滋賀県米原市五色滝15/04/18 今日は、ドピーカンの、初夏を思わせる、最適の草花散策日和。 コウヤシロカネソウ・オオバキスミレ・ヒメヒダボタン・ピンク色のコミヤマカタバミ・エンレイソウ・イカリソウ・スミレサイシンなどの開花を期待して、五色滝に行ってみました。
五色滝下の堰堤前に到着したのは、9時20分。前訪者一台の車あり。早速、長靴に履き替え、腰に熊よけの鈴を付け、堰堤右の急坂を登る。 今年も、出迎えてくれるべき、イカリソウは、開花が少なく、最初の渡渉位置まで来ると、例年に比べ、水量が多い。「慎重に渡らないとね」などと思いながら、「3点支持」とばかりに、水面から少し顔を出している石に、右手を掛け、水の中に足を踏み入れようすると、ツルッ!。右手が内側に滑り、そのまま、横倒しに、水中に嵌り込んでしまった。「石橋を叩いてぶち壊し、渡れなくなる」、と言った私の性格が災いして、右半身が、ずぶ濡れに。勿論、右足の長靴の中は、水浸し。「今日は水難の相があるかもね」などと思いながら、長靴の中でビチャビチャする音を聞きながら、散策続行。この横滑り、違和感があった脇腹を、2日後に丹念に観察して見ると、長さ15cm幅5cmの内出血斑が、ダブついた脇腹の下面にありました。ここの訪問は、毎年、只では済ませて呉れないようです。
2番目の渡渉は、辛うじて、長靴で間に合いましたが、3番目に行くと、無い!無い!。昨年まで辛うじて掛っていた橋が流され、10mほど下流に引っ掛かっており、渡渉場所の水深は、深さ50cm程と、とても長靴では渡りきれない深さ。ここで引き返しては、コウヤシロカネソウ・オオバキスミレなどに遭えず、来た甲斐が無い。意を決して、長靴履きのままザブザブ渡渉。お陰で、ズボンがビショ濡れで、勿論、長靴も水没。 一体何のために長靴履きで来たんだろう、などと思いながら、石切場へ。 昨年、胸の位置まで嵌り込んだ、窪地は、健在でしたが、カモフラージュの草もなく、穴が露呈していました。私以外、誰も嵌らなかったようですね。 五色滝最後の渡渉も、オッカナビックリ、浅瀬を探して漸く渡りきり、林道へ出て、タラノメを採取しながら、12時少し過ぎ、無事(?)に、車の位置に戻って来ました。
コウヤシロカネソウは、2輪が開花しており、蕾が3ヶ所、10輪程見付かりました。花のあまりの美しさに、10カットほど撮影してしまいました。 オオバキスミレは、昨年と同じ場所に、2輪、開花していました。昨年は一輪だけでしたが、2輪に増えました。 ヒメヒダボタンは、全部で50株程開花していましたが、葯が赤っぽいものや、明らかに、ガク片の色が違う、ヒダボタンを思わせる個体もありました。なんだかよく判りませんね。 ピンク色のコミヤマカタバミは、折からの好天の中、多数全開しており、白花も多数開花していました。花のサイズが3cm以上ある、ミヤマカタバミも数株ありました。 エンレイソウは3株、イカリソウは、数株が開花していましたが、イカリソウが登山道わきで隊列を作って出迎える様になるには、あと一週間くらい掛るかもね。 スミレサイシンが大繁茂しており、五色滝近くでは、スミレサイシンとコミヤマカタバミ(ピンク色)が、足の踏み場もない程咲き乱れていました。
五色滝から林道に抜ける道には、今年も、タチキランソウとニシキゴロモとの中間体の様な花が、多数開花していました。 |
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滋賀県米原市旧伊吹町大久保地区15/04/18 イチリンソウ・オドリコソウ・ツルオドリコソウ・ラショウモンカズラ・トウゴクサバノオ・ニリンソウ、などの開花を期待して立ち寄って見ました。約一か月ぶりの訪問です。
大久保の診療所前駐車場に到着したのは、12時半。大混雑の予想に反し、駐車場には、一台の車もありませんでした。 駐車場から出発し、護国神社周辺をぶらついた訳ですが、天気は相変わらずのドピーカンで、50分間散策し、帰宅しました。
イチリンソウは、咲きたてで、全部で50輪程が全開しており、オドリコソウは、あちこちで雑草の如く(雑草ですが)繁茂していました。ツルオドリコソウは、まだ蕾でしたが、ラショウモンカズラが、数株、開花したての見頃状態でした。 トウゴクサバノオも、伊吹診療所のhatabo先生の仰るように、雑草の如く、繁茂していました。ニリンソウも雑草が如く、でした。
ヒメウズが満開で、シャクも開花していました。 まさに、春爛漫、って言う感じでした。 |
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三重県いなべ市藤原岳山麓15/04/19 |
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滋賀県三重県県境鞍掛峠15/04/19 今日のいなべ市の天気予報は、前日の昼過ぎまでは曇り、前日午後には、小雨に変更。 何れにせよ、登山者が減って、峠駐車場や、コグルミ谷付近駐車場に空きが出来るであろう、との予想の下、出掛けました。 ボタンネコノメソウ(?)・シロバナネコノメソウ・タキミチャルメルソウ・ミノコバイモ・ヨゴレネノメ(?)などの開花を期待しての訪問で、2013年から国道306号の三重県側が2年間通行止めだった為、3年ぶりの訪問となりました。
現地到着は、10時半頃。雨は小降りで、予想通り、コグルミ谷付近駐車場所には、一台の車もなく、予測が当たり、ほくそ笑むが、コグルミ谷通行止めの看板があり、ガックリ!。 あとで、時間があれば、コグルミ谷の入り口辺りを少し散策して見る事にしようと、横目で見て、通過。
鞍掛峠三重県側駐車場脇には、10人程の登山者が雨具に着替えていましたが、それも横目で見ながら、鞍掛トンネルを越え、滋賀県側駐車場に駐車し、傘を差しながら、長靴履きで、草花散策開始。 ボタンネコノメソウ(?)が30株、ヨゴレネコノメ(?)が20株程、開花していました。ここのボタンネコノメソウ(?)ですが、山渓ハンディ図鑑「山に咲く花」にあるように、ここは、「日本海側」とは言えないので、ボタンネコノメソウではなく、アカヒダボタンで、どちらかと言えば、日本海側にある、舟伏山のものが、ボタンネコノメソウ、との話があります。しかし、私には、納得できるような材料が無いので、ボタンネコノメソウ?、として置きます。 ヨゴレネコノメ(?)ですが、これまで、蕊の感じが、ヨゴレネコノメにそっくりなので、ヨゴレネコノメとして来ましたが、郡上大和FMで遭遇した知人が、未発表の新種スズカボタン(仮称)だと、仰りました。これからは、スズカボタン?、と言う事とします。
鞍掛けトンネルを戻り、三重県側駐車場に戻ると、先程の一群の登山者は、既に登山を開始し、登って行ってしまった雰囲気でした。私も、傘を差しながら、ミノコバイモの場所まで、登っていく事としました。 しかし、3年前までは、数輪あった、ミノコバイモは、葉っぱすら見当たらず、下山。 そして、駐車場脇の沢を散策。 沢では、シロバナネコノメソウが20株程、タキミチャルメルソウが数株開花し、ハクサンハタザオも10株程が開花していました。
散策を終え、11時半、コンビニおにぎりで、昼食を済ませると、雨が本降りに...。 コグルミ谷を横眼で見ながら、関ヶ原まで戻り、下道で、家路に着きました。 |
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