白馬五竜高山植物園19/07/15 「一緒に、ヒマラヤの青いケシを見に行きませんか?」 蝶の写真に嵌まっている、隣人のOさんに、声を掛けられました。 願ってもない事でした。 白馬五竜高山植物園は、2004年07月30日、クラブツーリズムのバスツアーで訪れて以来、2度目の訪問となりますが、 「どうせ行くなら、現地で一泊し、天気が良ければ、翌日あたり、栂池自然園に行きたいですね」 と、言うと、Oさんは、ついでに蝶も撮影したいので、自分は2日目も白馬五竜高山植物園に行き、私を車で送迎する、と仰る。 7月15日に宿の空きがあり、Oさんの車で、出掛ける事となりました。
梅雨はまだ明けず、雨が心配でしたが、思い切って出掛けました。
五竜テレキャビンを降り立ち、白馬五竜高山植物園(標高1,515m)に到着したのは、13時少し過ぎ。 小雨が降っており、予め用意していた大傘を差し、ぬかるみを覚悟して、長靴履きで、散策を開始しました。 「ヒマラヤの青いケシ(メコノプシス=グランディス)」は、あちらこちらで、200輪ほどが開花しており、近縁のメコノプシス=カンブリカ(黄色いケシ)や、ヒマラヤトラノオ・中国産アツモリソウ、など、外国産の珍しい花に混じって、コマクサ・シコタンソウ・テガタチドリ・タカネグンナイフウロ・ヤマクワガタ・アオノツガザクラ・シュロソウ・クロユリ・コケモモなど、日本で見られる花も、種々開花していました。
14時頃からは、雨は止み、 「アルプス平自然遊歩道」を使い、地蔵ケルン(標高1,676m)周りの草花を探索しました。 2004年訪問時に見かけた、タカネセンブリ・アオヤギソウ・ミヤマコゴメグサ・ミヤマママコナ・オオコメツツジなどを探すと、タカネセンブリ(ハッポウタカネセンブリ?)は草体のみで、まだ蕾も付けていませんでしたが、アオヤギソウ1株、ミヤマコゴメグサ2株3輪、ミヤマママコナ3輪、オオコメツツジ多数、が見つかり、今まで見た事のないトキソウ(花弁に赤い縞があり、唇弁の「毛」が黄色い花)も、見つかりました。
五竜テレキャビン最終便(16時30分)に間に合うよう、16時過ぎに乗り込み、下山すると、晴れ間が広がっていました。 乗り口の「とおみ駅(標高818m)」近くの「エスカルガーデン」では、シモツケソウ・クガイソウ・ヒメトラノオ?・ベルケア=パープレアなどが咲き乱れていました。30分程散策し、この日の宿「ペンション&ログコテージあるむ」に、17時少し前に到着。
宿泊したペンションは、1拍2食付きで、一人8000円。夕食がとても美味しかったです。 |
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アルプス平自然遊歩道の花たち(標高1600m付近) |
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エスカルガーデンの気になる花たち(標高820m付近) 全部が植栽品、それとも、一部自生?。 |
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