|
鞍掛峠を走る国道３０６号線の「冬季通行止＆道路補修工事止」が、４月中旬に解除され、恒例の、鈴鹿山脈焼尾山・コグルミ谷・藤原岳山麓の草花散策に出掛ける事としました。 訪問当日の天気は今一でしたので、最初に藤原岳山麓（聖宝寺周辺）に行き、焼尾山・コグルミ谷は、お天気次第、と言う事で訪れてみました。
三重県いなべ市藤原岳山麓聖宝寺周辺１２／０４／２１ |
|
|
|
|
|
三重県滋賀県県境鈴鹿山脈鞍掛峠１２／０４／２１ 本日は、曇りで、午後から天気が崩れる、と言う予報。多分、訪れる人が少ないので、駐車場にちょっと車を留めて、写真を撮ることくらいは出来るだろう。でも、焼尾山への登山は、雨で出来ず、イワウチワも見れないな、と思いながら国道３０６号線を、鞍掛峠に向けて走りました。 途中、道路工事が終わっていない個所が２ヶ所あり、交互通行になっていた。 現地に到着して、少し、拍子抜けしました。 路肩に駐車している車が、殆ど見当たらない。コグルミ谷付近で一台、鞍掛峠三重県側駐車場で２台、鞍掛峠滋賀県側駐車場にはゼロ。私を含め、根性無しが揃っているようです。
滋賀県側駐車場で、霧雨の少雨が降る中、傘を差しながら、ボタンネコノメソウを探す。１０株程固まって開花していた。
三重県側駐車場に戻り、ガランとした駐車場に車を停め、谷へ下りて、シロバナネコノメソウ・チャルメルソウ・ハクサンハタザオなどを探す。雨は少雨に変わった。ここのシロバナネコノメソウは、ハナネコノメかと思っていたが、花弁の先端が尖っているので、一応、シロバナネコノメソウとした。本物の、ハナネコノメをみたことが無いので何とも言えない。チャルメルソウは、まだ全開しておらず、やっと花弁が出てきたところだった。パソコンに取り込んで見ると、花弁が羽裂しておらず、タキミチャルメルソウだった。ここのものは、チャルメルソウとタキミチャルマルソウが、混在しているのかもね。 人っ子一人いない登山道を少し登って、ミノコバイモの場所に行って見ると、３株見付かった。内一株は、虫に食われたのか、花弁が傷んでいた。このまま登れば、焼尾山に行けるのだが、根性無しの私は、ここで引き返してしまった。
イワウチワは、別の機会に、別の場所で見る事としました。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
三重県いなべ市コグルミ谷１２／０４／２１ 雨は本降りに。 コグルミ谷付近の駐車場には、相変わらず一台のみが駐車。入口の、一台しか停められない駐車場所は空いていたが、何故か気が引けて（気が小さいね）、駐車中の車の横に駐車。 せめて、入口付近のヨゴレネコノメだけでも撮影しようと、行って見ると、辺りの景色は、昨年までとは一変しており、岩がゴロゴロ。昨年の大雨などで、また、大水が出たらしく、花どころか、草も全く生えていなかった。 せめてヨゴレネコノメの場所まで、望むらくは、シロバナネコノメソウが群生している、タテ谷合流点まで、行って見ようと、小降りになった雨の中を登りました。
結局、タテ谷合流点まで行って、シロバナネコノメソウ群生に出会い、ヨゴレネコノメにも多数遭遇しました。ニリンソウが５輪ほど、今にも開花しそうな蕾の姿で輝いており、ミノコバイモも３輪見付かりました。ミノコバイモは、３輪のうち一輪がピンボケ、一輪が、急な崖下２ｍの場所にあり、撮影できず。
タテ谷合流点からの帰り道、片手に傘、片手にカメラで、「滑ると谷底に落ちて命が無いかも。気を付けて」と自分に言い聞かせた途端、足が、濡れた石灰岩で１ｃｍ程滑り、肝を潰しました。クワバラ！クワバラ！ 近年、足腰の安定性がとても悪くなっています。２日前、茶臼山せせらぎの径の、何でもない山道で、小さな倒木に足を取られ、２ｍ程、前のめりになってずっこけました。今も左ひざにその時の青あざが残っています。 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
