名古屋市東山植物園温室以外の花&実23/01/02

「1月の花マップ(22年12月25日調査・23年1月2日発行)」を携えて、訪れました。22年12月15日に引き続いての訪問です。

 

アメリカ産植物見本園(以下、「米国産園」と略記)では、クチナシの実、以外に、目立った花・実は、見当たりませんでした。

 

フォークダンス広場(以下、「FD広場」と略記)脇では、新規グレビレアの開花は無く、3種(‘ココナッツアイス’・‘ヒルズジュビリー’・‘ファイヤーワークス’)の開花に留まり、1種(‘ジョンズエバンス’)が蕾のままでした。バンクシア2種(スピヌロサ・インテグリフォリア)・タイワンモクゲンジ(実)は、元気でした。

 

しゃくなげの森では、クリスマスローズ3種(‘マリア’・‘ハイジ’・ハルザキクリスマスローズ)が咲きだし、スノードロップ=エルウェシーが終盤で、アズキナシ・ソヨゴ・オオカナメモチ、の実が綺麗に色付いていました。シャクナゲの返り咲き(?)は、消滅していました。

 

ツツジヶ丘南麓のカンレンボクの実は、枯れて茶変していました。

 

中国産植物園林(以下、「中国産園」と略記)では、期待していた、カミヤツデ・オイワケヒイラギナンテンは、まだ蕾で、開花した様子さえ伺えなかったばかりか、カミヤツデに至っては、蕾を付けた花茎がしな垂れており、枯れるのを待っているかのようでした。シナマンサクも蕾のままでしたが、ヒイラギモチ・ビナンカズラ・マンリョウ、の実は元気で、中国ガマズミの実だけは、萎れて潰れていました。

 

花園橋北西では、今まで気が付かなかった(「1月の花マップ」に記載あり)、シロダモが実を付けており、綺麗でした。近くには、雌株だけで雄株は見当たりませんでしたが、花の時期(10月下旬)に探したら見つかるのかもね。

 

宿根草園では、特に目新しいものは、見当たりませんでした。

 

伊藤圭介の庭では、イズセンリョウの蕾、以外、目ぼしいものは見当たりませんでした。

 

植物会館南脇では、初花の、マンドラゴラが1株1輪、開花していました。

 

ヤドリギの在り処を聞こうと、植物会館に立ち寄り、居合わせた人に尋ねると、「ヒノキバヤドリギ」と言うものが、奥池北のウグイスカグラ脇に在って、看板がある、との事。後で、立ち寄って見る事としました。

 

11時、温室に入り、カメラレンズの曇りに戸惑いながら、2時間の散策を行いました。

 

宿根草園北では、コウヤボウキ綿毛が、綺麗に開きだしていました。

 

以下、「1月の花マップ」に記載されているもの、そして「ヒノキバヤドリギ」、を、巡りました。

 

也有園付近では、南東のボケ(ピンク色)が1株2輪開花しており、北脇のマンリョウの実が綺麗で、西脇では、ジャノヒゲの実が2花序4個、見つかりました。北西脇では、シキミが1株数輪開花していました。

 

奥池北では、ウグイスカグラ西隣のツバキの木に、「ヒノキバヤドリギ」が寄生しており、一見、花も実も付けていないように見えましたが、良く見ると、直径2mm程度の小さな実が付いていました。

物の本を調べてみると、花期は、ヤドリギの花期(2月〜3月)と異なり、春〜秋との事。

 

合掌造りの家周辺では、南西脇のシロミノマンリョウの実、北東脇のクチナシの実、が綺麗でした。

 

日本庭園南道路南傍では、キミノセンリョウ・センリョウ・ムサシアブミ・ハナミョウガ・オオバジャノヒゲ・ヤブラン、の実が、残留していました。

 

早春の小道北傍では、ノシランの実は蒼いままでしたが、ロウバイ1株(花に接近出来ず、蕊の様子が伺えませんでしたが、ソシンロウバイではない、と思います)が開花していました。

 

梅の谷南脇では、赤花のボケ1輪が、終盤でした。

 

ビオトープでは、西脇のサクラバハンノキは、まだ蕾で、フユイチゴの実が残留していました。

 

お花畑休憩所付近では、東のハンノキが蕾を付け、西のセンダンの実が白く熟し、西脇のタラヨウの実については、赤く熟した実に、蒼い実も混じっていました。

 

