御嶽田の原14/07/25

例年は、梅雨明け後の、祝日「海の日」の前後に訪問していますが、今年は、7月21日「海の日」に東海地方の梅雨明け宣言がなされ、タイミングを逸していました。

天気予報によると、7月25日は、今年一番の暑さになるとの事。そんな訳で、この日に訪問する事としました。

平地では、最良の天気のようですが、山の天気は異なるようで、近隣の乗鞍岳の予報は小雨、木曽駒ケ岳は曇り、との事。

 

一か月前の6月下旬に訪れた時には、残雪が酷かったので、ひょっとしたら、「一口水」付近は、今年も残雪に埋もれているかもしれないし、天気が悪ければ、麓の木曽福島城山自然歩道に戻っても良いし...などと思いながら、家を4時に出発。

御嶽山は、中央高速からは、雲に隠れていたのか、全く見えず、道の駅「木曽福島」付近からは、山麓は見えるものの、山頂部は雲の中...。

「駄目かもね」などと思いながら、道を急ぐと、途中から、頭に少し雲が掛っただけの御嶽山が望め、御嶽スカイラインに入ると、雲一つない、御嶽山が姿を現しました。

 

御嶽田の原駐車場に到着したのは7時少し前。

予報通り、乗鞍には薄い雲が掛り、穂高連峰方面は、厚い雲の中。そんな中、御嶽山だけがドピーカンの様子。

おまけに、一口水の雪はすっかり消え、花が期待できそう...。

 

駐車場辺りを少しウロウロし、花散策&登山を開花したのが、7時20分頃。

果たして、下山開始時刻の13時迄に何処まで行けるか、ノロノロ登山です。

駐車場発7:20――>「奥社」着7:50――>「奥社」発8:00――>7合目着8:25――>「あかっはげ」9:00――>8合目金剛童子9:25――>8合目石室10:10――>9合目下富士見石11:00――>9合目11:15――>「一口水」付近散策開始11:25――>「一口水」出発12:15――>9合目石室12:43――>中央不動12:50――>下山開始12:52――>「一口水」13:05――>奥社&田の原天然公園経由――>駐車場着14:35、でした。

 

花の様子は下記ですが、時間切れで、ハクサンイチゲを見に行けなかった事を除けば、大満足の一日でした。

 

イワウメが「一口水」で一輪開花。初花です。

イワヒゲが「一口水」で、2株50輪開花。岩壁の「高根の花」として開花。一株は、10倍ズームのみで、もう一株は、決死の思いで、右手で岩の出っ張りを掴み、ぶら下りながら、左手で撮影。

