御嶽田の原06/06/24

下手をすると、土砂降りの雨または濃霧かもしれないと思ったのに、御嶽田の原は、薄曇の絶好の草花探索日和でした。

しかし、今日の山は騒然としており、300人くらいの人が、必死になって、3000mの山頂を往復しており、とてもせわしない日でした。聞けば、世界的に有名な、マラソン登山だそうで、毎年、この地で開催しているとのこと。

何年も通っているのに、初めて遭遇しました。あのように、岩場を飛んで登って、飛んで降りるなんて信じられない事をする人がたくさんいるんだなーって感心してしまいました。

 

それはそうと、花の話ですが、ミツバオウレンは咲き出したばかりでしたが満開で、バイカオウレンのように花弁の外側が赤い、咲きたての花も、多数見受けられました。

クロユリは田の原天然公園や6合目で開花しだしており、蕾も多数ありました。

チングルマは、田の原天然公園で多数(100輪以上)咲いており、丁度良い時期に訪れたみたいです。

タケシマランは6合目上から8合目下にかけて、30株ほど開花しており、ヒメタケシマランもあかっはげ付近で3株ほど開花していました。

ツガザクラは、6合目で蕾でしたが、8合目上に、咲いている群落が2箇所ありました。

コケモモも同様で、6合目から7合目下は蕾で、8合目で開花していました。

クロツリバナは8合目下で多数開花していました。

イワカガミは、8合目以上と7合目下で満開でした。

ゴゼンタチバナは6合目と8合目下で、蕾を付けていました。

ツマトリソウ・イワギキョウは一輪も開花しておらず、蕾も見つかりませんでした。

 

8合目に、11時前に到着し、12時まで上に登ってみようと思ったのが、良い考えだったようで、

一輪だけですが開花したイワツメクサに遭い、タカネナナカマド・ウラジロナナカマド、そして、先にも言いました、ツガザクラの群落にも遭えました。

ここまで来たのだから、「一口水」まで行って見ようかと、登山マラソンで降りてくる人たちに声援を送りながら、重い足を引きずりながら登っていると、9合目下の辺りから雨が降り出し、段々雨脚も強くなってきました。

これは、好意的に解釈し、「もうこれ以上、上には花は無い」との天の声、だと思い、引き返してきました。

降りるのは、やっぱり登るのと比べて雲泥の差、何て思いながら、下っていると、雨はすぐ止んでしまいました。

 

そうそう、今日は初花のミネズオウ、そして、今まで、ここで見たことの無かった、ヒメイチゲに遭遇しました。ヒメイチゲは全部で、20輪以上ありましたが何故か全て半開の状態でした。

イワカガミ(6合目)

 

イワカガミ(8合目上)

イワツメクサが一輪開花(8合目上)

 

ウラジロナナカマド(9合目下)

オオツリバナ多数(6合目)

 

オオバコウモリ?の葉っぱ(6合目駐車場脇)

オオヒョウタンボクの蕾(8合目下)

 

クロツリバナ多数(8合目下)

クロユリ(6合目)

 

クロユリ(6合目)

クロユリ(6合目)

 

クロユリ(6合目)

コケモモ(8合目)

 

ゴゼンタチバナの蕾(8合目下)

コヨウラクツツジ(6合目)

 

タカネナナカマド(8合目上)

タケシマラン(8合目下)

 

タケシマラン(あかっぱげ付近)

タケシマラン(7合目下)

 

チシマザクラ?(7合目上)

チングルマが多数開花(田の原天然公園)

 

チングルマ(田の原天然公園)

ツガザクラ(8合目上)

 

ツガザクラ(8合目上)

ツガザクラ(8合目上)

 

ツルツゲの実(6合目上)

ヒメイチゲ(田の原天然公園)

 

ヒメイチゲ(田の原天然公園)

ヒメタケシマラン(あかっぱげ付近)

 

ヒメタケシマラン(あかっぱげ付近)

ミツバオウレンの開きかけ(田の原天然公園)

 

開きかけを横から

ミツバオウレンが満開(田の原天然公園)

 

ミツバオウレン(6合目)

ミドリユキザサの芽(あかっぱげ付近)

 

ミネザクラ(9合目下)

ミネズオウ(6合目)

 

ミネズオウ(6合目)

ミヤマクロウスゴ(6合目)

 

赤花のミヤマクロウスゴ(6合目)

モミジカラマツの蕾(田の原駐車場脇)

 

ヤマガラシ(田の原駐車場脇)

御嶽山(田の原天然公園)