星ヶ丘門南では、ツワブキが綿毛になっていました。

アオキの蒼い実(也有園北西脇)P

 

イズセンリョウの蕾(伊藤圭介の庭)P

 

アズキナシの実(しゃくなげの森)P

 

中国ガマズミの潰れた実(中国産園)P

 

オオカナメモチの実(しゃくなげの森)P

 

カナメモチの実(源氏の庭西)P

 

エノキの枯れた実(お花畑休憩所北脇)P

 

オイワケヒイラギナンテンの蕾(中国産園)P

 

オオバジャノヒゲの実(日本庭園南道路南傍)P

 

ジャノヒゲの実(也有園西脇)P

 

カミヤツデの蕾(中国産園)P

 

カミヤツデの蕾。同左(中国産園)P

 

カミヤツデの蕾(中国産園)P

 

カミヤツデの蕾。同左(中国産園)P

 

カンレンボクの枯れた実(ツツジヶ丘南麓)P

 

キリの弾けた実(お花畑休憩所西脇)P

 

キミノセンリョウの実(日本庭園南道路南傍)P

 

キミノセンリョウの実(日本庭園南道路南傍)P

 

センリョウの実(日本庭園南道路南傍)P

 

センリョウの実(日本庭園南道路南傍)P

 

マンリョウの実(中国産園)P

 

マンリョウの実(也有園北脇)P

 

シロミノマンリョウの実(合掌造りの家南西脇)P

 

ギンバイカの実(スイレン池南)P

 

クリスマスローズ‘ハイジ’(しゃくなげの森)P

 

クリスマスローズ‘マリア’(しゃくなげの森)P

 

ハルザキクリスマスローズ(しゃくなげの森)P

 

サルトリイバラの実(中国産園)P

 

クチナシの実(米国産園)P

 

クチナシの実(合掌造りの家北東脇)P

 

グレビレア‘ココナッツアイス’(FD広場脇)P

 

グレビレア‘ジョンエバンス’の蕾(FD広場脇)P

 

グレビレア‘ヒルズジュビリー’(FD広場脇)P

 

グレビレア‘ファイヤーワークス’(FD広場脇)P

 

コウヤボウキの綿毛(宿根草園北)P

 

スズカアザミ?の綿毛(ビオトープ南脇)P

 

ツワブキの綿毛(星ヶ丘門南)P

 

パンパグラスの穂(宿根草園)P

 

サクラバハンノキの蕾(ビオトープ西脇)P

 

ハンノキの蕾(お花畑休憩所東)P

 

シキミ(也有園北西脇)P

 

シナマンサクの蕾(中国産園)P

 

シロダモの実(花園橋北西脇)P

 

タラヨウの実(お花畑休憩所西脇)P

 

ヒイラギモチの実(中国産園)P

 

スノードロップ・エルウェシー(しゃくなげの森)P

 

センダンの実(お花畑休憩所西)P

 

ソヨゴの実(しゃくなげの森)P

 

タイワンモクゲンジの実(FD広場南東)P

 

ニホンズイセン(宿根草園)P

 

ノシランの蒼い実(早春の小道北傍)P

 

ヒマラヤユキノシタ(宿根草園)P

 

ハナミョウガの実(日本庭園南道路南傍)P

 

ハナミョウガの実。左と同群(日本庭園南道路南傍)P

 

バンクシア・インテグリフォリア(FD広場脇)P

 

バンクシア・スピヌロサ(FD広場脇)P

 

ビナンカズラの実(中国産園)P

 

ムサシアブミの実(日本庭園南道路南傍)P

 

ヒノキバヤドリギ(奥池北脇)P

 

ヒノキバヤドリギ。左と同株(奥池北脇)P

 

フユイチゴの実(ビオトープ)P

 

ミントマリーゴールド(宿根草園)P

 

ピンクの、ボケ(也有園南東)P

 

赤花の、ボケ(梅の谷南脇)P

 

マンドラゴラ(植物会館南脇)P

 

マンドラゴラ。同左(植物会館南脇)P

 

ヤブランの実(日本庭園南道路南傍)P

 

ヤマコウバシの実(也有園東)P

 

ロウバイ(早春の小道北脇)P