ジムカデが「一口水」下で、10輪ほど、離散して開花。蕊を撮影。

アオノツガザクラは「一口水」下で2株、「一口水」上で、一株、合計15輪開花。

ツガザクラは、9合目で一株、「一口水」下で大株、「一口水」で5株開花。

コメバツガザクラは、「一口水」下で、2株10輪。「一口水」上の何時もの場所では、花が無かった。

イワベンケイは、中央不動で、2株開花、一株は果実期に。

イワギキョウは、8合目石室下で、2輪開花&蕾6輪。

チングルマは、「一口水」下で、3ヶ所30輪以上開花。

ツマトリソウは、6合目2ヶ所で、30輪開花。田の原天然公園では、朝露でビショビショの花。

ホソバノキソチドリは、6合目&奥社で、30株以上開花。さながら、ホソバノキソチドリ・ロードって言う感じでした。

ミネズオウは、「一口水」下で一株4輪開花。

イワツメクサは、「あかっぱげ」から8合目石室下にかけて、あちこちで開花。

ゴゼンタチバナは、駐車場脇では、終盤。「奥社」付近から、8合目石室上にかけて、あちこちで開花。

シナノオトギリは、駐車場から8合目にかけて満開。

ハクサンシャクナゲは、8合目金剛童子から8合目石室上にかけて、咲きたて見頃。

ハシナガヤマサギソウは、御嶽スキー場最上部の、昨年と同じ場所で、一株開花。

シラタマノキは、御嶽スキー場最上部、田の原駐車場、7合目下、の、あちこちで開花。

ネバリノギランは、駐車場脇から「奥社」にかけて、大群生。あり過ぎて、撮影は1シーンのみ。

モミジカラマツは、駐車場脇と7合目下で開花。

エゾヨツバムグラは、駐車場脇の何時もの場所で、数株開花&終盤。

コケモモは、7合目下や8合目で多数開花も、8合目では撮影なし。

マイヅルソウは、7合目付近で、終盤。

ミヤマダイコンソウは、9合目石室付近で一株、中央不動付近で2株、が終盤。

オンタデは、7合目下の何時もの場所で撮影。

ウラジロナナカマドは、8合目石室上で、一株残留。登山時には気が付かず、下山時に見付け撮影。

タカネナナカマドは、8合目石室で終盤。8合目金剛童子で、果実に。

クロツリバナは、「あかっぱげ」付近で咲き残り、8合目下で果実に。

ヒロハツリバナは、7合目の日陰で開花。

カンチコウゾリナは、6合目から「奥社」にかけて大群生。

ヒメクロマメノキ?は、8合目石室下で4輪開花。

ヤマブキショウマは、8合目下から8合目石室下にかけて、数株開花。

ミドリユキザサは、「あかっぱげ」付近で一株終盤。

タカネニガナは、8合目金剛童子で、一輪開花。

ミヤマアカバナは、6合目登山時に蕾数輪。下山後、駐車場トイレ裏の何時もの場所に3株。息で強制開花。

ミヤマゼンゴらしきものが8合目金剛童子下で、開花。3回3出複葉でした。

ミヤマアキノキリンソウは、6合目から8合目にかけて、あちこちで開花。

ツルツゲは、6合目から7合目上で雌花&雄花開花。

ウスノキは、「あかっぱげ」付近で、一輪開花。

オオバスノキは、7合目上で数輪開花。

コバイケイソウは、奥社付近で枯れ掛けの花が一株あったのみ。田の原天然公園を見て回ったが、花は見当たらず。昨年の群生開花が嘘のよう。

サラサドウダンは、6合目の何時もの場所で開花。崖の向こう側&日陰で、良い写真が撮れず。

 

コバノイチヤクソウは、7合目の祠の前で、群生していたが蕾のまま。

ヤマハハコは、8合目金剛童子で、数株が蕾。

ミヤマホツツジは、「あかっぱげ」上下で、蕾。

セリバシオガマは、7合目上で繁茂、まだ花も蕾も無し。

オオヒョウタンボクは、8合目下で、果実期に。6月下旬の訪問時に花が見付からなかったので、今年は駄目かと思ってた。

ドピーカンの御嶽山(7:00駐車場から)

 

剣ヶ峰(7:00駐車場から)

 

「一口水」付近(7:00駐車場から)

 

雲の掛った乗鞍岳(7:00駐車場から)

 

登山道(8:15登山道7合目下から)

 

王滝頂上小屋(11:00富士見石から)

 

アオノツガザクラ(「一口水」下)

 

アオノツガザクラ(「一口水」下)

 

イワギキョウ(8合目石室下)

 

イワギキョウの蕊。左と同じ花(8合目石室下)

 

イワギキョウ(8合目石室下)

 

イワギキョウの蕾(8合目石室下)

 

イワツメクサ(8合目上)

 

イワツメクサ(8合目上)

 

イワヒゲ(「一口水」上)

 

イワヒゲ。左と同じ株(「一口水」上)

 

イワヒゲ(「一口水」)

 

イワウメが一輪(「一口水」)

 

イワベンケイ(中央不動)

 

イワベンケイ。左と同じ株(中央不動)

 

イワベンケイの若い実(中央不動)

 

ウスノキ(「あかっぱげ」付近)

 

ウラジロナナカマド(8合目石室上)

 

ウラジロナナカマド(8合目石室上)

 

ウラジロナナカマド(8合目石室上)

 

オオバスノキ(7合目上)

 

オオヒョウタンボクの若い実(8合目下)

 

オヤマリンドウの草体(8合目)

 

カンチコウゾリナ(6合目7:30)

 

カンチコウゾリナ(奥社前8:00)

 

カンチコウゾリナ(8合目9:30)

 

オンタデ(7合目下)

 

クロツリバナ(「あかっぱげ」付近)

 

クロツリバナの実(8合目下)

 

クロツリバナの実(8合目下)

 

クロウスゴの実(7合目下)

 

コケモモ(7合目下)

 

コケモモ(7合目下)

 

ゴゼンタチバナ(「奥社」付近)

 

ゴゼンタチバナ。左と同じ花(「奥社」付近)

 

ゴゼンタチバナ(「奥社」付近)

 

ゴゼンタチバナ(7合目上)

 

コバイケイソウの枯れた花(「奥社」前)

