木地屋敷跡02/07/07

本降りの雨と霧の中、1210円も使って茶臼山高原道路で面ノ木峠に向かいます。

目的は、前週(6月30日)に見つけたウメガサソウとイチヤクソウの様子を見ることで、

「暗いところで写真が撮れるかもしれない」ヘッドランプを持参して行きました。

蛇峠山と茶臼山を回った後で、時刻は16時半を回っており、雨と霧のせいで辺りは薄暗くなっています。

 

ウメガサソウとイチヤクソウがあった場所に着くと、イチヤクソウは見られますが、

ウメガサソウが見当たりません。

誰か心無い人が盗掘してしまったのかと、あらぬ疑いを持って、もう一度良く探してみると、

花びらの落ちてしまった、ウメガサソウがありました。

このまえ、蕾だと思っていたものは、花の朽ち果てる寸前だったかもしれません。

肉眼ではあまりはっきりしないほど小さいのです。(高さ5cmくらいのもの)

早速ヘッドランプを使って、撮影してみましたが、あまりうまく取れませんでした。

ヘッドランプを着けたおかげで、イチヤクソウは少し赤みがかって写っています。

 

木地屋敷跡の湿地では、ノハナショウブ(?)、カキランが咲き、ミズチドリは見ごろを迎えています。

ギボウシの穂がだいぶ伸びてきました。ツチアケビはいつ頃開花するでしょうか?

イチヤクソウ

ヘッドランプのせいで赤みがかったイチヤクソウ

 

花びらの散ってしまったウメガサソウ

 

ツチアケビの蕾

ミズチドリ