茶臼山山麓16/03/30 今年は春の訪れが早そうなので、ザゼンソウ・ダンコウバイ以外にも、早春の花々(バイカオウレン・ヒメイチゲ・コガネネコノメソウ・ワサビ・ユリワサビ)も開花しているかもしれないと思い、訪れました。今年最初の訪問です。
空は薄雲り。茶臼山高原道路から見る、南アルプスは、薄ぼんやりで、カメラに映る程ではありませんでした。
茶臼山高原道路脇のダンコウバイは、雌花雄花共に、今までにない程、綺麗に開花していました。何時もの年ですと、開花してから降霜に遭遇したりして、花が傷んでいたのですが、今年は、そんな事も無く、綺麗に全開していました。
矢筈池湖畔のヒメイチゲの様子を見てみると、湧水のある場所では、蕾すら見当たらず、やっぱり、早すぎたのかも、と思いつつ、辺りをうろついてみると、湧水より少し上の場所で、3輪の開花したての花、2輪の蕾が見付かりました。
気を良くして、芹沼池源流部に行ってみると、ワサビが数株満開になっており、ユリワサビも数株が開花していました。
旧野外活動ロッジ裏に行ってみると、コガネネコノメソウが、3群30株程開花しており、ユリワサビも開花し出していました。
小鳥の森アテビ島に行ってみると、例年通り、ザゼンソウが10株程開花していました。
この分だと、想定した全ての花が開花しているかもしれないと、喜び勇んで、小鳥の森せせらぎの径に行ってみました。しかし、バイカオウレンは、残念ながら、まだ一輪も開化に至っていませんでした。でも、開花寸前の蕾がありましたので、内2輪を息で半開きにさせ、撮影して来ました。
このあと回って見た、旧キャンプ場・森の広場では、何の花も見当たらず、まだ真冬の様相で、惨憺たるものでした。 |
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