソウが残留開花していました。オトギリソウですが、前日、春日井グリンピア温室東石垣脇で見た、全開したサワオトギリと、対照出来そうですね。オケラにつては、目立たなかった事や、蒸し暑さのせいか、確認を忘れてしまいました。
植物会館南では、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が咲き残り、 南脇花壇では、ワタ・セファランサス‘ムーンライトファンタジー’・グレビレア‘ロビンゴードン’が奇麗に咲き残り、ビバーナム=ヌドゥムの実が目立っていました。
11時半、植物会館内の、冷房の利いた部屋に入りクールダウン。休憩を兼ね、たまたま展示されていた、ボタニカルアート20数点を鑑賞。皆さん、奇麗に書いておられ、感心しました。 水分を補給しようと、無料冷水をペットボトルに詰めていると、通常の「花マップ」に牧野「富太郎探検隊」と称して、所縁の植物の所在場所が示されていました(命和5年7月19日調査8月8日発行)。そのマップの中に、「センブリ」の記載がありました。 東山植物園にセンブリがあるのではないかと、ガイドの方に聞こうと思っていた(ガイドの方は、10月1日まで「お休み」)矢先のことでした。これから向かう先に、センブリ生息地があるかと思うと、途端に元気が出てきて、すぐさま外に出て、昼食。
昼食は、植物会館南脇の半日陰の椅子で、何時もの、コンビニおにぎりを食し、11時50分過ぎ、草花散策を再開しました。
植物会館北東のアメリカデイゴを撮影後、温室へ。 温室内での散策を終えたのは、13時15分過ぎ。
温室東入口に回り、パラゴムノキの実、全開しているアサガオ‘アーリーヘブンリーブルー’、花を閉じているヨルガオ、を撮影。
宿根草園北のイワナンテンを見遣ると、蕾2輪が残留していました。
武家屋敷門付近では、東脇で、アイ(タデアイ)が開花し小花が全開していました。駄目元で見に行ってみた、フジカンゾウが奇麗に開花し、接写も行えました。
也有園付近では、東で、オケラが1株咲き残り、タマスダレが見頃で、フユノハナワラビが花穂を立てていました。北脇では、ヒガンバナ1輪が全開していました。
湿地園では、シラタマホシクサ・サワギキョウが満開になり、リンドウの蕾1株も見付かりました。
奥池周辺では、北側が全面工事進入禁止となり、北東部建物西脇のヒガンバナの確認だけに終わりました。したがって、ヒノキバヤドリギの様子を確認する事も叶いませんでした。
日本庭園南道路南傍では、ノシランが開花し、ムサシアブミ・ハナミョウガが蒼い実を付けていましたが、シモバシラは、草体のみでした。ここのシモバシラは、東山植物園以外で見るシモバシラ同様、花序の小花が奇麗に一方向だけを向く花で、期待にこたえて呉れる株ですが、園内の他の場所の株より、例年、遅れて開花しています。
日本庭園池北部と西部は、工事による通行止めが継続しており、ホトトギス類の状態の確認など、行えませんでした。
日本庭園池東脇では、「富太郎探検隊」マップに記載されているミヤマヨメナ(立て札には、「ヒゴシオン系」とある)が開花していましたが、センブリは、立て札はあるものの、センブリのようなそうでないような草体が2株見付かっただけでした。
早春の小道北傍では、ノシランが満開でした。
早春の小道南傍では、シキミ1株が、多数の実を付け、弾け出しており、1つだけですが、おどろおどろしい赤い種を露わにした実が、見つかりました。
野はらビオトープ付近では、西のキガンピが花と実を付け、南側道路北傍のサルナシの実が奇麗でした。
源氏の庭では、シモバシラが咲き残っていました。
星が丘門南では、ソテツが雌花序を付け、ハマビワが蕾を付けていました。シロモジの弾けた実を期待してみてみましたが、実は全て、落果していました。 南脇では、トケイソウが2輪程咲き残り、タイタンビカス1輪も、残留開花していました。 |
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グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’(植物会館南)P
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セファランサス‘ムーンライトファンタジー’(植物会館南脇)P
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