御嶽田ノ原02/09/22

「とんびの目線」の掲示板のレギュラメンバの強い要請で、「シラタマノキの実」を試食すべく訪れました。

この日は、天気予報では、あまり天気は良くなくて、雨を予想してきましたが、雨は降りませんでした。

午前中は、ここ御嶽、中央アルプス、北アルプスの穂高連峰・乗鞍岳、南アルプスの鋸・甲斐駒、八ヶ岳、

が見えていましたが、正午に田ノ原に着いた途端、ガスが湧きあがってきて、眺望がゼロになりました。

写真の一番最後に、ガスりつつある御嶽の写真を載せました。

 

案の定、田ノ原は、すでに晩秋で、花は殆ど終りで、ここに載せなかったのは、枯れかけたゴマナ、

ヨブスマソウ(カニコウモリ?)位です。中でも一番元気だったのが、1株だけあったウドでした。

 

木の実は色々あり、噂のシラタマノキの実はそこら中にありました。

シラタマノキ、ヒメウスノキ、クロウスゴ、オオバスノキ、クロマメノキ、コケモモ、

これらの木の実を食べてみましたが、一番美味しかったのは、やはりブルーベリに似た、クロマメノキでした。

シラタマノキはほんのりとサロメチール臭がするだけで、何て事もない味で、期待していたコケモモも、

他の、ヒメウスノキ、クロウスゴ、オオバスノキとどっこいどっこいの味で、酸っぱさが勝っていました。

低山で、ナツハゼの実を良く食べますが、同じような味でした。

ただ、ナツハゼもある時期に食べるとかなり美味しいので、旬の時期があるのかもしれません。

 

ゴゼンタチバナの実や、ツルツゲの実、マイヅルソウの実はまずそうで、食べる気がしません。

そういえば、6月の雪解けのときに、食ってみた赤い実は、どうも、マイヅルソウの実のようです。

その実は妙に、石炭酸風の薬くさい味がして思わず吐き出しました。

名前を知らないアザミ

 

枯れかけたアキノキリンソウ

ウド

 

オオバスノキの実

キオン(最後の1株?)

 

クロウスゴの実

クロマメノキの実

 

コケモモの実

ゴゼンタチバナの実

 

シラタマノキの実

ツルツゲの実

 

ヒメウスノキの実

マイヅルソウの実

 

モミジカラマツの実

ヤマハハコ

 

ガスの湧き出しつつある御嶽・田ノ原