名古屋市東山植物園温室外の花&実22/09/15 タイワンモクゲンジ・イボクサ・コシアブラ・宿根草園の新規花・ネコハギ・ハマビワ、の開花、全開したパラグアイオニバス、見頃のフジカンゾウ、リンドウの成長、ウメバチソウの蕾、などを期待して訪れました。9月4日に引き続いての訪問です。
東山動物園経由で、植物園に向かう際、ひょっとして、上池の池傍で、イボクサが咲きだしているかもしれないと思い、上池南東端に行って見ると、イボクサは見付けられなかったものの、アギナシ風の花2株が開花し、ポンテデリアが群生開花していました。アギナシ風と書いたのは、遠目、葉っぱがヘラオモダカ風の「3裂していない葉っぱ」の感じだったからです。
植物園散策の参考とすべき「花マップ」は、9月1日発行のものしかない為、自分の勘だけで、巡って見ました。
アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、アメリカノウゼンカズラが元気で、モミジアオイが咲き残り、アロニアの実が色付いて来ました。東脇のサワフタギの実は、なにやら未熟な感じで、蒼いままでした。
フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、グレビレア2種(ココナッツアイス・ブロンズランバー)が元気で、バンクシア・インテグリフォリア1花序も、元気でした。メラレウカ2種(コットンキャンディ・ホワイトレース)も咲き残っていました。タイワンモクゲンジは多数の花序を立て、黄緑色の花のようなものを咲かせ始めていました(多分花だと思いますが...。)
しゃくなげの森では、コシアブラが高い所で3花序程を出しており、内1花序が咲きだしていました。
花園橋北東では、サンゴシトウが咲き残り、 ツツジヶ丘南脇では、カンレンボクの実が稔り、サワフタギの実が一層色付いて来ました。
中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、トウフジウツギが咲き残り、ビナンカズラ雄花も開花していました。ハンカチノキの実、シナアブラギリの実、中国大花マユミの実、が元気で、ノブドウ‘三裂叶蛇葡萄の実が色付いていました。
花園橋まで戻ってくると、橋の北西脇では、温室サンギャラリーで見慣れている、ルリマツリが綺麗に開花していました。
スイレン池では、パラグアイオニバスが数株開花していましたが、全ての花が半開きのままでした。受粉完遂の為、訪れた虫を閉じ込めるべく、一旦花を閉じ、受粉が完了した翌日に、全開すると言った話は、嘘だったのかもね。熱帯スイレン・温帯スイレンは、相変わらず見頃を保っていました。
スイレン池脇の、ニホンアサガオ‘ベニチドリ’は、花期を終えたのか、撤去されていました。
伊藤圭介の庭では、ネコハギが咲きだし、メドハギが満開で、オトギリソウが残留していました。カンナ‘ダンドク’は、未だに健在で、似た花サンゴシトウの参照として撮影して来ました。
植物会館南では、グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’が相変わらず元気で、池には、ここでも、パラグアイオニバスが開花(半開)していました。
植物会館南脇の花壇では、足助エビネの森で毎年見ていた、タニワタリノキとそっくりな花を付けた、初花、セファランサス‘ムーンライトファンタジー’が綺麗に開花しており、蝶:ツマグロヒョウモンが吸蜜に訪れていました。
植物会館南脇鉢植えでは、これも初花の、テッポウウリが花と実を付けていました。
温室西入り口脇の水鉢群を見に行くと、前回訪問時、温室西花卉室に展示されていた、トチカガミとミズオジギソウの水鉢が移設され、残留開花していました。
新規開花の花を求めて、宿根草園に向かうと、宿根草園西では、ネコノヒゲが残留していました。 宿根草園では、新規開花の花は見当たらず、ガッカリしましたが、残留していた、クルクマ=ペディオラタ、ナンバンギセルなどを撮影して、お茶を濁しました。
ガッカリついでに、宿根草園のベンチに腰を掛け、昼食用のコンビニおにぎりを食し、11時50分頃、温室に向かいました。
温室での散策を終えたのは、13時。
武家屋敷門南東のアイは、花期を終えており、 武家屋敷門東のフジカンゾウは、前回のような雨に濡れる事も無く、2株が、綺麗に開花していましたが、接写に失敗してしまいました。
也有園東のオケラは花期を終え、奥池南東道路東脇のホツツジは、終盤でした。
湿地園では、シラタマホシクサ・サワギキョウが満開&見頃で、リンドウの花芽が少し大きくなっていましたが、ウメバチソウは、見付けられませんでした。
ホタル沼南奥辺りに、トリカブト類が在りはしまいかと、目で追って見ましたが、それらしいものは見つかりませんでした。
カラマツ林に行って見ると、スズカアザミらしき花が2輪程咲きだしていました。
日本庭園池西脇では、初花のシロネが3株程開花しており、見頃でした。
日本庭園南道路南脇では、ノシランが咲き残り、 源氏の庭東脇では、イヌコウジュが群生して開花し出していました。
野はらビオトープでは、ボントクタデが満開になり、野はらビオトープ東脇のクマノミズキが実を付けていました。
星ヶ丘門南では、ハマユウの新規開花は無く、ハマビワも蕾のままでしたが、ガーキン・メロトリアの花が綺麗に残留し、タイタンビカスが咲き残り、白花八重のクレマチスが見頃でした。 |
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グレビレア‘プーリンダロイヤルマントル’(植物会館南)P
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セファランサス‘ムーンライトファンタジー’(植物会館南脇)P
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セファランサス‘ムーンライトファンタジー’(植物会館南脇)P
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