 

サラサドウダン(6合目)

 

コバノイチヤクソウの蕾(7合目)

 

コバノイチヤクソウの蕾。同左(7合目)

 

コメバツガザクラ(「一口水」下)

 

コメバツガザクラ(「一口水」下)

 

シナノオトギリ(駐車場)

 

シナノオトギリ(駐車場脇)

 

シナノオトギリ(6合目)

 

シナノオトギリ(6合目)

 

シナノオトギリ(7合目)

 

シナノオトギリ(8合目)

 

シナノオトギリ(8合目石室下)

 

シナノオトギリ(9合目)

 

ジムカデ(「一口水」下)

 

ジムカデ(「一口水」下)

 

ジムカデの蕊(「一口水」下)

 

ジムカデの蕊(「一口水」下)

 

シラマタノキ。指入り(御嶽スキー場)

 

シラタマノキ(駐車場)

 

シラタマノキ(7合目下)

 

セリバシオガマの草体(7合目上)

 

タカネナナカマドの花後(8合目石室)

 

タカネナナカマドの花後(8合目石室)

 

タカネナナカマドの実(8合目)

 

ネバリノギラン(駐車場)

 

タカネニガナ(8合目)

 

タカネニガナ。左と同じ花(8合目)

 

チングルマ(「一口水」下)

 

チングルマ(「一口水」下)

 

チングルマ(「一口水」下)

 

チングルマ(「一口水」下)

 

チングルマ。右上と同じ(「一口水」下)

 

チングルマ。上と同じ(「一口水」下)

 

ツガザクラ(9合目)

 

ツガザクラ(「一口水」下)

 

ツガザクラ。右上と同じ株(「一口水」下)

 

ツガザクラ。上と同じ株(「一口水」下)

 

ツガザクラ(「一口水」)

 

露に濡れた、ツマトリソウ(7:20天然公園)

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ。左と同じ花(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ。左と同じ花(6合目)

 

ツマトリソウ(6合目)

 

ツマトリソウ(7合目下)

 

ツマトリソウ(7合目下)

 

ツマトリソウ(7合目下)

 

ツルツゲの雌花(6合目)

 

ツルツゲの雌花(7合目下)

 

ツルツゲの雄花(7合目下)

 

ツルツゲの実(6合目)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目石室下)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目石室下)

 

ハクサンシャクナゲ(8合目石室上)

 

ハシナガヤマサギソウ(6:50御嶽スキー場)

 

ハシナガヤマサギソウ。同左(御嶽スキー場)

 

ヒメクロマメノキ?(8合目石室下)

 

ヒメクロマメノキ?(8合目石室下)

 

ヒロハツリバナ(7合目)

 

ヒロハツリバナ(7合目)

 

ホソバノキソチドリ(御嶽スキー場)

 

ホソバノキソチドリ(天然公園)

 

ホソバノキソチドリ(天然公園)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(6合目)

 

ホソバノキソチドリ(「奥社」前)

 

ホソバノキソチドリ。右上と同じ株(「奥社」前)

 

ホソバノキソチドリ。上と同じ株(「奥社」前)

 

ホソバノキソチドリ(7合目下)

 

ホソバノキソチドリ。同左(7合目下)

 

マイヅルソウ(7合目)

 

ミドリユキザサ(「あかっぱげ」付近)

 

ミネズオウ(「一口水」下)

 

ミヤマホツツジの蕾(7合目上)

 

ミヤマアカバナ。強制開花(駐車場脇)

 

ミヤマアカバナ。強制開花(駐車場脇)

 

ミヤマアキノキリンソウ(6合目)

 

ミヤマアキノキリンソウ(8合目)

 

ミヤマアキノキリンソウ(8合目上)

 

ミヤマゼンゴ?(8合目)

 

ミヤマゼンゴ?(8合目)

 

ミヤマゼンゴ?の葉っぱ。3回3出複葉(8合目)

 

ミヤマダイコンソウ(9合目石室付近)

 

ミヤマダイコンソウ(中央不動)

 

モミジカラマツ(駐車場脇)

 

モミジカラマツ(駐車場脇)

 

モミジカラマツ(7合目下)

 

モミジカラマツ(7合目下)

 

エゾノヨツバムグラ(駐車場脇)

 

エゾノヨツバムグラ(駐車場脇)

 

ヤマブキショウマ(8合目下)

 

ヤマブキショウマ(8合目下)

 

ヤマハハコの蕾(8合目)