比丘尼城跡04/10/23

エンシュウハグマ、ムラサキセンブリ、シモバシラの花が見たくて、念願の比丘尼城跡・その他を訪れました。

多治見市の自宅から一般道を使って約100Km、時間にして3時間ほどの場所です。

偶然、私の訪れた時間に、この地に詳しいNAKAさんに遭遇し、あちこち案内していただき、

無闇に彷徨うことなく、目的の花に出会えましたことをこの場を借りてNAKAさんに感謝申し上げます。

 

愛知県新城市比丘尼城跡04/10/23

比丘尼城跡は新城市中宇利南馬場にあり、「桜の園」として名の知られた蛇紋岩帯の山塊で、

春には、キンラン、ソクシンラン、シライトソウなども群生するという事で、春にも訪れたい場所です。

今日の目的は、エンシュウハグマとムラサキセンブリです。

エンシュウハグマは、盛りは過ぎた、との話でしたが、まだ多数咲いており、蕾もたくさんありました。

エンシュウハグマの花びらの紫色がかったカールが素晴らしく、最初の一花を見たときには、

東邦ガスの回し者のように「凄い!」を連発していましたが、あまりにもたくさん咲いているので、

そのうちに、慣れてしまい、「ああ、ここにもある」と言った風になってしまいました。慣れは怖いですね。

ムラサキセンブリも同様で、多数咲いていましたので、最後は咲いていて当たり前、のような感じになりました。

シライトソウらしきもの・ノギランがあちこちで果実となった花穂を立てており、センブリも少し咲いていました。

コウヤボウキの群生も凄かったです。

このように色々凄いものを見たらそれで満足すれば良いものを、サクラタデも見たくなり、探した所、

念願だったサクラタデも白花ながら幾株か咲いていました。

アカバナ(2番花?。近くの田んぼ脇)

 

エンシュウハグマ

エンシュウハグマ

 

エンシュウハグマ

エンシュウハグマ

 

エンシュウハグマ

エンシュウハグマ

 

エンシュウハグマ

オケラの赤花

 

オケラ

コウヤボウキも大群生

 

サクラタデの白花

サクラタデの白花

 

サクラタデの白花

サクラタデの白花

 

センブリも一株ありました

ナンバンギセル

 

とても小さなマツムシソウ(直径10mm程度)

ムラサキセンブリ

 

ムラサキセンブリ

ムラサキセンブリ

 

ヤマハッカ

 

愛知県新城市大原調整池04/10/23

引き続きNAKAさんの案内で、シモバシラの花を見に訪れました。

豊川用水の大原調整池は思った以上に大きな池で、NAKAさんの案内がなかったらとてもシモバシラの花に遭遇することは出来なかったと思います。

シモバシラの花は終わりかけていたのものの、思った以上にピンク色掛かっており、花序の姿は図鑑などに載っている物とは違っていたのの、初花に感動しました。また、付近にはヒキオコシも多数群生していました。

シモバシラ

 

シモバシラの草体

ナギナタコウジュ

 

ヒキオコシ

 

愛知県宝飯郡一宮町旗頭山04/10/23

NAKAさんの「白花のヤマラッキョウ」があるかも知れない、との話で、旗頭山古墳群のある場所に案内して頂きました。旗頭山は北半分が砂利の採掘の為ばっさりと切り取られた山で、多数の古墳があり、

ヤマハッカ、ヤマラッキョウ、ムラサキセンブリ、アキカラマツが群生しており、ツルボの花後と思われる穂が多数林立していました。

白花のヤマラッキョウは探せませんでしたが、無数のヤマラッキョウ・ヤハハッカが繁茂し、

ツルボの花期には、とても見事なツルボの群生が見られそうでした。

一番目立ったヤマハッカはあまりにも多数咲いていたためか、撮影に失敗してしまいました。

ヤマラッキョウは山裾の方ではまだ蕾で、上のほうには咲いている個体がたくさんありました。

ヤマラッキョウはこれから多数咲くと思います。

綺麗なものの撮影に失敗したアキカラマツ

 

ここにもムラサキセンブリが群生していました

ヤマラッキョウ

 

ヤマラッキョウ