東山植物園温室以外の花&実23/03/04 3月1日発行(2月25日調査)の「花マップ」に頼って、2月16日に引き続いて訪れました。 晴れて暖かく、風が強くない日を選んでこの日にしたのですが、調査から一週間経っているので、花の様子が変わっているのではないかと、危惧しながら訪れました。 この日の天気予報は、最高気温が17℃くらいになるものの、時々曇る、と言う事でした。
「暑くなる」との事で、薄手のパーカーを着て来ましたが、動物園から植物園に辿る道を歩むと、すぐに暑くなり、パーカーを脱ぎ、首にスポーツタオルを掛けただけの服装で、散策しました。
アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、シナマンサク1株が満開でした。
フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)では、アカシア2種(コベニー・ブアマニー)は、共に蕾でした。グレビレア3種(‘ファイヤーワークス’・‘ヒルズジュビリー’・‘ジョンエバンス’)、バンクシア2種(スピヌロサ・インテグリフォリア)は、前回訪問時と変化が感じられず、グレビレア‘ジョンエバンス’は、蕾のまま、でした。
しゃくなげの森では、アブラチャンは蕾のままで、クリスマスローズ5種、とハルザキクリスマスロース別名レンテンローズ5種が開花していました。また、小池脇のピンクネコヤナギは、1花序の開花に留まり、且つ、花は、通常のネズミ色ネコヤナギと、大差の無いもので、少しガッカリしました。
桜の回廊南端の河津桜3株が、逆光ながら一分咲きとなっていました。
中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、シャクナゲモドキが咲きだし、シナマンサク・ハマメリス=ウエルナリス・ウスギモクセイが咲き残っていました。
10時半を回ったこの時点で、午後から、ド曇りになってしまう事を怖れ、気になる花を一足先に、見ておこうと、思って、温室の北側の重点ポイントを回って見ました。 宿根草園北のシュンランは、花芽が2個、顔を出していました。 也有園東のヒメクロモジは、咲きたて、を保っていました。 どんぐり広場南のキクザキイチゲは、紫花3輪が終盤で、白花6輪が半開状態でした(11時少し前)。 奥池北脇のダンコウバイ雄花が咲きだしており、綺麗でした。 湿地園でハルリンドウを探してみましたが、見当たりませんでした。ここに、ハルリンドウがあるかどうか、たまたま遭遇した、ガイドの方に尋ねましたが、全く埒が明きませんでした。 日本庭園南道路北傍のフクジュソウは、10株程が咲きだしていました。 日本庭園南道路南傍のセリバオウレンは両性花が全開していました。 早春の小道北傍のトサミズキが開花し、赤い葯の接写が叶いました。 そして、すぐに、宿根草園方面に、とって返しました。
宿根草園では、ミニアイリス‘ブルーヒル’が咲きだし、ロニケラ=プルプシイ3株が満開となり、スイセン‘アトラスゴールド’・ヒマラヤユキノシタが見頃となっていました。
伊藤圭介の庭では、ユキワリイチゲ2輪が、残骸状態ながら開花し、セツブンソウも残留開花していましたが、イズセンリョウは蕾のままでした。
植物会館南脇のマンドラゴラは、半開状態でした。
11時半過ぎ、温室に入り、南棟閉鎖の為、何時もより短い時間で散策を終え、13時少し前に、温室の外へ出て来ると、薄曇が少し厚くなり、日差しが弱くなったように感じました。また、温室の暑い中から出てきたためか、寒むさを覚えて、コンビニおにぎりで昼食後、パーカーを着直して、午後からの散策に出掛けました。
武家屋敷門付近では、南脇のフクジュソウが10輪程咲き残り、南では、シナマンサクが満開で、サンシュユが咲きだしていました。
也有園付近では、南東のマンサクが咲きだし、ボケが元気でした。南の小池西脇では、ヒメクロモジ雄花が咲きだしていました。西脇のフクジュソウ数輪が咲き残り、北西脇のシキミが見頃となっていました。東のカンアオイが元気でした。 東で、午前中に見たヒメクロモジは、詳しく見ると、雄株雄花で、近くに雌株雌花もあるのではないかと探してみましたが、見当たりませんでした。
駄目元で、どんぐり広場南のキクザキイチゲの様子を、午前中に引き続き、見に行って見ると、紫花は萎れたままでしたが、白花は全6輪が全開し見頃でした(13時15分)。
奥池北脇では、ウグイスカグラが咲き残り、湿地園でハルリンドウを再度、探してみましたが、徒労に終わりました。
コクサギの開花を期待してみかん畑に立ち寄って見ましたが、無駄足でした。
日本庭園南道路南傍のセリバオウレンの様子を再度見てみると、両性花以外にも、雄花も開花しており、また、傍らでは、タネツケバナが咲きだしていました。
早春の小道脇では、両脇のマンサクが元気で、北脇のシナマンサクも綺麗でしたが、北脇のサンシュユの様子を見忘れました。
源氏の庭のミツマタが数花序咲き出し、綺麗でした。
梅の谷南脇では、ジンチョウゲが咲きだし、見頃でした。
ビオトープでは、ヒメカンアオイが群生し咲きだしており、西脇のサクラバハンノキは終盤の感じで、南脇では、ショウジョウバカマが2株、咲きだしていました。
お花畑休憩所付近では、南脇で、初花のコノテガシワ雌花が咲きだしており、造詣の妙に浸りました。 北脇のオオバヤシャブシが咲きだし、雄花序が全開し、雌花序も咲きだしていました。
星ヶ丘門南では、シロモジがまだ蕾で、ニシキマンサクが咲き残っていました。 |
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クリスマスローズ‘アイスブレーカーマキシー’(しゃくなげの森)P
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クリスマスローズ‘ヴァレンタインリリー’(しゃくなげの森)P
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クリスマスローズ‘ダブルファンタジー’(しゃくなげの森)P
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レンテンローズ‘スモーキーピンクアネモネ’(しゃくなげの森)P
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