陶史の森05/09/12

イボクサ・アオギリの実を求めて訪問しました。

このところ、秋とは思えないような、真夏の天気で、イボクサが咲いているかどうか心配でした。

イボクサが気温ではなくて、日照時間を感じて開花するものであることを祈って、一昨年・昨年にイボクサを見ている場所に行ってみました。

ところが、そこには一輪も咲いていませんでした。

ガッカリしながら、アオギリの果実を撮影し、「粉引きの道」の散策を途中で止め、川伝いに何かないかと見ていると、川の中で、ヒメジソが咲き出し、ミゾソバも開花し、サナエタデのようなものも開花していました。

「まあ、サナエタデ・ミゾソバでも撮影するか」とつぶやきながら、川の中の砂州に下りてみると、

なんと、砂州の草むらの中にイボクサが咲き出していました。

人騒がせなイボクサですね。嬉しくなって、すっかりサナエタデのようなものの写真を撮影するのを忘れてしまいました。

 

昨年見つけたシラヒゲソウは、今年は咲いていません。これから咲くかも知れませんので、まだ咲いていないスイランを見に再訪する時に探してみるつもりです。

遅まきながら、サワギキョウも咲き出していましたが、ミミカキグサ・クルマバハグマの様子を見に行くのを省略し、次の目的地の香嵐渓に向かいました。

実の付き方が独特のアオギリ

 

コケオトギリ

イボクサ

 

イボクサ

コモウセンゴケは2輪咲き残っていました

 

サジガンクビソウ

サワギキョウが5株ほど咲いていました

 

サワフタギの実もくすんだ色になってきました

シラタマホシクサも開花しました

 

シロイヌノヒゲ

センブリはまだ蕾

 

ホザキノミミカキグサも多数

ヒメジソ

 

ヒメジソ(横から)

ミゾソバ

 

ミゾソバ

ヤハズソウ多数