面の木峠１０／０７／０４

ウリノキ・アクシバ・ミズチドリ・マルバノイチヤクソウ・ウメガサソウなどの開花を期待して訪れました。前週に引き続いての訪問です。

県道８０号線を稲武側から登るとき、ガスってはいたものの、雨は降りませんでしたが、峠近くになると、ガスと強風で草花の撮影どころではありませんでした。

しかし、峠から８０号線を下り、木地屋敷跡に着くと、日が差してきて、風も弱まりました。その後一時的に通り雨があったものの、草花散策日和となりました。前日までの天気予報は何だったのでしょうね。私が前日、毎週末土日の天気の悪さを怒ったり悲しんだりしていたのを、聞き届ける人が居たのでしょうかね。

ウリノキは、５輪ほど開花し、アクシバは一輪、ミズチドリは開花して早くも終盤の花があり、マルバノイチヤクソウは、全体の７割が開花し、ウメガサソウも３株４輪開花していました。

そして、オオヤマサギソウの蕾が３株見付かり、最高の草花散策となりました。惜しむらくは、マルバノイチヤクソウ全体像のピント合わせに失敗した事でしょうか。

県道稲武側道路脇では、サルナシの雄花が開花していましたが、雌花は見当たらず、且つ、雨で花弁がグッショリ濡れていて、良い写真が撮れませんでした。また、濃霧と腕の悪さから、ミズキの実・サンカクヅルなどの撮影に失敗しました。道中にピンク色の木の花が３ヶ所程咲いており、傍に寄ってみると、ヤマボウシでした。植栽でしょうかね。そうそう、クサレダマの様子を見てみたのですが、見当たりませんでした。マツブサも見当たりませんでした。

面の木園地では、キバナノヤマオダマキが開花し、バイケイソウが一輪だけ開花していましたが、強風のためバイケイソウの全体像の撮影は出来ませんでした。

県道津具側道路脇では、エビガライチゴ・ウリノキが開花しました。前週見るのを忘れた、バイカウツギの様子を見ると、花は既に終盤になっていました。

木地屋敷跡では、ミズチドリが開花し出しており、花を沢山付けている株を撮影して見ると、花弁が既に黒変しかかっていました。花の命は短いです。前週全て蕾だったマルバノイチヤクソウは、７割の株が開花し、葉っぱも揃った綺麗な株が３株ほどあったのに、全体像のクリアな写真は撮れませんでした。ウメガサソウは、前週まで蕾も見当たらなかったのですが、いきなり、３株４輪が開花していました。アクシバは、一輪だけですが開花し、クモキリソウは、前週撮影したものが満開になり、更に、大株が見付かりました。この大株は、５株が固まっているもので、一株以外は横倒しになっており、根元が水で流されてしまったような状態でした。カキランも５株ほど開花し、オオヤマサギソウが蕾ながら３株見付かりました。オニノヤガラ（アオテンマ？）は、探しても見当たらず、ヤワタソウは、予想通り昨年植栽された物のだったようで、今年は、小さめの葉っぱが確認出来ただけです。